ホンダ「新基準原付適合スーパーカブ」、3車種ラインを発売

本田技研工業(ホンダ/本社:東京都港区、取締役代表執行役社長:三部敏宏)は10月16日、原付一種(第一種原動機付自転車)に新たに追加された『区分基準』に適合した、「スーパーカブ110 Lite(ライト)」、「スーパーカブ110 プロ Lite」、「クロスカブ110 Lite」を12月11日(木)に発売する。

なお上記の『区分基準』とは、新基準原付を指すもので、総排気量50cc超〜125cc以下であり、かつ最高出力4.0kW以下に制御された車両が新基準原付となる。但し、新基準原付はあくまでも最高出力4.0kW以下に制御された車両である必要がある。

従って総排気量50cc超〜125cc以下でも、いわゆるスポーツ系バイクなど出力4.0kWを超える車両の場合は、既存通り『小型限定普通二輪免許』以上の免許が必要となる。

今回、発売される新基準原付の3車種のスーパーカブ(スーパーカブ110 Lite、スーパーカブ110 プロ Lite、クロスカブ110 Lite)は、既存のスーパーカブ110をベースに新たな区分基準に合わせて原付一種に求められる日常の移動時の軽快さや使い勝手の良さを追求。

その上で新基準原付の法規に適合する最高出力を3.5kWに抑えて最適化させた空冷・4ストローク・OHC・単気筒・109cm3エンジンを搭載。

それでも従来の49cm3エンジンを搭載したスーパーカブ50シリーズに比べ、出力、トルクともに向上したことで、よりスムーズな加速性能をが実現する。

加えて前輪ディスクブレーキを標準装備した上で前輪にのみ作用するABSも採用。更に前後輪にキャストホイールとチューブレスタイヤを標準装備。メーター内に速度警告灯、ギアポジションや時計などを表示する機能を搭載し、メンテナンスのしやすさにより配慮したモデルとしている。

|販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計
6,500台

|メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

スーパーカブ110 Lite
341,000円(消費税抜き本体価格 310,000円)

スーパーカブ110 プロ Lite
385,000円(消費税抜き本体価格 350,000円)

クロスカブ110 Lite
401,500円(消費税抜き本体価格 365,000円)

* 価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていない。

|主な特徴は以下の通り

▷力強く粘り強い出力特性のエンジン
タフネス性と低フリクションを追求した高効率の空冷・4ストローク・OHC・単気筒・109cm3エンジンを搭載。新基準原付に適合する最高出力3.5kWの出力特性に最適化し、扱いやすく安心感のあるスムーズな加速性を実現。

▷使い勝手の良さを生み出す車体構成
「乗る人」「燃料タンク」「エンジン」を車体中心付近にほぼ縦一列に配置したことによる「マス集中化による取り回しやすさ」、高さを抑えたエンジン配置による「乗り降りのしやすさ」、積載作業のしやすさに配慮したリアキャリアなど、使い勝手の良さを生み出すスーパーカブシリーズ独自の車体構成を継承。

▷安心感、メンテナンスの良さに配慮した足まわり
制動時の安心感に寄与するABSを採用した前輪ディスクブレーキと、メンテナンスのしやすさをより考慮した前後キャストホイールおよびチューブレスタイヤを装備。

▷その他の装備
メーター内には速度警告灯のほか、ギアポジションや時計、平均燃費などを表示する機能を搭載し、日常の移動における使い勝手の良さに寄与。

—————————————————————————

▷カラーバリエーション
(1)スーパーカブ110 Liteのカラーバリエーションは、「タスマニアグリーンメタリック」、「バージンベージュ」の2色設定。

—————————————————————————

(2)スーパーカブ110 プロ Liteのカラーバリエーションは、「セイシェルナイトブルー」の1色設定。

—————————————————————————

(3)クロスカブ110 Liteのカラーバリエーションは、「マットアーマードグリーンメタリック」、「ハーベストベージュ」、「ボニーブルー」の3色設定。フロントカバーには、新基準原付に適合したHondaの原付一種モデルを表す専用ロゴを配置した。

なお、「スーパーカブ110 Lite」は2025年10月29日より開催される「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」(プレスデー:10月29日~30日、一般公開日:10月31日~11月9日)のホンダブースにて展示される。

主要諸元
■道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社

*燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なる。

*定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率。

*WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類される。

*走行中はリターン式で、停車時のみロータリー式になるチェンジ機構。

問い合わせは、「お客様相談センター 0120-086819(オーハローバイク)」へ

 
 




 
 

Amazon Prime video / Amazon AD

「ザ・イノベイター」車で世界を創った男たち (字幕版)

– 欧州で生まれ、アメリカの礎を築き、
日本の躍進を支えた自動車産業の歴史を辿る –