和歌山市
(市長:尾花正啓)は10月30日、令和7年度和歌山市スマートシティ実証実験サポート補助金活用事業としてドローン配送の社会実装に取り組む民間事業者(NEXT DELIVERY/AERONEXT傘下企業)が和歌山市内でドローン配送の実証実験を実施する。
同実証実験は、地域課題及び行政課題の解決を主題とし本市をフィールドとして先端技術等を活用した実証実験で、これまで非DID地区に限定されていた「レベル3.5飛行(一定の条件をクリアすることで実施できる立入管理措置等を必要としない飛行形態)」を、DID地区(人口集中地区)を含む飛行ルートで行う日本初の試みとなるという。
また、この試みは、ドローン配送の適用範囲を過疎地域から都市部近郊を含む幅広い地域へと拡張し、ドローンの事業性向上に大きく貢献することが期待されるとしている。
1.実施内容:人口集中地区(DID)内におけるドローン配送(弁当の配送)の実証
2.実施主体:株式会社NEXT DELIVERY(山梨県北都留郡小菅村4838)
3.実証日:
令和7年11月4日(火) 15時半頃
※天候状況で直前で変更・中止となる場合がある。
※フライト時刻は前後する場合がある。
4.ドローン名称:
物流特化型ドローン「Air Truck(エア・トラック)」
5.飛行ルート:
離着陸地点:宇都宮病院(和歌山市鳴神505-4)
配送先:道の駅 四季の郷公園(和歌山市明王寺85)
※ドローンは、遠隔操作で約4キロ離れた配送先へ飛行・着陸し、置き配後再び離陸し、出発地点へと戻る。
6.実証実験の意義
新たに認められる予定のDID地区を含むレベル3.5飛行の日本初の事例
レベル4飛行に比べて低コストとなるレベル3.5飛行による生活圏でのドローン活用の可能性を示す
今後の制度運用や社会実装のモデルケースとなる


