九大とNEXCO西日本、SA施設に係る産学連携による賑わいづくりに着手

九州産業大学(所在地:福岡市、学長:北島己佐吉)、高橋(本社:福岡県久留米市、代表取締役:髙橋彦太郎)と、NEXCO西日本九州支社(本社:福岡市博多区、支社長:加治英希)は8月12日、アンテナショップ「KSUちはやサービスエリア(SA)」の第二期施策を開始することを発表した。

この「KSUちはやサービスエリア(SA)」に係る一連の施策は、九州各地の魅力を福岡都市圏に発信する連携プロジェクトから生まれたもの。

昨年2024年8月に実施された第一施策では、福岡市東区の〝ちはや公園〟内に期間限定のアンテナショップとして擬似的な「大分・佐伯サービスエリア」を一般財団法人観光まちづくり佐伯(大分県佐伯市)と連携して開設。

初日の8月25日(日)には、オープニングセレモニーも行われた。参加学生は、方優子教授の指導のもと、事前に現地フィールドワークを介して肌で捉えた自然・食・人柄などの大分・佐伯サービスエリアの魅力を発信、地域と都市の絆を深める役割を担った。

これを受けて今回の第二期では8月22日より、福岡市東区の商業施設「ガーデンズ千早」にて「KSUちはやSA」との連携施策を開始していく。

今回の「KSUちはやSA」も、高速道路上のSAをイメージした店舗で、毎回、特定の地域にスポットを当て地域特産品の販売や地域情報の発信を通じて、地域と福岡都市圏を繋ぐ新たな地域共創の取り組みを行っていく。

なお「KSUちはやSA」の店舗運営は、九州産業大学の学生が担い、実際に地域を訪れ体験して感じた地域の魅力を“自分の言葉”で伝える。

KSUちはやのロゴマーク

また第二期では、同大学地域共創学部に加え、商学部・芸術学部の学生も参加。芸術学部の学生は店舗デザインや暖簾などの広報物作成を担当し、学部横断のチームでパワーアップしてより魅力的な店舗づくりに挑戦する。

今年の「KSUちはやSA」のトップバッターは、大分県佐伯市の「大分・佐伯SA」。一般財団法人観光まちづくり佐伯(大分県佐伯市、理事長:池邉恭行)と連携。

職員講師による佐伯市の事前研修や現地フィールドワークを実施。学生は海産物をはじめとする郷土の味や観光資源などについて学び、福岡ではなかなか出会えない佐伯市の魅力を、佐伯市のトップセールスマンとして発信する。

1.実施概要
名 称 :
大分・佐伯SA

期 間 :
令和7年8月22日(金曜)~9月23日(火曜・祝日) 11時00分~17時00分
(定休日は月曜・木曜)※定休日が祝日の場合は営業する(9月15日)

場 所 :
ガーデンズ千早 ちはや公園(福岡市東区千早3‐6-37)

販売商品 :
昨年の人気NO.1佐伯の果物を使用した『和菓子屋さんが作った溶けないアイスバー』や、佐伯郷土の味『ごまだし』、佐伯産のマリンレモンを使った『かき氷』や、大分県屈指の水揚げを誇る『海産物』など

関係者 :
アンテナショップ運営:九州産業大学地域共創学部などの学生12名
店舗デザイン:九州産業大学芸術学部の学生9名
地域商品・情報提供:一般財団法人観光まちづくり佐伯
企画・運営サポート:高橋株式会社、NEXCO西日本 九州支社

2.学生の担当業務
全21名の参加学生は、店舗運営と店舗デザインに分かれて担当業務を受け持つ。

実店舗運営を通じて実践的な経験を積むことで次世代育成に繋げ、地域の魅力を深く理解し発信することで地域と都市の架け橋となり地域活性化の一翼を担うことを目指す。

・店舗運営:販売、接客、商品・地域紹介、売上管理、在庫・シフト管理、ディスプレイ、コンセプト検討、販促 など
・店舗デザイン:暖簾や什器等の店舗デザイン、ポスターなどの販促物の作成など

3.KSUちはやSAのロゴ・暖簾・店舗・什器デザイン
プロジェクトのロゴは、ガーデンズ千早のロゴ「ウーブン ツリー」に表現されている“織り”のコンセプトをヒントに、九州各地の魅力と来訪顧客が織りなす場を象徴する柄として千鳥格子を基調にデザインした。

さらに、各地域をクローズアップする意味を込めて、柄が段階的に拡大する構成にしています。(暖簾デザインや店舗デザインにはこのロゴを全面的に採用)。店舗内什器は、その柄の立体的な表現を目指し、千鳥格子に組み合わせられるキューブ型を基本形態とし、積み上げるデザインとした。

 
 



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