スカイオートリンク、マイクロモビリティの車載でウィルと連携

レンタカー事業のスカイオートリンク(本社:神戸市、代表取締役:土井浩司)とWHILL(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理)は5月28日、神戸空港国際線の就航を機に神戸を訪れる旅行客の移動需要増を見据え、自社・神戸空港店でWHILL社が開発する、折り畳み式の近距離モビリティWHILL(ウィル)の貸出サービスを開始する。

高齢化や多様化、旺盛なインバウンド需要などを受け、観光の仕方やニーズも多岐に広がる中、国内外から一層の来訪が予想される夏休みを前に、空港からレンタカーで出向いた目的地でも、持ち運んだウィルで快適に観光を満喫できるシームレスな移動環境を整備する。

スカイオートリンクでは、こうしたサービスの拡充により、自分らしく満足度の高い旅のひと時を提案したい考え。夏休みの計画を始める方も増える中、2025年6月半ばより先行予約を受け付け、7月以降順次運用を開始する。

近年、観光庁の資料によると、日本人も国内旅行を選択する傾向も高い中、インバウンドでも2024年の訪日外国人旅行消費額が前年比53.4%増の8.1兆円と過去最高に到達。

日本の観光市場は拡大基調にある。また2025年4月には神戸空港で国際線が就航し、同空港の4月の旅客数も国際線が押し上げ要因となり、前年同月比8%増(速報値)を記録した。

*国土交通省「旅行・観光消費動向調査」(2023年、速報値)https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001724778.pdf

*観光庁「インバウンド消費動向調査」(2024年暦年、速報値)https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001856155.pdf

結果、様々な来訪者の増加に伴い、高齢化や多様化の加速に伴う社会の変化を受けて、神戸空港店でも4月以降の予約件数が増えている。

また「車では乗り入れられない広い敷地も気兼ねなく移動したい」「移動に不安を抱える家族を旅行に誘いたい」などの声も多く寄せられるようになった。

そうした声を受けてスカイオートリンクは、新たな挑戦として、WHILL社と連携。自由かつ快適な旅に応えられるよう、レンタカーと近距離モビリティを組み合わせたシームレスな移動サービスを提供する。

採用モデルはコンパクトに折りたためて車載や持ち運びがしやすい「WHILL Model F」で、徒歩と同じペースで走行することが可能。

シンプルながら洗練されたデザインも特徴で、様々な観光スポットの景観にも馴染む。誰もが気軽に乗ることができるウィルを、レンタカーを降りた後の目的地で活用することで、家族や同行者と一緒にその場での、ひと時を過ごすなど快適な旅の環境を演出したいという。

スカイレンタカー神戸空港店 ウィルのレンタルサービスの概要
サービス開始日:2025年6月半ばから先行予約を受付開始予定
申込可能店舗:神戸空港店
提供モデル:折りたためるモビリティ「WHILL Model F」
料金レンタカーとセットで、ウィルのレンタル料金は無料
利用方法:レンタカーとセットでHPまたはお電話にて事前予約制
電話:0120-196-018
予約サイト:https://www.skyrent.jp/hyogo/kobe-airport/
利用条件:体重115kg以下、着座時に足が足おきにつく操作に必要な注意力などを備えている等
※内容は予告なく変更となる場合がある。

ウィルについて
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。4機種のうちModel Fは軽量化を実現した折りたためるモデルで、自動車のトランクなどに簡単に車載することが可能。
Model Fについて:https://whill.inc/jp/model-f

WHILLモビリティサービスについて
安心安全設計の近距離モビリティを施設内外に導入できる法人向けサービス。保険/メンテナンス・機体管理システムをパッケージ化することで、運営者様の導入負担を軽減すると共に、導入先の環境にも柔軟に対応した体制を整えている。導入法人側は安心快適に機体管理や安定運用ができ、顧客の滞在体験が向上する。
詳細:https://whill.inc/jp/mobility-service/how-it-works/onsite-fleet-service

スカイオートリンクについて
スカイオートリンクは2015年6月に創業し、2025年で10年目を迎える。自動車関連事業を展開するNPHホールディングスグループ傘下企業で、グループが運営するディーラー運営及び全国で展開しているスカイレンタカーブランドを背景に兵庫県下を中心に3事業を展開している。
https://skyautolink.co.jp

WHILL社について
WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、約30の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開している。

主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティ ウィルの開発・販売、およびウィルを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)。

WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築していく。