EVにも焦点を据えた未来志向の駆動技術で契約を締結
ZFフリードリヒスハーフェンAG( ZF Friedrichshafen AG、CEO:マティアス・ミードライヒ )と、独・BMWグループ( BMW Group 、CEO:オリバー・ツィプセ )は2月6日( 独ミュンヘン発 )、乗用車用駆動システム分野での長期供給契約を締結したことを明らかにした。
その数十億ユーロ規模となる当該契約の要は、これまでのモビリティの歴史に於いて確固たる実績と信頼を勝ち得てきた8速オートマチックトランスミッション(8HP)技術に関わるもので、2030年代後半を視野に据えた両社の長期かつ継続的な開発体制こそが同領域で成功の鍵になるとした。
この技術連携についてZFのマティアス・ミードライヒCEOは、「BMWと共に、私たちはダイナミックな変化を遂げつつある未来のモビリティ産業を俯瞰し、イノベーションと効率性、そして持続可能性をテーマに、これからも引き続き、力強いメッセージを発信していきます。
特に今連携は、将来の駆動システムに革命をもたらすもので、それは、とりわけ当社が長年に亘って磨いてきた8速オートマチックトランスミッションの戦略的重要性を浮き彫りにするものとなるでしょう。
我々は、今パートナーシップの一環として、8HPトランスミッションの技術開発を今後も戦略的に進めていきます。
その目的は、次世代パワーユニットが求めるパワフルで効率的なトランスミッションの未来像を、動力伝達の仕組みを知り尽くした我々の手で自ら提案することにあります」と述べた。
またZFで電動ドライブテクノロジー部門責任者を務めるセバスチャン・シュミット氏は、「BMWとの新たな契約は、まだ見ぬ技術革新を成し遂げていく道程に於いて、長期的な取り組みこそが如何に重要であるかを示す好例でもあるのです。
また同契約は、両社にとって未来の経営の安定をもたらし、次世代の8HPが、未来志向のパワートレインとの親和性、絶対性能の確保、高い効率性、そして長期的な環境目標を達成するという切り口でも、新たな地平を切り拓いていくことになるでしょう。
それは次世代モビリティを包括するシステムサプライヤーとしてのZFの地位を盤石しものとします。また今後の緊密な連携体制は、急速に変化する市場環境リスクの軽減にも貢献し、将来の低エミッションモビリティの重要な基盤を築くことに繫がることにもなります」と結んでいる。