ストリーモ、鈴鹿8耐参戦チームに車両を提供

モータースポーツの現場でライダーやスタッフの移動を支える

本田技研工業からのカーブアウトで創設した立ち乗り三輪モビリティストリーモ(本社:東京都墨田区、代表取締役:森 庸太朗)は7月29日、エフ・シー・シー(FCC/本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:斎藤 善敬)、ホンダ・ワールド(TSR/本社:三重県鈴鹿市、代表取締役社長:酒匂 好規)が運営するレーシングチーム「F.C.C. TSR Honda France」へ、レース会場での移動用モビリティとして車両を提供する。

提供される3台のストリーモは、2025年8月1日より開催されるオートバイ世界耐久選手権(EWC)「”コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース」(通称:鈴鹿8耐)で、ライダーやチームスタッフによるレース会場内での移動手段として活用され、その後の2025年9月に予定されている第4戦フランス会場でも同様にライダーやチームスタッフの移動をサポートする。

チームでは、ストリーモを活用することで、広大なレース会場で、脱炭素化を実現しながら、移動に掛かる身体的負担や時間的ロスの軽減を目指していく。

また車両には、「F.C.C. TSR Honda France」のチームカラーやロゴをあしらった専用ラッピングが施されており、レース会場やチームとの一体感を演出すると共に、一目見てチーム車両と分かる来場者への視認性や訴求効果も高めている。

この事案について「F.C.C. TSR Honda France」藤井正和・総監督は、「ストリーモは以前にフランスのSPAサーキットでも試乗したことがあってとても気に入っています。

サーキット内の移動に重宝しているし、自分のペースで自由に動けて、止まれるのも魅力ですね。走行モードも3つ選べて、シーンにあわせて使い分けられるのも嬉しいポイントです。

今回は特別に我々のチーム「F.C.C. TSR Honda France」カラーにラッピングしてあって、気分もさらに上がっています!鈴鹿8耐では、私やライダー、スタッフもこのストリーモでパドックを駆け回っていますので見かけたら宜しく!」と語っている。

そんなストリーモの特徴は、歩く〜自転車のスピードまで自分のペースで移動できること。三輪車であることから停止時も自立し、1-2km/hといった極低速から快適な速度まで転びづらく、安定した走行を可能にする。様々なシーンで幅広い年齢層に自身のペースで安心して利用して貰えるモビリティであるとストリーモでは謳っている。

なお企業としてのストリーモは、自分のペースで移動できる立ち乗り三輪電動モビリティの『Striemo(ストリーモ)』を提供。高齢化、過疎化地域をはじめとする移動課題を解決し、「世界中の人の移動と暮らしを豊かにすること」をミッションに掲げている。

それは「安心感」を第一にした設計および、人々を誰より理解し、世界最高峰の移動体験を提供できる独自の特許技術であるバランスアシストシステムにより、極低速でも転びづらい走行を実現できるのが特徴でもある。

製品のデリバリーは2023年に開始。個人利用だけではなく、レンタル、アミューズメントパーク、物流倉庫などでの事業用利用にも供されている。

会社名:株式会社ストリーモ
所在地:東京都墨田区
代表取締役:森 庸太朗
創業:2021年8月
資本金:1億円
URL:https://striemo.com