ホンダの環境への取り組みが、環境コミュニケーション大賞・持続可能性報告優秀賞


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本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)の環境への取り組みが、環境省と一般財団法人地球・人間環境フォーラムが主催する第19回環境コミュニケーション大賞の環境報告書部門において「持続可能性報告優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)」を受賞した。

これは、サステナビリティ(持続可能性)に関する考え方や、非財務領域の重点課題に基づく活動および取り組みをまとめた「Honda SUSTAINABILITY REPORT 2015」(以下、サステナビリティレポート)。

そして2014年度の日本における環境取り組み実績と、2015年度の目標をまとめた環境報告書「Honda環境年次レポート2015日本」(以下、環境年次レポート)によって受賞したもの。

ホンダのサステナビリティレポートは、2015年度に初めて発行。それまでのCSRレポートと環境年次レポート(グローバル編)で報告してきた内容を統合し、グローバルでの環境取り組みについて報告している。

また、環境年次レポートは、地域に密着した活動に対してフォーカスを当てることで、より身近で親和性があり、地域のニーズに即した環境訴求を行っており、昨年に続き2回目の受賞となった。

ホンダは、環境課題への対応として、全世界で販売する二輪・四輪・汎用製品のCO2排出量原単位低減を目標に掲げている。

また、自らの企業活動で発生する環境負荷の最少化を目指し、「企業活動における中期環境取り組み計画」も策定しており、それらの目標に対する進捗と実績などを、国際的なサステナビリティ・レポーティングのガイドラインであるGRI(Global Reporting Initiative)を参考に開示している。

今回の審査では、2050年に向けたトップマネジメントのコミットメントを含み、かつグローバルなCSRマネジメントの実践が報告されていること。

グローバル企業のサステナビリティレポートとして相応しい内容・レベルの報告書であること。

さらに、非常に豊富な人材開発関連データに加えて環境に関しては環境レポートを発行しており、CSRの重要課題についてデータに基づく質の高い報告に挑戦している点が高く評価され、今受賞につながった。