ヴァレオはフランクフルトモーターショー(IAA)で、車をよりスマートに、より安全に、より直観的に、そしてより燃費効率を改善する最新のイノベーションを披露した。
2014年には、前年比40%増の1,100件近い特許を出願し、11億ユーロの研究開発費を割くなど、ヴァレオはだれもが享受できる自動車向けの高度なソリューションの開発に力を入れているという。今回、ヴァレオが展示する主な新技術は以下の通り。
360Vue® 3D システム
直観的で人間工学的に優れた360Vue® 3D システムは、ダッシュボード上のモニターに鳥瞰図を表示し、ドライバーがより正確な運転をできるようにサポートする。
3Dで360度見せることにより、車両のすぐ近くであっても死角のない視野をドライバーに提供していく。 続きを読む ヴァレオ、IAA2015で明日の車に向けた新技術を披露 →
ロバート・ボッシュGmbH(本社:シュトゥットガルト・ゲーリンゲン、代表取締役社長:Dr.rer.nat.Volkmar Denner、以下、ボッシュ)によると同社グループのモビリティ事業領域は、世界の自動車生産市場を大きく上回るペースで、躍進を遂げつつあるという。
フランクフルト国際モーターショー(IAA)会場で、同社取締役会長のフォルクマル・デナー氏は、「自動車技術の転換期にあたる今日、当社はこの領域で主導的な役割を果たしています。
特に自動化・電動化・ネットワーク化という3つの分野では、大きな躍進と成功を収めてつつあります」と述べた。
同社モビリティソリューションズ部門の2015年に於ける売上成長は約10%(為替調整後は5%)と見込まれているが、その一方で、世界の自動車生産高の成長は微増に留まっている。 続きを読む ボッシュ会長、IAA会場でIoT分野の伸張に期待を滲ませる →
アウディ AG(本社:ドイツ・バイエルン州インゴルシュタット、取締役会長:ルパート・シュタートラー、以下アウディ)は、フランクフルト国際モーターショー(IAA)で、いよいよAudi e-tron quattro conceptを発表する。
この電気自動車は、最大370kWのパワフルなe tron quattroドライブシステムと、空気抵抗係数(Cd値)0.25を達成した流れるようなデザインを特徴としている。
スポーティで、エネルギー効率に優れ、日常的な使用条件も完全に満たしたこのコンセプトカーは、アウディの考えるエレクトリックモビリティの未来を示すものとなった。 続きを読む アウディ「Audi e-tron quattro concept」発表へ、航続500km超・最高速210km →
シャープ株式会社(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:髙橋興三)は9月14日、東京メトロ(本社:東京都台東区 社長:奥 義光)と共同で、当社が試作したシースルーディスプレイを有楽町線豊洲駅の透過型ホームドアに設置し、9月19日より実証実験を開始すると発表した。
製品展示会に於ける同技術の参考写真
同ディスプレイは、カラーフィルターを用いること無く、R(赤)、G(緑)、B(青)の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示する。
またIGZO液晶ディスプレイ技術※1の採用により、画面の高速切り替えによるなめらかな動画表示と、透過率の飛躍的な向上を実現した。 続きを読む シャープのシースルーディスプレイを東京メトロ豊洲駅で実証実験 →
富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之、以下スバル)は9月14日、2016年型WRX(EyeSight*1を装着した米国仕様車)が、IIHS*2(道路安全保険協会)が行う最新の2015年の安全性評価において、最高評価「トップセイフティピック+」を獲得したと発表した。
また、2016年型モデルからアイサイトを採用することで、「トップセイフティピック+」受賞の条件である前面衝突予防性能試験においても、最高評価「Superior」を獲得した。 続きを読む スバル2016年型WRX、米国IIHSの2015年安全評価で最高評価 →
株式会社豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市、社長:大西 朗、以下、豊田自動織機)は、9月17日(木)から9月27日(日)までドイツ・フランクフルトで開催される「フランクフルト国際モーターショー」に初出展する。
ハイブリッド車(HV)・プラグインハイブリッド車(PHV)・電気自動車(EV)燃料電池自動車(FCV)向けパワーエレクトロニクス部品や、PHV・EVの普及に欠かせない充電インフラ製品を展示する。
豊田自動織機は環境負荷低減に貢献する当社の環境技術力をご紹介するとともに、このたびの出展を機に、欧州自動車市場向けに、これらの技術・製品の営業活動を拡充していく構え。 続きを読む 豊田自動織機、フランクフルト国際モーターショーに初出展 →
環境対応車向けトラクションインバーターで“超”モノづくり部品大賞「自動車部品賞」を受賞
日立オートモティブシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区大手町、取締役社長兼COO:関 秀明)は、国内約1,900社が参画するモノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催し、日本のモノづくりに寄与する卓越した部品・部材を表彰する「“超”モノづくり部品大賞」において、このたび、環境 対応車向けトラクションインバーターにより「自動車部品賞」を受賞した。
