歩行空間の3次元地図の整備促進に向けて
国土交通省では、誰もが自律的に安心して移動できる包摂社会の実現を目指し、歩行空間に於ける移動支援サービスの普及・高度化を視野に、バリア情報データなどのオープンデータ化を推し進めている。
そこで今回、歩行空間の3次元地図ワーキンググループでの議
論を踏まえ、多様な3次元点群データを統合処理することが可能な3次元地図整備システムのプロトタイプシステムを構築した。
同省では、この歩行空間の3次元点群データで仕立てたプロトタイプシステムを、誰もが扱えるオープンデータとして叩き台に据える。
そしてここに行政・民間事業者・市民など多様な主体の参画を促し、自由闊達にデータ整備・更新の意見を述べられるようにすることで、当該システムの改善等に繋げていく。
つまり多彩な参加者が、3次元地図を積極的に使い、歩行空間の段差や縦断勾配などのバリア情報の抽出。自動配送ロボット等のモビリティの走行環境の整備・構築など、3次元地図整備システムの試行と改善を行っていきたい考えだ。
1.運用開始日時:令和7年5月23日(火)(当面の間)
2. 利用主体:地方公共団体等の行政機関、大学等の研究機関、民間事業者
3.3次元地図データ整備に係る詳細(歩行空間ナビゲーションデータプラットフォーム・ほこナビDP)のURL:https://www.hokonavi.go.jp/
4.データ整備へ参加する・または問合せ等のURL:https://www.hokonavi.go.jp/participation/