市光⼯業(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:ヴィラット クリストフ)は8月5日、TATA AUTOCOMP SYSTEMSLIMITED(TACO)と、インドに於いて50:50の合弁会社(JVC)を設⽴することを決議し、合弁契約を締結した。
JVCは、ヴァレオが61.08%を所有する東京証券取引所上場企業である市光⼯業と、インド有数の産業コングロマリットであるタタ‧グループ傘下の⾃動⾞部品部⾨であるTACOが合弁会社を設⽴することで、急成⻑するインド⾃動⾞市場に対応していく。
TACOと市光は、現段階で必要な法的承認および規制当局の同意の取得を条件として、Valeo India Private LimitedのValeo Lighting Systems(VLS)事業を買収する最終契約締結に向けて協議している。
なお、同件は適時開⽰基準に該当しないため、開⽰事項および開⽰内容を⼀部省略している。
1.合弁会社設⽴の⽬的‧理由
市光⼯業は、ものづくりに深く根ざした企業として、120年以上に亘り世界中のお客様に照明ソリューションを提供することで顧客満⾜を追求していく。
そのために経験と専⾨知識を⽣かし、市光⼯業はインドで新たな事業パートナーのTACOと⼒を合わせ、国際展開の新たなステージに⼊る。
インドに於ける合弁会社の設⽴により、市光⼯業は、⾃動⾞部品メーカーとしての優れた歴史に、現在Valeo India Private Limitedが所有しているVLS事業を加え、更にインドの産業界で強固な地位を築いているタタ‧グループ傘下のパートナーとの連携により、成⻑著しいインド市場に参⼊することが可能となる。
市光⼯業は、このチェンナイの事業拠点およびTACOの現地ネットワークとビジネス‧ノウハウ、そしてヴァレオ‧グループのイノベーション能⼒のシナジー効果により、この新しく有望な地域で発展できると判断した。
2.合弁会社の概要
(1)名称:未定
(2)所在地:インド
(3)代表者⽒名:未定
(4)事業内容:照明製品の設計、開発、製造、供給、アフターマーケット製品の販売および関連事業
(5)出資⽐率:市光⼯業: 50%、TACO: 50%
(6)設⽴予定⽇:現時点で未定
(7)上場会社と当該会社との関係:
資本関係:当社の持分法適⽤会社となる予定。
⼈的関係:当社の役員及び従業員が当該会社の役員を兼務する予定。
取引関係:技術⽀援契約を締結する等、開発、⽣産、品質管理に⾄る全⾯⽀援を⾏う予定。
3.合弁相⼿先の概要
(1)名称:Tata AutoComp Systems Limited
(2)所在地:TACO House, Damle Path, Off Law College Road,
Erandwane, Pune 411004, India
(3)代表者の役職‧⽒名:Mr. Arvind Goel
(4)事業内容:⾃動⾞部品の製造‧販売
(5)設⽴年:1995年
(6)上場会社と当該会社との関係:
資本関係:該当事項なし。
⼈的関係:該当事項なし。
取引関係:該当事項なし。
4.主な⽇程
(1)合弁契約締結 : 2025年8⽉
(2)事業買収契約締結 : 2025年9⽉(予定)
(3)合弁会社設⽴ : 現時点で未定
(4)事業開始⽇ : 現時点で未定
*上記⽇程は、国内外の競争法当局によるクリアランス、その他の法令上必要となる関係当局の許認可等の内容により変更される可能性がある。
5.今後の⾒通し
2025年12⽉期の連結通期業績予想および個別業績に与える影響については軽微と⾒込み、今後の状況により業績予想を修正する必要がある場合は、確定次第速やかに開⽰するとしている。