メルセデスベンツ、C200/C220dに追加モデル

「C 200」と「C 220 d」に“Sports“と“Luxury“、2モデルを追加

メルセデス・ベンツ日本(本社:千葉県千葉市、社長兼CEO:ゲルティンガー 剛)は4月24日、メルセデス・ベンツCクラス セダン/Cクラス ステーションワゴンに2つの個性を打ち出したモデルを追加した。

より具体的には、「C200 Sports(ISG/Integrated Starter Generator) 」、「C200 Luxury((ISG) 」、「C 220d Sports((ISG) 」、「C220d Luxury (ISG) 」を追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて同日より予約注文の受付を開始する。販売は5月以降に順次予定している。

そもそもCクラスは、1982年に「190クラス」として登場して以来、動力性能や快適性、安全性などで同セグメントのベンチマークとなってきた。

2021年に発売した現行Cクラスは、安全運転支援システム機能を向上、直感的操作に優れる大型センターディスプレイ、生体認証によるシートポジション等の設定などSクラス譲りの新技術を搭載した。

今モデルもSクラス譲りの装備や要素を取り入れつつ、随所にスポーティーなCクラスらしさも表現している。

AMGパッケージを纏い、スポーティさを打ち出した“Sports“

まず“Sports”モデルは、従来のCクラスで人気の高いオプション装備「AMGラインパッケージ」が標準で装備。「AMGラインエクステリア」や「スターパターングリル」が装着される。

更に外観にブラックアクセントが施される「ナイトパッケージ」を新たに追加。スポーティなスタイルに磨きをかけた。

このような外観の変更に加え、スポーツサスペンションや本革巻きスポーツステアリング(ナッパレザー)、スポーツシート(レザーARTICO/MICROCUTシート)なども標準仕様となり、スポーティな走行が愉しめる装備も充実させている。

また18インチアルミホイールは、ディッシュ部分がブラックに塗装された新デザインとなった他、インテリアにはウッドトリムを新たに採用してスポーティさの中に都会的でスタイリッシュな雰囲気を演出している。

これらの装備を全て標準仕様しつつ、気になる価格は、従来のCクラスと同等の有償オプションを装着した場合よりも、求めやすい価格を実現している。

なお、“Sports“モデルの外装色は全4色となっており、標準仕様のポーラーホワイト(ソリッド)の他に、有償オプションのメタリックカラーを3色からも選択可能できる。

上質感の高い快適装備が標準仕様で愉しむことができる “Luxury“

もう一方の“Luxury”モデルでは、従来のCクラスの有償オプションが多数標準装備となり、外観に加えて快適性、安全性、インテリアの質感などに上質さが与えられている。

エクステリアは、AMG ラインパッケージを標準搭載としたことで、AMGラインエクステリアやスターパターングリルが装着される。

ホイールには、従来モデルよりサイズアップした19インチのアルミホイールを新たに設定し、スポーティさとエレガントな雰囲気を同時に感じさせるスタイルとなった。

対してインテリアは上質な本革シートが標準装備とし3 色から選択可能とした。インテリアトリムには、ブラックオープンポアウッドインテリアトリムを新たに採用。本革シートとウッドトリムの質感がマッチさせた室内空間としている。

加えて快適性を高める装備として、「パノラミックスライ デ ィングルー フ」や、「Burmester®3D サラウンドサウンドシステム」、そして「シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)」など、ワンランク上の移動時間を愉しめる装備も充実させている。

“Sports“モデル、“Luxury“モデル共に共通のパワートレイン

安全装備では、セーフティビジョンパッケージを標準搭載。ヘッドライト片側で100万画素以上のプロジェクションモジュールを制御し、前走車や対向車に対する眩惑を抑えながらより広い範囲を高精度で照射する「DIGITAL ライト(ウルトラハイビーム付)」、「アダプティブハイビームアシスト・プラス」などのドライバーの負担を軽減する装備を採用した。

なお“Luxury”モデルの外装色は全9色となっており、標準仕様のポーラーホワイト(ソリッド)の他に、有償オプションのメタリックカラーを8色から選択可能としている。

“Sports“モデル、“Luxury“モデル共に、ボディタイプはセダンとステーションワゴンから選ぶことができる。

パワートレインは、ガソリンエンジンのC200とディーゼルエンジンのC220 dから、ライフスタイルに合わせたモデルが選択できる。

C200各モデルには、エンジン単体で204PS(150kW)、300N・m を発生する1.5リッターの直列 4 気筒ターボエンジンの「M254」を搭載。C220d各モデルには、2.0 リッターのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジンの「OM654M」を搭載した。

なお両パワートレイン共にエンジンとトランスミッションの間に配置されるハイブリッドシステムの ISGによるブーストが可能。

またC 220 dにはクリーンディーゼルエンジンとISGを組み合わせたモデルとなり、よりスムーズな加速感と燃費の低減に寄与する。