「技術・解説」カテゴリーアーカイブ

マツダ、「魂動」デザインに新装色「マシーングレー」を開発しMX-5 RFに採用

マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道、以下、マツダ)は3月23日、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」の造形の魅力を際立たせるボディカラー「マシーングレー」を、車両ブランディングの新たなイメージカラーに加えた。

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なおこの塗色は、3月25日から4月3日まで開催されるニューヨーク国際自動車ショー出品の「マツダ MX-5 RF(日本名:ロードスター RF)」に採用している。

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ケーヒン、中国の自動車空調用新会社が本格稼動

株式会社ケーヒン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田内常夫)は、2014年7月に中国の湖北省仙桃市に設立した現地法人「京濱(武漢)汽車零部件有限公司」(略称:KWH)が本格稼動し、2016年3月19日に中国国内向けの新型空調ユニット (HVAC)の量産を開始したと発表した。

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豊田合成、後付け可能な「トラック向け脇見、居眠り警報ハンドル」を開発

豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑 直樹)は3月22日、既販トラックの事故防止に貢献することをねらいに、ドライバーの危険動作(脇見、居眠り)を検知し、警報する後付けシステムを開発した。

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ピレリ、タイヤ供給側から見たF1オーストラリアグランプリ決勝レポート

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上位6名が5種類の異なる戦略を実行、9名のドライバーが3種類のコンパウンドを使用

FIAフォーミュラ・ワン世界選手権、第1戦オーストラリアGP(開催地:豪・ビクトリア州メルボルン市、開催期間:3月18~20日)では、メルセデスのニコ・ロズベルグがタイヤレギュレーションが一新された2016年シーズンの開幕戦を制した。

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そうしたなか本年度の新しいレギュレーションの下で、各レースで3種類のコンパウンドが使用可能となって各チームは、タイヤアロケーション内で各コンパウンドのセット数を選択することができるようになった。

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神戸製鋼所、タイヤ・ゴム機械事業の中国新拠点設立

株式会社神戸製鋼所(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:川崎博也、以下、コベルコ)の機械事業部門は3月22日、自動車や建設機械用タイヤ等の製造工程で使用されるタイヤ・ゴム機械(混練機、二軸ローラーヘッド押出機、タイヤ試験機※1)の中国に於ける営業・アフターサービスを目的とした神鋼産機系統工程(青島)有限公司(略称:KMQ)を設立したと公表した。

総投資額は200万元(約4,000万円)、4月からの営業開始を予定している。

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JXエネルギー、広島メガソーラー発電所からの送電開始

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JXエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉森 務、以下、JXエネルギー)は3月16日、広島県広島市に於いて、広島メガソーラー発電所の送電を開始した。

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JXエネルギー、水素製造出荷センターを開所

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JXエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉森 務、以下、JXエネルギー)は3月18日、本牧事業所(神奈川県横浜市、2016年3月1日設置)に、「水素製造出荷センター」を開所した。

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<テープカットの様子>(左から)「日本石油輸送株式会社・代表取締役社長 森田公生氏」、「様鹿島建設株式会社・常務執行役員横浜支店長 野村高男氏」、「株式会社ENEOS水素サプライ&サービス・代表取締役社長 吉宗雅史氏」、「JXエネルギー株式会社・取締役 常務執行役員 新エネルギーカンパニー・プレジデント西島 弘也氏」、「JXエネルギー株式会社・常務執行役員 中央技術研究所長 五十嵐 仁一氏」、「株式会社日立製作所・執行役常務 電力・インフラシステム営業統括本部長 川野 薫氏」、「向陽電気工業株式会社・代表取締役社長 大野 賢正氏」

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アストンマーティンとレッドブル・レーシング、次世代ハイパーカーを製作へ

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アストンマーティンとの協業で、エイドリアン・ニューウェイが温め続けて来たふたつめの夢が遂に実現

英国を代表するラグジュアリー・ブランドのアストンマーティン(本社:英国・ウォリックシャー州ゲイドン、CEO:アンディ・パーマー)と、F1世界選手権を戦うレッドブル・レーシング(所在地:英・バッキンガムシャー州ミルトン・キーンズ、チーム代表:クリスチャン・ホーナー)は3月17日、新パートナーシップを発表した。

