ENEOSとスーパーフォーミュラ、低炭素燃料供給で基本合意

国内最⾼峰の⾃動⾞競技「全⽇本スーパーフォーミュラ選⼿権( Super formula Championship )」を運営する⽇本レースプロモーション( JRP )は、来季2026シーズンにて最先端の低炭素燃料(E10)の供給を受けるべく、raBit( ラビット )及びにENEOSと基本合意書を締結した。

会見の様⼦

より具体的にはJRP( 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上野禎久 )が、先の8⽉9⽇・10⽇に宮城県で開催された〝2025 SUPER FORMULA Rd.8東北⼤会〟の前⽇に報道陣を募り、セルロースエタノール燃料の製造に取り組むraBit( 次世代グリーンCO2燃料技術研究組合/ 本部:福島県双葉郡、理事長:中田浩一 )並びにENEOS( 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口敦治 )の3者による基本合意に係る共同記者会見を実施。

なおこの席上には、福島県の⿊田企画調整部課⻑と福島県双葉郡⼤熊町の新保副町⻑も出席して5者の代表が登壇しての会見となった。また併せてraBitが⽣産する国産セルロースエタノールの生産施設の見学会も行われた。

JRPの上野代表取締役社⻑

raBitの中⽥理事⻑

ENEOSの藤⼭常務執⾏役員

福島県の⿊田企画調整部課⻑

⼤熊町の新保副町⻑

ここでraBitが⽣産する国産セルロースエタノールを、ENEOSが品質設計と供給を担う形で、来たる2026シーズンの本格使⽤に向けた準備を構築していくことを明らかにした。

施設⾒学会の様⼦(屋外)

施設⾒学会の様⼦(屋内)

協業3社の代表者近影

また、これを踏まえ、来たる9⽉皮切りにまず初回は富⼠スピードウェイ(静岡県駿東郡⼩⼭町中⽇向694)にて、開発用テスト⾞両2台(SF23/通称:⾚寅、⽩寅)を利用した低炭素ガソリン(E10)のテスト走行が行われる。

この際の担当ドライバーは、⾚寅のステアリングを握るのが国本雄資氏( SF2016シリーズチャンピオン )、⽩寅のステアリングを握るのは⼭本尚貴氏( SF2013、2018、2020シリーズチャンピオン )、このふたりによるドライビングで数日間に亘るテストセッションが消化される見込みとしている。

株式会社日本レースプロモーション
本社所在地:東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水3F-304
代表者名:上野禎久
資本金:6000万円
設立:1995年02月
上場:未上場
URL:https://superformula.net/

 
 



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