ノレルの独自与信スキームで車両購入を諦めていた層へ新選択肢
「新車市場」「100円レンタカー」「ペットの旅立ち」「コレCARラ」などの自動車関連事業で全国800店舗網を保有するカーベル(本社:東京都中央区、代表取締役:伊藤 一正)は10月24日、与信連携で「ノレル(NOREL)」を運営するIDOM CaaS Technology(ICT/本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山畑直樹)と業務締結を結んだ。
上記、「ノレル」とは、中古車のガリバーからスピンアウトし「乗りたいを叶える。乗れないをなくす。」をミッションに掲げ、月額払いで新たなカーライフを提供する企業。そのためにエンドユーザーとの契約にあたっては独自の与信管理を展開している。
今回カーベルは、上記ICTと与信管理に係る提携を取り交わすことで、カーベル加盟店で車両購入を希望するエンドユーザーのうち、これまで一般的な信販審査を通過できず購入を諦めていた層に、より柔軟な与信を経てクルマを利用できる仕組みを提供する。
カーベルとICTが、このような与信審査領域で提携した背景には、全国800店を超える加盟店ネットワークを持ち、地域に根ざした販売・整備体制を展開しているカーベルを以てしても、今や生活インフラの一部と言っていい自動車所有欲求に対して与信の壁があるため「(クルマが)必要なのに持てない」というエンドユーザー側の課題が、依然として横たわっている現実があった。
対してICTは、これまでAIと独自のデータ分析を駆使し、エンドユーザーの実態に寄り添った“新しい信用”を定義する取り組みに腐心してきた経緯がある。
そこで今回、両社は双方のテクノロジーとネットワークを結びつけて提携体制を敷くことにより、「クルマに乗りたいすべての人に、もう一度チャンスを提供」することに取り組む。
提携によって実現することは以下の通り
- カーベル加盟店にて「ノレル」の独自与信スキームを導入することにより、審査通過率が大幅に改善させる。
- お客様は店舗を変えることなく、より柔軟なリース・購入プランを選択可能にする。
- 加盟店は販売機会を広げ、新たな顧客層へのリーチが可能になることで、顧客・販売店・業界全体の三方にとって価値ある新しいエコシステムを構築していく。
両社で掲げる今後の展望について
ICTは現在、約10店舗の加盟店とPoC(実証実験)を実施しており、サービスの有効性や運用フローの検証を進めている。
今後はこの成果をもとに、段階的に加盟店の拡大を進め、より多くの消費者層に新たなカーライフ体験を提供していく。
加えてICTは、カーベル以外のディーラーやリースサービス、中古車販売店との提携を積極的に進め、あらゆる角度から「乗りたい、を叶える。乗れない、をなくす。」の実現に向け活動していきたい考えだとしていてる。
両社の会社概要は以下の通り
<株式会社カーベル>
所在地:東京都中央区日本橋久松町11-6 日本橋TSビル 9階
代表者:代表取締役 伊藤 一正
事業内容:新車・中古車販売、加盟店支援事業
URL:https://carbell.co.jp/![]()
<株式会社IDOM CaaS Technology>
株式会社IDOM CaaS Technology
所在地 :東京都渋谷区神南一丁目19番4号
代表者 :代表取締役社長 山畑 直樹
事業内容 :CaaS事業(カーリース事業、レンタカー事業、カーシェアリング事業)
会社HP:https://idomcaastechnology.co.jp/![]()