続きを読む 日立オートモティブシステムズ、環境向け技術で“超”モノづくり部品大賞 →
神奈川県、横浜市、川崎市、岩谷産業株式会社、株式会社東芝、トヨタ自動車株式会社、株式会社トヨタタービンアンドシステムは、環境省の委託事業である「平成27年度 地域連携・低炭素水素技術実証事業」において、神奈川県の京浜臨海部を対象地域として低炭素水素を活用する実証プロジェクトに取り組むにあたり、具体的な実証内容の検討、事業可能性調査を開始する。
続きを読む トヨタ含む民間4社と神奈川自治体、「低炭素水素」実証プロジェクト検討へ →
パイオニア株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 兼 社長執行役員:小谷 進、以下、パイオニア)と、「ヒア」ことHERE Technologies (HERE International B.V.、本社:オランダ・アムステルダム、CEO:Edzard Overbeek「エザード・オーバーベック」、以下、HERE)は、共同での自動運転・高度運転支援向け高度化地図の活用に関し協議を進めることで合意した。
これは、同社が開発を進めている、高性能・小型・低価格を実現する走行空間センサー「3D-LiDAR(ライダー)」により整備する高度化地図データとの連携可能性を鑑み、今回の合意に至ったもの。 続きを読む パイオニア、HEREと自動運転・高度運転支援の高度化地図活用事業で基本合意 →
トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下、トヨタ)は毎年、先端科学技術研究を行う大学・研究機関の研究者から、トヨタが考える技術ニーズに基づいた研究テーマを広く募っている。
これはトヨタと、大学・研究機関との共同研究に結びつけることを狙いとしており、今年も「トヨタ先端技術共同研究公募」のテーマを募集するため、第15回目となる公募を9月7日から開始する。 続きを読む 第15回「トヨタ先端技術共同研究公募」テーマ募集を開始 →
ボルボ・カーズ(本社:ヴェストラ・イェータランド県・イエテボリ、CEO:ホーカン·サミュエルソン、以下ボルボ)の新型ボルボXC90が、2015年のユーロNCAPのテストに於いて、5つ星の最高評価を獲得した。
また次世代の衝突回避・軽減オートブレーキを標準装備するXC90は、ユーロNCAPの自動ブレーキ車の追突回避テストにおいても、史上初の満点を獲得した。
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トヨタ自動車、マサチューセッツ工科大学およびスタンフォード大学と連携研究センターを設立
トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下、トヨタ)は、米国のマサチューセッツ工科大学のコンピュータ科学・人工知能研究所(Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory : 以下、CSAIL)およびスタンフォード大学のスタンフォード人工知能研究所(Stanford Artificial Intelligence Laboratory : 以下、SAIL)と、人工知能に関する研究で連携していくことに合意した。
今後5年間でトヨタは、両大学との人工知能研究に約5000万米ドルの予算を投じ、CSAILおよびSAILそれぞれと共同して連携研究センターを設立する。
一連の研究は、交通事故死の低減や、事故を予防するクルマの開発に大きな役割を果たす
両連携研究センターに於ける人工知能研究では、クルマやロボットへの応用を目指す。
続きを読む トヨタ、米国トップ大学へ5000万米ドルを投じ、人工知能の研究加速へ →
自動運転・高度運転支援向け高性能センサーと、高度化地図データの効率的な整備運用システムを提案
パイオニアは、自動運転・高度運転支援向けに必要とされる走行空間センサー「3D-LiDAR(ライダー)」の原理検証試作を完了し、高性能・小型・低コスト化に向けて開発及び車載実証実験を開始した。
2016年中に高度化地図の整備車両向けに実用化し、2017年には業務用製品、2018年頃から一般車両向け「3D-LiDAR」の製品化を目指す。 続きを読む パイオニア、自動運転・高度運転支援向け高性能センサー開発と車載実証実験を開始 →
株式会社ゼンリンデータコム(所在地:東京都港区港南、代表取締役社長:清水 辰彦、以下、ゼンリンデータコム)が展開する「混雑統計(R)」のIoT(Internet of Things)サービスに、ネットワークパートナーとしてビッグローブ株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役執行役員会長兼社長:中川 勝博、以下「BIGLOBE」)が参画する。
その共同事業第一弾として、国立研究開発法人情報通信研究機構 続きを読む ゼンリンとビッグローブ、「はたらく車プロジェクト」で国内の公用車からビッグデータ収集 →
横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役社長:野地彦旬、以下、横浜ゴム)は、国立研究開発法人理化学研究所(以下、理研)、日本ゼオン(株)との共同研究により、バイオマス(生物資源)からイソプレンを合成することに成功した。
イソプレンは自動車タイヤなどの原料として使われる合成ゴム(ポリイソプレンゴム)の原料として使用される。
