富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之、以下スバル)は9月14日、2016年型WRX(EyeSight*1を装着した米国仕様車)が、IIHS*2(道路安全保険協会)が行う最新の2015年の安全性評価において、最高評価「トップセイフティピック+」を獲得したと発表した。
また、2016年型モデルからアイサイトを採用することで、「トップセイフティピック+」受賞の条件である前面衝突予防性能試験においても、最高評価「Superior」を獲得した。
同試験での獲得ポイントは、「Superior」評価車中で最高となる6ポイントでした。2016年型WRXを含め、スバルは7車種について「トップセイフティピック」を受賞(TSP+:6車種、TSP:1車種)している。
アイサイトは、世界で初めてステレオカメラのみで、歩行者、自転車をも対象としたプリクラッシュセーフティ機能や全車速追従クルーズコントロール機能を実現したシステムであるが、日本、豪州、北米、欧州へと順次展開を拡大している。
ちなみにIIHSこと道路安全保険協会から、トップセイフティピックを受賞するには、前・側・後面衝突、そしてロールオーバー(車両転覆)時の安全評価すべてにおいて最良の乗客保護性能を持ち合わせた車として、最高の「Good」を獲得するとともに、2012年に導入されたスモールオーバーラップ試験においても「Good」または「Acceptable」を獲得することが必要となる。
2016年型WRXは、これら5つの安全性評価項目においても最高評価「Good」を獲得した。さらに、「トップセイフティピック+」を受賞するには、これらの条件を満たした上で、前面衝突予防評価において「Advanced」、「Superior」のいずれかを獲得する必要があるとされている。
*1 日本市場名称: EyeSight(ver.3)
*2 Insurance Institute for Highway Safety: 米国保険業界の非営利団体