スズキ( 本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏)は5月30日、先の4月3日から発売を開始した後、想定外の受注量を受けて注文受付を停止していた新型「ジムニー ノマド」のマルチ・スズキ・インディア社での現地生産を、2025年7月より月間約3,300台に増産することを決めた。
ちなみに、新型「ジムニー ノマド」の発表当初の目標販売台数 は1,200台(月間)であった。
そもそも当該車の販売台数については、新型「ジムニー ノマド」を発表する前段階から、上層部に於いて様々な意見(自社海外工場が、どれだけの生産量に応えられるか等の懸念から)があったようだが、最終的には想定外の受注となり、嬉しい悲鳴を発することになった経緯がある。
またスズキは昨今、海外生産車を日本国内へ大量に輸入していることから(自社海外生産車の輸入販売)、JAIAからの情報によると、日本国内最大規模の輸入車メーカーになっている。
なおスズキでは、「今回の増産により、引き続き早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組んでまいりますので、今しばらくお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします。
また、既にご注文をいただいている車両につきましては、1日でも早くお届けできるよう、継続して対応に努めてまいります」と話している。