「技術・解説」カテゴリーアーカイブ

NTT、自動運転レベル4映像遠隔監視に係る自動判定技術を確立

新ITU-T勧告P.1199「物体認識率推定技術」の標準化を達成

NTT(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明)は11月7日、自動運転車両から遠隔管制室に送信される遠隔監視映像から、物体の飛び出しを認識することが可能な映像品質であるかを推定する「物体認識率推定技術」を確立した。 続きを読む NTT、自動運転レベル4映像遠隔監視に係る自動判定技術を確立

住友ゴム独自のソフトウェア技術「センシングコア」国内初事業化へ

いすゞ自動車の大型トラック新型「ギガ」に車輪脱落予兆検知を標準搭載

住友ゴム工業は(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長:山本悟)は10月29日、現代のモビリティ社会が抱える様々な課題の解決に向け、タイヤや車両、路面の状態を検知する独自のセンシング技術「センシングコア」の開発に取り組んできた。

そのセンシングコアが国内自動車メーカーに初採用され、10月29日より販売されることが決まった。 続きを読む 住友ゴム独自のソフトウェア技術「センシングコア」国内初事業化へ

Astemo、レアアースフリーで資源リスクを低減する新型モーターを開発

同期リラクタンスモーターとの組合せで主駆動から副駆動まで幅広い出力に対応

日立製作所、本田技研工業、JICキャピタルによる共同出資会社Astemo(アステモ/本社:東京都千代田区、代表取締役社長:竹内弘平)は10月27日、BEV(Battery Electric Vehicle)向けに、資源リスクを大幅に低減可能な、レアアースを使用しない新型モーターを開発した。

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旭化成、クリーン水素製造用アルカリ水電解システムの生産能力拡大

川崎製造所を水電解・食塩電解事業の重要拠点として整備

旭化成(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎)は10月23日、川崎製造所でクリーン水素製造に用いる「アルカリ水電解システム」と、塩素・苛性ソーダ製造に用いる「イオン交換膜法食塩電解プロセス」の両事業に対応した電解用枠・電解用膜を併産できる新工場の建設計画を正式決定した。

*画像は水素製造に用いるアルカリ水電解装置の全体像

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損保ジャパンと東医大スタートアップ、安全運転支援で連携

損害保険ジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石川 耕治)と、東京医科大学発スタートアップのMEDEMIL(本社:東京都新宿区、表取締役社長:柳町 守)は、全てのドライバーが安心・安全に運転を続けられる環境構築を目的に業務提携に係る覚書を締結した。 続きを読む 損保ジャパンと東医大スタートアップ、安全運転支援で連携

住友金属鉱山とトヨタ、全固体電池用の正極材量産に向け協業へ

住友金属鉱山(本社 : 東京都港区)とトヨタ自動車(本社 : 愛知県豊田市)は10月8日、バッテリーEV(BEV)に搭載する全固体電池の正極材量産に向けて共同開発契約を結んだ。今後、両社は今協業での開発を更に進めていくと話している。 続きを読む 住友金属鉱山とトヨタ、全固体電池用の正極材量産に向け協業へ

マツダ、自動車製造の知見で獲得した塗膜耐食性評価を事業化

マツダ( 本社所在地:広島県安芸郡府中町、代表取締役社長兼CEO:毛籠勝弘 )は10月8日、塗装の技術・材料開発を介した環境負荷の低減、社会インフラの効率的な維持管理、製品の長寿命化を通じた社会課題解決への貢献などを目指し、「塗膜耐食性評価サービス」の事業化に向けた本格的な事業性検証の実施に乗り出した。

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ダイハツ、豊田中研、トヨタ九州、再エネ電池を使う分散型電力網実証

ダイハツ工業(大阪府池田市、代表取締役社長:井上 雅宏)、豊田中央研究所(愛知県長久手市、代表取締役 所長兼CRO :志満津 孝)、トヨタ自動車九州(KYUSHU/福岡県宮若市、代表取締役社長:長木 哲朗)は10月7日、トヨタ九州・小倉工場で再生可能エネルギーを活用したマイクログリッドシステム(MG/分散型電力網)の実証実験を開始したことを明らかにした。 続きを読む ダイハツ、豊田中研、トヨタ九州、再エネ電池を使う分散型電力網実証

IBMとAMD、次世代コンピューティングに向け連携

IBMAMDは9月5日、「量子を中心としたスーパーコンピューティング(quantum-centric supercomputing, QCSC)」として知られる量子コンピューターとハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)を組み合わせた次世代コンピューティング・アーキテクチャーの開発計画を発表した。 続きを読む IBMとAMD、次世代コンピューティングに向け連携

豪で開催のBWSC2025、ブリヂストンユーザーがタイトル獲得

ブリヂストンがタイトルスポンサーを務める世界最高峰のソーラーカーレース「2025 Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」で「ENLITEN技術」搭載タイヤの装着チームが、チャレンジャークラス、クルーザークラスの両部門で優勝を果たした。 続きを読む 豪で開催のBWSC2025、ブリヂストンユーザーがタイトル獲得

横浜ゴム、「2025年サービス技能コンテスト全国大会」を開催

横浜ゴム(本社所在地:神奈川県平塚市、代表取締役会長兼CEO:山石昌孝)は8月22日(金)から23日(土)、静岡県沼津市でタイヤの知識から接客および点検・交換作業まで総合サービス力を競う「2025年サービス技能コンテスト全国大会」を開催した。 続きを読む 横浜ゴム、「2025年サービス技能コンテスト全国大会」を開催

