マクラーレンGT3 EVO、ル・マン24時間レースに参戦

マクラーレンのレーシングパートナー、ユナイテッド・オートスポーツは6月10日、今年のFIA世界耐久選手権(WEC)に2台のマクラーレンGT3 EVOを投入する。

このマクラーレンのレースカーは、マクラーレンF1 GTRが伝説の耐久レースでデビュー優勝を飾ってから30年となる今年のル・マン24時間レースに参戦していくことになる。

チーム体制は、グレゴワール・ソーシー選手、ジェームズ・コッティンガム選手、セバスチャン・ボーせの3名が伝説のナンバー59のマシンで参戦。ダレン・レオン選手、佐藤万里音選手、ショーン・ゲラエル選手の3名がナンバー95のマシンで参戦する。

マクラーレンは、2027年にハイパーカークラスへの参戦を発表し、世界耐久選手権(WEC)とル・マン24時間レースへのコミットメントを大幅に強化。

そのハイパーカークラスを担うマクラーレン GT3 EVOは、2024年にル・マンに初登場。GT3の栄冠を争う3台のうち1台が予選でクラスポールポジションを獲得した実績を持つ。

ユナイテッド・オートスポーツのマシンは今年、この記録に並ぶことを目指すと共にポイント獲得を目指し、2025年世界耐久選手権に挑んでいく。