デザインの刷新により、空力性能を高め燃費を向上
マツダ(本社所在地:広島県安芸郡府中町、代表取締役社長兼CEO:毛籠 勝弘)は7月24日、軽乗用車「キャロル」を一部商品改良した。全国のマツダ販売店を通じて、同日より発売する。
今回の改良では、好評を得ている親しみやすく愛着のわくデザインをベースに、フロントおよびリアバンパーの形状変更や一部グレードへのルーフエンドスポイラー追加により、内外装デザインを一部変更した。
また先進安全技術の強化などの装備改良、空力性能の向上による燃費性能の改善なども行った
キャロル「HYBRID G 2WD」 ボディカラー:フォギーブルーパールメタリック2トーンカラー(ベージュルーフ)
「キャロル」一部商品改良の主な内容は以下の通り
1. デザインの進化
・やわらかいフォルムと質感のある造形にするとともに、風の流れをスムーズにするよう、フロント/リアバンパーの形状を変更
・新色「フォギーブルーパールメタリック2トーンカラー(ベージュルーフ)」を追加(HYBRID G、Gに設定。特別塗装色のため、車両本体価格に49,500円が追加で必要)。
2. 先進安全性能の進化
・検知対象や対応シーンを拡大した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を採用。単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせることで、検知対象に従来の四輪車・歩行者に加え自動二輪車・自転車も追加し、交差点での検知にも対応
・低速時ブレーキサーポートに、従来からの後退時に加え前進時の機能も追加
・発進お知らせ機能では、先行車発信時の機能に加え、信号切り替わり時のお知らせ機能を追加
・その他、車線逸脱制御機能や車線逸脱警報機能、標識認識機能を改良および機能追加
3. 燃費性能の向上
・バンパーの形状変更やルーフエンドスポイラーの装着(HYBRID G、HYBRID Cモデルのみ)等により空力性能が高まったことで燃費性能がさらに向上(2025年7月以前のモデルとの比較)。「HYBRID G」「HYBRID C」の2WDモデルで燃費28.2km/L(燃料消費率は定められた試験条件での値)(WLTCモード/市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード)を実現。
4. その他
・機種体系はハイブリッドモデル2グレード(「HYBRID G」「HYBRID C」)、ハイブリッドなしモデル2グレード(「G」「C」)の計4つのグレードを設定
・ハイブリッドモデルの上級グレード(「HYBRID G」)に4WDモデルを追加
・全車で、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド(一定の運転支援機能を備えた「サポカーS」の区分のひとつ)」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車(衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い急発進抑制装置が一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車)」に該当。
「キャロル」に関する情報サイト:
https://www.mazda.co.jp/cars/carol/
「キャロル」のメーカー希望小売価格(消費税込)は以下の通り
価格帯: 1,222,100 円~ 1,614,800 円