東海理化、「バス乗員安全システム・ベータ版」の販売開始

川崎鶴見臨港バスへ25年度中に11台納品へ

東海理化(本社:愛知県丹羽郡大口町、代表取締役社長:之夕 裕美)は10月28日、「バス乗員安全システム」のβ(ベータ)版の販売を開始するにあたり、2024年2月より同システムの共同検証を行っている川崎鶴見臨港バス(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:野村 正人)へ25年度中に11台を納品することを決定した。

*写真は、川崎鶴見臨港バス(株) 路線バス

バス乗員安全システムは、例えば車内に複数設置したカメラで取得した映像をAIで解析して、乗客が走行中に席を立つなどの怪我に繫がる不安全行動を検知する機能などを備えている。

更に車両情報(乗降口開閉、車速など)を組み合わせて解析して、状況に応じた運転士への通知や乗客への案内・注意喚起を行うことで、安心・安全な公共交通の実現に貢献する。

今回発売するβ版では、国内路線バスに於ける主要3車種への搭載を可能としているもの。

*骨格情報からAIが乗客の不安全行動を検知

東海理化は、川崎鶴見臨港バスと引き続き共同検証を進めていくと共に、他のバス事業者へもβ版の販売を拡大し、幅広い運用環境からの評価を得ることで、より良いシステムの開発に繋げていき、早期の量産化を目指す構えとしている。

同件に関する問い合わせ先は以下の通り
株式会社東海理化 総務部広報室(0587-95-8192)

株式会社東海理化
業種:製造業
本社所在地:愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地
電話番号:0587-95-5211
代表者名:二之夕 裕美
上場:東証1部
資本金:228億円
設立:1948年08月
URL:http://www.tokai-rika.co.jp/index.html



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