テレマティクス技術を利用した新サービス展開を目指す
パイオニア株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 兼 社長執行役員:小谷 進、以下、パイオニア)は、東京海上日動火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永野 毅、以下、東京海上日動)と、同社が販売する自動車保険向けのテレマティクスサービス事業における協業に関して基本合意書を締結した。
この協業は、東京海上日動が保有する“事故に関連する各種データ”や“自動車事故対応についてのノウハウ” と、パイオニアが保有する自動車向けクラウド基盤「モバイルテレマティクスセンター」での“ビッグデータ分析・情報配信技術”。
さらに“次世代車載通信端末を利用した技術ノウハウ”等も併せて統合していくことで、保険契約者に対して「さらなる安心と安全」を提供するべく、新自動車保険向けテレマティクスサービスの開発・提供を目的としたもの。
これにより両社の強み・ノウハウを持ち寄り、“安全運転支援機能”や業界初(※2)となる“自動発報機能”、“運転評価・スコアリング機能”などの開発を進める。
まずは法人向けフリート契約でのコンサルティング事業を開始
具体的には、パイオニアのLTE通信モジュールを搭載した「ミラー型テレマティクス端末」(※3)と、NTTドコモの回線を使用した自動車保険フリート契約(※1)を組み合わせ、法人向けの高度な事故対応サービス・安全運転支援コンサルティングサービスを東京海上日動が提供していく予定。
【高度事故対応・安全運転支援を目指した主な機能・技術】
◆事故の未然防止 ・車載端末に内蔵したセンサー、カメラなどを利用した車線逸脱/危険運転検知、警告などの機能(※3)
◆迅速な事故対応 ・事故発生時に、事故を感知してその状況をコールセンターへ自動発報する技術。
◆安全運転支援コンサルティング ・運転状況のデータをもとに、運転性向を評価して改善指導につなげるスコアリング技術。
(※1) 顧客が所有・使用する自動車が10台以上の契約方式。 (※2) 保険会社向けの事故時自動発報機能として業界初
(2015年6月22日現在、東京海上日動調べ)。
(※3) ミラー型テレマティクス端末に標準搭載される機能。
既に「スマートループ」によるビッグデータの活用は進行中
パイオニアは、2006年にプローブ情報を活用した独自のネットワークシステム「スマートループ」を立ち上げ、業界に先駆けてビッグデータの活用を進めてきた。
2013年には、自動車向けクラウド基盤「モバイルテレマティクスセンター」を構築し、スマートフォン向けのクラウド型ナビゲーションサービスを開発したほか、車載機器やスマートフォンから得られる膨大なデータの解析処理による高精度なプローブ渋滞情報の提供を開始している。
また、2014年には米国シリコンバレーのトレジャーデータ株式会社と提携し、自動車・交通分野におけるビッグデータ活用のノウハウを蓄積している。
今後両社は、安全運転や事故防止につながる新しいサービスの開発に努め、顧客に提供していくとしている。なお、新サービスの内容、提供開始時期などの詳細については、追って発信していきたいと結んでいる。
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・ホンダ、株主総会開催。伊東孝紳社長、リコールに陳謝
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・トヨタ、定時株主総会で新型種類株式の発行を可決
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・スズキ、インドネシア四輪車新工場の開所式を実施
・ルノー・日産、COP21にゼロ・エミッション車を提供
・トヨタとマツダ、業務提携に向けて正式に基本合意
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・BMW、業績好調のなかで経営の舵取りを新CEOに託す
・国土交通省、平成26年度自動車(製品)安全性能評価結果
・日産自動車、2014年度通期決算。当期純利益は4,576億円
・ボルボ、北米初工場。欧・中・米3大陸の国際体制確立へ
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・スバル、決算会見で2020年に高速道路の自動運転を可能に
・トヨタ、中長期保有前提の「AA型種類株式」の発行に動く
・スズキのインド四輪子会社が累計生産台数1,500万台達成
その他の記事(話題)
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・イエローハット、2種の新ドライブレコーダーを独占販売
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・メルセデス・ベンツ認定中古車拠点でオープンフェア
・JAF長野が検証、チャイルドシートの取付9割が不適切
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・DeNA、スマホ向け無料カーナビアプリ「ナビロー」提供
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・スマートとJBLで造った仰天モバイル・コンサートカー
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