工学院大学、秋田の「ワールド・グリーン・チャレンジ」で女性ドライバーが活躍して大会新記録を樹立


女性ドライバーの活躍で緻密なレースプランを実行

工学院大学(所在地:東京都新宿区/八王子市、学長:佐藤光史)のソーラーチームが、秋田県大潟村で行われたソーラーカーレース「ワールド・グリーン・チャレンジ2016」のクルーザークラスに参戦し、3度目となる総合優勝を果たした。

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レースは8月9日から4日間(うち1日は予選タイムトライアル)、1周25Km のコースを3日間で合計25時間の総走行距離を競い合った。

チームは入念な準備を活かした確実なレース運びで、11年ぶりの大会新記録を樹立。また、今回はチーム史上初となる女性ドライバーをファーストドライバーに起用するなど、新しいチャレンジを積極的に行い、2017年にオーストラリアで開催される世界大会への準備も着々と進めている。

ファーストドライバーの石川はるかさん(工学部 機械工学科2年)は、この秋田のラウンドで本物の“レース”を初めて経験した。

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「男性との体格差から、シートポジションが下がり、運転席からの視界が狭くなったり、車両バランスの調整で苦労することも多かったです。

レース序盤はとても緊張しましたが、運転に慣れることで徐々にリラックスした中で走ることができ、レースを楽しむことがで
きました」とそのドライビングの成果を振り返った。

また濱根監督(工学部 機械システム工学科准教授)は、“チームの輪”をテーマに世界大会を意識した取り組みを実行。

「今大会は、“世界大会に向けたトレーニング”を強く意識していました。レースで結果を残すためには、個々の能力以上に高度なチームプレーがとても重要です。

今大会に参加した35名全員が、準備期間を含めた約1週間の共同生活を通してチームづくりを進め、世界大会に向けたスタートを切りました」と語っている。