ヤナセ世田谷支店と動物保護団体ＡＲＫが、３回目となるコラボ展を開催

2016年2月25日 carguytimes

メルセデスベンツ正規販売店のヤナセ株式会社（本社：東京都港区、社長：井出健義、以下ヤナセ）のヤナセ世田谷支店は、犬、猫、ウサギなど数百頭にのぼる小動物を保護するNPO法人アニマルレフュージ関西（所在地：大阪府豊能郡能勢町、代表：エリザベス・オリバー、通称アーク<ARK>）と、2016年3月3日(木)～3月27日(日)の期間、「ヤナセ×ARK コラボ展 2016　いっしょに走ろう」と題した今回３回目となるコラボ写真展を行う。

NPO法人アニマルレフュージ関西、通称「ARK(アーク)」には、犬、猫、ウサギなど数百頭にのぼる小動物が保護されている。

捨てられたり、虐待、被災など過酷な境遇にいる動物たちを保護し、心と身体に受けた傷の治療をしながら、新しい家族となってくれる里親を探す活動を25年以上続けていると云う。

そんなARKの活動により、5,000匹を超える犬や猫たちが、新しい家族を得て巣立っていったが、シェルターには、助けを必要とする動物たちが後を絶たずにやってくる。

そのためにもARKは、より多くの人々にARKの活動を知ってもらう活動が必要と考えている。

ARKでは、10年間ライフワークとしてARKの動物や環境を撮り続けているフォトグラファー・原田京子さんによる写真展を各地で開催してきた。

動物の好きな方、犬や猫を飼っている方、動物たちに起こっている現実を知る、見るのが怖いと思っていた方など、多くの方が来場し、多くの反響を得ていると云う。

今回そんなARKの活動に賛同をするヤナセ世田谷支店でのコラボ展は、写真展を皮切りに3回目を迎えた。今回は2つのテーマを取り上げる。

【THEME-1】
ARKの動物たちの里親でもあるメルセデスユーザーの方々に着目して里親になる迄のストーリーや動物たちとのカーライフを紹介していく。

＜ヤナセ×ARK コラボ展 2016　いっしょに走ろう。＞
ベンツユーザーの中には保護動物を迎えた家族も多い。そんな家族のもとでしあわせに暮らしている保護動物たちのカーライフと家族になるまでのストーリー。一つ一つのドラマを紹介する。

【THEME-2】
これ迄注目されることが少なかった「雑種(ZASSHU)」の魅力を取り上げる。

＜ヤナセ×ARK コラボ展 2016　ZASSHU BEAUTY＞
ペットショップで売られているのは純血種やミックス犬ばかりの日本。「雑種」はその陰に埋もれ、これまでフィーチャーされることはなかった。

しかし、柄・形・大きさや顔立ち…どれをとっても同じものが他にはいない。唯一無二な個性はユニークで無限大。オンリーワンな雑種の素晴らしさを伝えていく。

■作品について
ARKの活動に賛同し、ライフワークとしてARKの動物や環境を撮り続けているフォトグラファー・原田京子さんの作品と共に、ARKの活動を紹介。

2010年、創立20周年記念写真展(表参道ヒルズ、ギャラリー80)を皮切りに、毎年、東京をはじめ、大阪阪急駅構内や仙台、前橋などで開催。

写真展では動物好きな方、犬や猫を飼っている方、動物たちに起こっている現実を知る、見るのが怖いと思っていた方等々様々なきっかけにて、毎回多くの反響を得ている。年々来場者数が増え、保護動物に対する認識が高まっていると云う。

■開催概要
日程：2016年3月3日(木)～3月27日(日)
時間：10:00～18:00
会場：メルセデスベンツ正規販売店
ヤナセ世田谷支店　ショウルーム
住所：〒156-0054　東京都世田谷区桜丘4-26-5

※開催期間中の日曜日はグッズの販売を行う。
ARKの動物たちも半日(14～18時)参加をする予定。

■ARKとは< http://www.arkbark.net/ >
NPO法人アニマルレフュージ関西、通称「ARK(アーク)」(所在地：大阪府豊能郡能勢町野間大原595、代表：エリザベス・オリバー)には、犬や猫、ウサギなど、常時350頭前後の動物が保護されている。

捨てられたり、虐待や被災などに遭った、様々な過酷な境遇にいる動物たちを保護し、心と身体に受けた傷の治療をしながら、新しい家族となってくれる里親を探す活動を25年続けてきた。

イギリスのシェルターをお手本に、獣医資格者をはじめ、専門知識を持つスタッフやボランティアによって運営。動物たちの問題を根本的に解決するために、日本における動物保育、動物福祉などの啓蒙活動も行っている。

yanase-setagaya-branches-and-animal-protection-organizations-ark-is-held-a-collaboration-exhibition-the-third-time20160225-2 — 授賞式の様子

ARKの活動により、この25年で5,000匹を超える犬や猫たちが、新しい家族を得て巣立っていったが、シェルターには助けを必要とする動物たちが後を絶たずにやってくる。

もっと多くの人々に、ARKの活動を知ってもらうこと、そして、より良い環境で動物たちを保護できるようにすること。ARKの現在の課題だと云う。

オリバーの日本における動物福祉及び市民社会への長年にわたる貢献が英国王室に認められ、2012年、MBE(大英帝国五等勲爵士)を受勲する名誉も得ている。

■エリザベス・オリバー(Elizabeth Oliver)
＜プロフィール＞
1940年英国サマーセット生まれ。ノッティンガム大学で農学(酪農学)を専攻し、ロンドン大学で日本語を専攻。

学生時代から中央アジアに興味を持ち、1965年、来日。英語教師として暮らすなか、保健所のガス室に送られたり、虐待に遭って命を落とす動物たちの多さを見かね、仕事の合間を縫い彼らの保護を開始。

「動物は言葉を持たないでしょう。だから、代わりに私が彼らの声になりたかった」。1995年の阪神淡路大震災で、行き場のない600匹にも及ぶ被災動物たちを一度に保護。

これがオリバーとアニマルレフュージ関西にとっての大きな転機となる。英語教師の仕事のかたわら動物を保護していたが、これを機に仕事を辞め、ライフワークとして本格的に動物たちの保護や里親探しに専念。

毎年世界各地で開かれる「世界コンパニオンアニマル福祉会議」に必ず参加、ARKで働く日本人スタッフも同行させ、動物福祉に関する最新の情報収集と会議に参加した各国の人々との意見交換を行う。

そこには、根本的な問題を解決せず傷ついた動物達を受け入れるだけではなく、今一番必要なのは教育だという信念がある。

■原田京子　写真家　 http://www.kyoko-harada.tv
神奈川県出身。広告写真家のアシスタントに入り、1990年に独立。広告、雑誌の他、アーティスト・人物のポートレート、CDジャケット、写真集などを手掛ける。NY ADC、東京ADC、GRAPHIS POSTERにて入選経験を持つ。

旅、ドキュメンタリーの分野にも力を入れている。2006年より、ARKの動物保護活動を撮影でバックアップ参加。