日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は10月2日、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(本社:東京都港区、代表取締役 社長 兼 グローバルCEO:アンドリュー・ハウス)、株式会社ポリフォニー・デジタル(本社:東京都江東区、プレジデント:山内 一典)と共同で開催している、ゲームソフト「グランツーリスモ」のトッププレイヤーに対し、本物のプロフェッショナルレースドライバーになるチャンスを付与するコンテスト「GTアカデミー by 日産×プレイステーション®」(以下、「GTアカデミー」)の約4ヵ月にわたる全貌を収めた記録映像および結果を専用サイトにて公開した。
<「GTアカデミー」の約4ヵ月にわたる全貌を収めた記録映像>
「GTアカデミー」は、2008年にソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパ、ポリフォニー・デジタル、欧州日産自動車会社のコラボレーションから生まれたドライバー発掘・育成プログラムである。
日本初開催となる今年は4月21日(火)より予選が行われ、ヨーロッパ、北米、南米、アジアから選ばれた24の参加国中で最も多い6万人(※)以上が日本から参加した。
予選はPlayStation®3専用ソフトウエア『グランツーリスモ6』にて行われ、同ゲームを通じて記録を残した上位20名がジャパンファイナル(日本国内決勝戦)へと進出。
ジャパンファイナルは7月11日(土)、12日(日)の2日間の日程で行われ、実車を用いた適正テスト、体力テスト、メディアテスト、『グランツーリスモ6』を用いた最終スキルテストによって日本大会代表6名が決まった。
代表となった6名は、8月14日(金)~ 20日(木)の期間、イギリス、シルバーストンで行われた「GTアカデミー2015 アジア大会」(以下、「アジア大会」)のレースキャンプに参加。
同キャンプでは、日本、インド、インドネシア、タイ、フィリピンのアジアの代表30名が、様々な競技やテストに挑戦することで、レーサーへの適性を徹底的にテストされ、各国大会代表1名へと絞り込まれた。
その後、5名で行われたファイナルレースでは、フィリピン代表選手がアジア大会優勝者となり、惜しくも日本人からのプロレーサーの誕生はならず、なお、アジア大会優勝者のフィリピン代表選手は、レースドライバーになるための様々な訓練を経て、プロレーサーとして、2016年1月、ドバイ24時間レースにてデビューする。※2015年の日本におけるオンライン予選Round 1へのエントリー人数と、ライブイベント予選の参加者数合計
GTアカデミー専用サイト: http://www.nissan.co.jp/SP/GTACADEMY/
「グランツーリスモ」公式サイト内 GTアカデミー コーナー: http://www.gran-turismo.com/jp/academy/
※ 「PlayStation」および「グランツーリスモ」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標。
大会概要(これまでの実績)
「GTアカデミー」はこれまでに16人の卒業生(レーサー)を輩出。彼らは様々な実車レースで優勝するなど、実績を残し活躍している。
SUPER GT等にも参戦し、今年は世界耐久選手権(WEC)や全日本F3選手権にも出場予定のレーサー、ルーカス・オルドネス 選手(スペイン)も、この「GTアカデミー」の出身。
<現在までの開催実績>
2008年(ヨーロッパ大会)
2010年(ヨーロッパ大会)
2011年(ヨーロッパ大会、北米大会)
2012年(ヨーロッパ大会、ロシア大会、ドイツ大会、北米大会)
2013年(ヨーロッパ大会、ロシア大会、ドイツ大会、北米大会)
2014年(ヨーロッパ大会、ドイツ大会、北米大会、インターナショナル大会)
2015年、満を持して、ゲーム『グランツーリスモ』と日産自動車のマザーカントリーである日本において開催に至った。