東京大学とデンソー、社会連携講座を共同開設

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(研究科長:加藤 泰浩)とデンソー(本部:愛知県刈谷市、代表取締役社長:林 新之助)は2025年4月1日(火)に、社会連携講座「AI技術を活用して持続発展する次世代生産システム運用基盤の構築」を開設した。 続きを読む 東京大学とデンソー、社会連携講座を共同開設

いすゞ、自動運転専用テストコースを北海道むかわ町に新設

いすゞ自動車(本社:神奈川県横浜市、社長COO:南真介)は8月29日、自動運転レベル4トラック・バスの早期実用化に向けた取り組みを加速するべく、いすゞグループ傘下のいすゞ北海道試験場(IHPG/本社:北海道むかわ町、社長:三木郁雄)の敷地内に自動運転専用テストコースを新設する。 続きを読む いすゞ、自動運転専用テストコースを北海道むかわ町に新設

マツダら4社企業、法人向けに次世代バイオ燃料の体験試乗会を実施

マツダ( 本社所在地:広島県安芸郡府中町、代表取締役社長兼CEO:毛籠 勝弘 )は8月22日、バス・トラックメーカー大手のいすゞ自動車、バイオ燃料の市場拡大と浸透を見据えるユーグレナ、企業法人向けの燃料供給体制の拡充を推し進める平野石油の4社共同で、法人の次世代バイオディーゼル燃料への理解を深めて貰うべく、企業や官公庁の関係者に呼び掛け、東京都港区のホテルで「次世代バイオディーゼル燃料の体験会」を開いた。 続きを読む マツダら4社企業、法人向けに次世代バイオ燃料の体験試乗会を実施

トヨタ紡織、高耐衝撃セルロース構造材料の研究開発がNEDOに採択

トヨタ紡織が主導し、産学連携で社会実装へ向け本格始動

トヨタ紡織(本社:愛知県刈谷市、社長:白柳 正義)、日本製紙(本社:東京都千代田区、社長:瀬邊 明)、国立大学法人京都大学(所在地:京都市左京区、総長:湊 長博)、地方独立行政法人京都市産業技術研究所(所在地:京都市下京区、理事長:西本 清一)の4者は8月7日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のNEDO先導研究プログラムに、「低コスト・高耐衝撃セルロース構造材料の研究開発」が採択され、共同研究をスタートさせる。 続きを読む トヨタ紡織、高耐衝撃セルロース構造材料の研究開発がNEDOに採択

T2とイミロン、安全論証に係る共同プロジェクトを開始

次世代モビリティの社会実装に向け、数学的アプローチによる安全性評価・論理的説明性を強化へ

T2(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:熊部 雅友)とイミロン(本社:東京都千代田区、代表取締役 足立 正和)は8月5日、自動運転レベル4認可取得に向けた形式的安全論証の共同検証プロジェクトを、2025年8月より開始した。

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シャープら、モビリティ向け超小型軽量衛星通信端末を共同開発へ

シャープ(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:沖津雅浩)、三菱ケミカル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:筑本学)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT・エヌアイシーティー/本部:東京都小金井市、理事長:徳田 英幸)、テックラボ(TECHLAB/本社:東京都多摩市、代表取締役:畠山 裕史)と共同で、モビリティ向けの超小型かつ軽量のLEO衛星通信ユーザー端末を開発することで合意した。 続きを読む シャープら、モビリティ向け超小型軽量衛星通信端末を共同開発へ

小野測器、ベンチマーキングレポートに「シャオミSU7」を追加

ニーズの高い「ロードノイズ伝達経路解析(TPA)」も追加へ

電子計測器の製造および販売を行う小野測器(本社:神奈川県横浜市西区、代表取締役社長:大越 祐史)は、自社の「ベンチマーキングレポート販売」に中国の電動スポーツセダン「Xiaomi SU7 Max」の新規レポートを追加し5月より販売を開始した。 続きを読む 小野測器、ベンチマーキングレポートに「シャオミSU7」を追加

日本製鉄の環境配慮型チタン、スズキ・鈴鹿8耐参戦車両に採用

日本製鉄の環境配慮型チタン「TranTixxii-Eco(トランティクシー・エコ)」が、スズキの鈴鹿8耐レース参戦車両に採用された。これを受けて日本製鉄は、モータースポーツを通じてカーボンニュートラル社会の実現に貢献する戦略を模索する。 続きを読む 日本製鉄の環境配慮型チタン、スズキ・鈴鹿8耐参戦車両に採用

東大・早大ら、多孔性結晶中のNaイオンの高速拡散機構を新たに提唱

次世代ナトリウムイオン電池の新規正極の開発を加速

東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 化学生命科学研究所の館山佳尚教授、早稲田大学 先進理工学研究科の伊藤暖大学院生(博士後期課程3年)らは6月30日、Naイオン電池の有望な電極材料である多孔性結晶プルシアンブルー(PB)中のLi+・Na+・K+の拡散機構をスーパーコンピュータを利用した高精度計算により解明した。 続きを読む 東大・早大ら、多孔性結晶中のNaイオンの高速拡散機構を新たに提唱