カミラ女王陛下、JLRへ英国王室御用達を授与

JLR(ジャガー・ランドローバー)は5月2日(英国・ゲイドン発)、カミラ女王陛下の最新・御用達認定発表に於いて、ロイヤルワラント(英国王室御用達)を授与された。

今回の認定は、昨年JLRがチャールズ3世国王陛下から授与されたロイヤルワラントの称号に続くもの。ロイヤルワラントは、王室に対して商品やサービスの継続的な提供を認められる栄誉なものとなっている。

約900年に亘り、ロイヤルワラントは世界で最も誇り高い品質の証明であり続けている。ロイヤルワラントは、製品やサービスの卓越性を示すだけでなく、王室御用達としての承認も意味している。

これによりJLRは、英国王室御用達サプライヤーとしての地位を示すロイヤルワラントを掲げることができるようになる。

JLR最高経営責任者(CEO)のエイドリアン・マーデル氏は、「JLRは、カミラ女王陛下より王室御用達としての称号を授与いただきましたことを大変光栄に思います。

これは、当社の従業員、お客様、パートナーの皆さん、そしてステークホルダーにとって大きな誇りとなります。

私たちは英国王室への奉仕に尽力しており、今回の認定は、JLRが美しくアイコニックな車両によって、王室と長年にわたる深い絆を築いてきた証となるものです」と感謝の意を込めて述べた。

JLRと王室との関係は、1951年にランドローバーがジョージ6世国王陛下からロイヤルワラントを授与されたことに始まる。JLRとしては、「継続、拡大できるということは名誉なことであり、誇りをもって英国王室に対する継続的なサポートを提供していきます」と結んでいる。

なおJLRは、タタ・サンズ傘下のタタ・モーターズ・リミテッドの100%子会社である一方で、英国を拠点とする企業として英国に2つの主要なデザインおよびエンジニアリング拠点、2つの車両生産工場、エンジン・マニュファクチャリング・センター、バッテリー・アッセンブリー・センターを有している。

更に中国(合弁会社)、スロバキア、インド、ブラジルにも車両生産工場を展開、アメリカやドイツを含む7つのテクノロジー拠点を有ししている。