バイオマスを原料とした合成ゴム(ポリイソプレンゴム)生成のイメージ
続きを読む 横浜ゴム・理研・日本ゼオン、バイオマス原料の合成ゴム技術を新開発 →
パイオニアは、コネクテッドカー技術のリーディングカンパニーを目指し、“次世代車載通信機器”と“クラウドサービス”の連携開発を積極的に推し進めている。
具体的には、日本の自動車業界として初めての※1、スマートフォンと自動車向けビーコン端末※2を活用したサービス「クルマDEビーコン」を開発した。※1 2015年8月31日時点の自動車業界においてパイオニア調べ。※2 アプリックスIPホールディングス株式会社のビーコン関連技術を活用している。
本サービスは、同社が開発したビーコン端末を介して、ドライバーがリアルタイムで乗車・運転中・降車なのか、その状況を認識。スマートフォンを介して個別状況下に合わせたサービスを提供していく。 続きを読む パイオニアの車両間通信技術、東京海上日動が「事故連絡支援機能」として採用へ →
Brembo S.p.A. (本社:Stezzano<イタリア>、President and CEO: Alberto Bombassei、以下、ブレンボ)は、来る9月開催のフランクフルト国際自動車ショーに於いて、写真の自動車用アルミキャリパーの新シリーズに加え、新たにインホイールモーター技術を組み込んだ新コンセプトの製品を提案すると、海外メディアで報じられている。
それは自律走行車のために設計されたもので、電動ブレーキキャリパーに、推進動力としてのモーターが統合されているユニットとなるようだ。 続きを読む ブレンボ、IAA2015でインホイールモーター技術による新製品を提案 →
株式会社ジェイテクト(本社:大阪市中央区南船場3丁目5番8号、代表取締役社長:新美篤志)は、今年10月にオーストラリアで開催する2015ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(※1)で、王座奪回を狙う東海大学ソーラーカーチーム「Tokai Challenger」(※2)に、今回も車軸支持用セラミック軸受を提供し支援していく。
併せて今年は、同大会初出場の名古屋工業大学ソーラーカー部「Horizon Z」(※3)にもセラミック軸受を提供し支援する。 続きを読む ジェイテクト、ソーラーカーレース参戦大学へ車軸支持用セラミック軸受提供 →
2015年8月27日、東海大学にて今レース参戦の新型ソーラーカーが発表
2015年10月18日(日)〜25日(日)の8日間、オーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)2015」。
パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:津賀一宏、以下、パナソニック)は、この過酷なビッグレースに参戦する東海大学ソーラーカーチームと、今年もスポンサー契約を結び支援する。
なお2015年8月27日(木)には、東海大学にて今回のレースに使用される新型ソーラーカーが発表されている。
▼[動画]東海大学が新型車両公開!World Solar Challenge 2015への新たな挑戦
VIDEO
「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)2015」の詳細
「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)2015」は、1987年から開催(1999年から隔年開催)されている。このレースは、オーストラリア北部のダーウィンから南部の 続きを読む パナソニック、世界最大級のソーラーカーレースに挑む東海大学を支援 →
世界初の新しい統合型センサーモジュールをトヨタ自動車の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」に納入
自動車交通事故発生の主な原因の一つに、ドライバーの疲労、注意力が散漫もしくは運転に集中できない状況が挙げられる。
このような状況で車両に、ドライバーを助ける高度運転支援システムの実装していくことは、交通事故のない交通社会、交通事故による死者を出さない交通社会実現の第一歩と云われる「ビジョンゼロ」実現のための重要なキーテクノロジーのひとつと云われている。
コンチネンタル(本社:ドイツ・ハノーバー、CEO:エルマー・デゲンハート)では、世界の自動車メーカー向けて、これらのドライバーの運転支援機能を実現するシステムを、長年に亘って開発・製造してきた。
そもそも安全性は、高級車といった一部の限られたクルマのものでない。すべてのモビリティに必要な要素であり、小型車にも容易に装備できるアフォーダブルなソリューションが、今、社会から求められている。
新MFLは、CMOSカメラとレーザーレーダーを単体のコンパクトユニットに統合し、小型車のミラーベースへ装着する
そこでコンチネンタルは、カメラ機能とレーザーレーダー機能を、単体のコンパクトユニットとして統合した新たなセンサーモジュールMFLを開発し、今年から大量生産を開始している。
そうして開発・製造されたユニットは、今日、トヨタ自動車の乗用車向け衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」として搭載されている。 続きを読む コンチネンタル、カメラとレーザーレーダーで「Toyota Safety Sense」をサポート →
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