独・German Bionic、世界初の拡張AIパワースーツを披露

インテリジェンスを駆使して、主要な業界課題に取り組む

パワースーツを初めてクラウド接続したロボティクスパイオニアのGerman Bionicは5月28日、同社で最も先進的なウェアラブル製品で、拡張AIによってエンド・ツー・エンドで駆動する世界初のパワースーツ「Exia」を発表した。

このExiaは最大38kgの持ち上げ支援を搭載。製造、物流、小売、医療など、様々な業界で収集された数十億件もの実世界の動作データポイントから得られたインサイトに基づき、強度、インテリジェンス、適応性などで新たなベンチマークを打ち立てたという。

German BionicのCEO兼共同創設者であるアーミン・G・シュミット氏は、「Exia は、人間拡張の分野における飛躍的な進歩です。

これは、長年にわたる卓越したエンジニアリングと、当社のテクノロジーをすでに採用して実際の業務に役立てている数多くの従業者の実体験だけでなく、何十億ものリアルデータも基盤として構築されています。

Exia は、単に反応したり考えたりするだけでなく、実際に学習します。あらゆる動作を通じて、ユーザーと共に成長し、その人およびその業務における要求に継続的に適応し進化するシステム製品です。

Exia は、さまざまな実際の作業環境から収集した膨大なデータに基づいて構築されており、人々が実際の作業の中でどのように持ち上げ、運び、かがみ、移動するかについて理解しています。

この深い現場知識により、Exiaは開梱後すぐに比類のない応答性とサポートを提供します。

しかし、それだけではありません。AI ネイティブのアーキテクチャと、OTA(Over-The-Air)によるソフトウェア更新機能により、Exiaは学習を続けます。

使用に伴い、個々の装着者やそれぞれの作業に動作を細かく調整し、時間の経過とともにさらに正確かつ効果的になります。この樣に、Exiaは常に作業の現実とそれを行う人々に合わせ、真にパーソナライズされたパートナーとして成長し続けます」と述べている。

Exia の主な特徴は以下の通り

• 適応型持ち上げエンジン: 各ユーザーの動作を学習し、最大38kg までの持ち上げを正確なタイミングで支援

• スマート・セーフティ・コンパニオン: リアルタイムのデジタルツインが、リスクの高い動作を警告し、安全な動作を誘導

• German Bionic CONNECT アプリ: 設定コントロール、使用状況の分析、ゲーム形式のコーチングを、スマートフォンで利用可能

• German Bionic IO: ユーザー・フレンドリーなダッシュボードを通じて、人間工学に基づいたインサイト、活動モニタリング、機器管理を可能にする高度なクラウド分析プラットフォーム

製品詳細は、右記のURLを確認されたい。https://www.germanbionic.com/

(参考)JETROによる企業紹介ページ:https://www.jetro.go.jp/invest/investment_environment/success_stories/gbs.html

GBS株式会社
業種製造業
本社所在地東京都中央区銀座6-10-1 GinzaSix オフィス棟13F
電話番号03-4405-2363
代表者名山下英夫
上場未上場
資本金500万円
設立2018年12月