オートバックス、日本政策投資銀行のDBJ健康経営格付を取得


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DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付、最高のAランクを取得

株式会社オートバックスセブン(代表取締役 社長執行役員:湧田節夫、以下、オートバックス)は、株式会社日本政策投資銀行 (代表取締役社長:橋本徹、以下、DBJ)が行う「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下DBJ 健康格付)において、最高ランクであるAランクの格付を受けたと発表した。

「DBJ健康格付」は、DBJ独自の評価システムにより、従業員の健康配慮に対して、その取り組みで優れた手法を採る企業を評価・選定して、その評価基準に応じて融資条件を設定するというもの。

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そもそもこの「健康経営」とは、米国の経営心理学者のロバート・ローゼン氏が、1980年代に提唱した概念だ。

企業の持続的成長を図る観点から、従業員の健康に配慮した経営手法のことを、そう呼んでいる。
欧米の産業界では、「健康な従業員こそが収益性の高い会社をつくる」という考え方に賛同、この考え方と手法が静かに広がり始めている。

日本でも認識・広がり始めた「健康経営」という考え方

さて、そんな健康経営という経営手法。日本においては、どういったアプローチを採り・評価するかだが、まず第1に、「企業が従業員の健康維持に積極的に関与する」、第2に「医療費の削減を期待する」、第3に「組織の健康を維持し生産性向上を期待する」という手法を取り入れた結果、企業価値が向上するというものだ。

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DBJの健康格付の場合、具体的には、従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す経営手法に基づく格付けを行っていく。

これは日本国内でも、平成20年4月からの特定健診制度の導入や、事業者によるメンタルチェックの義務化が国会で審議されるなど、昨今、企業の自社従業員への健康配慮の必要性が高まっていることからDBJにおいて制定された。

融資条件を「健康経営格付」に連動付けするのは世界でも初

ちなみに「DBJ健康経営格付」は、先の通り、DBJよる企業融資における枠組みでもあり、経済産業省の調査事業に応募し、その一環として専門機関であるヘルスケア・コミッティー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:西川昌人)と連携し、開発された独自の評価システムをもとに、従業員の健康配慮への取り組みに優れた企業を評価・選定。

その評価に応じて融資条件を設定する「健康経営格付」の専門手法を導入した世界でも初の融資メニューでもある。

オートバックスが評価された点は以下の3つがある

今回の格付取得に際しは、以下の点が高く評価された模様だ。
(1) 当社トップによる基本方針としての「健康宣言」を全従業員に周知し、全社統括組織の「健康増進協議会」と実行組織の「健康管理室」を設置することにより、健保組合、産業医、労働組合等と一体となって健康施策を推進する体制を整備している点。

(2) 健診やレセプトデータ(注1)等による定量的な分析から従業員の健康リスクを見える化し、リスクに応じて重点課題を定め、3ヵ年のデータヘルス計画に中期的な数値目標を設定している点。

(3) 全従業員を対象に、健康リスクが認められた場合には保健指導等のハイリスクアプローチ(注2)を実施する等、生活習慣病の早期対策を徹底している点。

(注1):患者が受けた診療について、医療機関が保険者(健康保険組合等)に請求する医療報酬の明細書のこと。
(注2):疾患を発生しやすい高いリスクを持った人を対象に絞り込み、対処を行う方法。

オートバックスでは、「企業活動を実践するのは人であり、役員および従業員一人ひとりが自らの健康の維持増進に高い意識を持つことが、日々の業務においても最高のパフォーマンスを発揮するための重要な基盤であると考えています。

今後も健康こそあらゆる企業活動において必要不可欠な経営基盤であることを認識し、健康意識の高い健全な心身を持った人材づくりを推進することで、広く社会に貢献する企業を目指します」と結んでいる。

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