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このパートナーシップの下、レッドブル・レーシングのチーフ・テクニカル・オフィサー、エイドリアン・ニューウェイ氏と、アストンマーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、マレク・ライヒマン氏が共同して、まったく新しいアストンマーティン・ハイパーカーの開発に取り組む。

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サイバネットシステム、自動車用照明設計ソフトウェアを刷新

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ヘッドランプ、テールランプ、デイタイム・ランニング・ランプなどの解析評価用ソフトウェアで自動車用照明設計・開発をサポート

科学技術分野で解析設計を行うサイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役:田中 邦明、以下、サイバネット)は、ソフトウエア開発会社のSynopsys, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下、シノプシス社)が開発し、サイバネットが販売・サポートする自動車用照明設計ソフトウェア(※1)の販売を開始した。

https://www.youtube.com/watch?v=pI4q5HGsNrw

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豊橋技科大と大成建設、有人バッテリーレスEVで道路からの給電走行に世界初成功

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国立大学法人 豊橋技術科学大学(所在地:愛知県豊橋市、学長:大西 隆、以下、豊橋技科大)と、大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村田 誉之、以下、大成建設)は3月18日、同大学敷地内の屋外で、電力給電機能を埋設した道路を試作した上で、この道路上をバッテリー未搭載の電気自動車(EV)を走らせ、リアルタイムでワイヤレス供給を受けながら運転する実験を行い、世界初の有人走行を成功させた。

 

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ホンダ、新型「NSX」を米オハイオ州で4月下旬より量産開始

新型NSXは、車両の革新性構造のみならず、動力性能検査等の生産技術工程でも12の米国特許を保有

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:山田 琢二)は2016年3月17日、Acuraブランドの新型「NSX」北米仕様車の量産を、4月下旬より開始する。

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PMC外観

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グッドイヤー、自動運転向け次世代コンセプトタイヤを公開

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グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(Goodyear Tire and Rubber Company・本社:米オハイオ州アクロン、CEO:リチャード・J・クレイマー、以下グッドイヤー)は、「第86 回ジュネーブモーターショー」で、自動運転の未来を塗り変える可能性を秘めた、新しい考え方に立った2つのコンセプトタイヤを公開した。

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ホンダ、新型燃料電池自動車CLARITY FUEL CELL第一号車を経産省に納車

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)は3月17日、新型燃料電池自動車(以下、FCV)「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」の第一号車を経済産業省に納車し、同日16時より同省にて星野 剛士(ほしの つよし)経済産業大臣政務官とホンダ代表取締役社長・社長執行役員、八郷隆弘氏の出席のもと、納車式を実施した。

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曙ブレーキ工業、英・マクラーレンP1TM搭載技術で「日本機械学会賞(技術)」を受賞

3月18日(金)まで、東京ビッグサイトの第14回国際オートアフターマーケットEXPO2016で出展中

曙ブレーキ工業株式会社(本店:東京都中央区、本社:埼玉県羽生市、代表取締役社長:信元久隆)が、「市販ロードカー用高性能自動車ブレーキの開発と量産化」に於いて、一般社団法人日本機械学会より2015年度「日本機械学会賞(技術)」を受賞した。

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トヨタ・東芝・イワタニ、神奈川で風力による水素製造と利用促進の実証事業を開始

神奈川県、横浜市、川崎市の3自治体並びにトヨタ自動車株式会社、株式会社東芝、岩谷産業株式会社の民間3社は、横浜市が保有する風力発電施設「ハマウイング」の発電電力を利用し、当地に於いて、純度99.97%以上の水素燃料を製造・貯蔵・圧縮するインフラ環境を整備。

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製造した水素を、圧縮機を持たない簡易水素充填車により輸送し、横浜市内や川崎市内の青果市場や工場・倉庫等に導入する燃料電池フォークリフトで使用するサプライチェーンの構築を目指すと発表した。

このプロジェクトが始まった切っ掛けは、 続きを読む トヨタ・東芝・イワタニ、神奈川で風力による水素製造と利用促進の実証事業を開始

アウディ、学生が最新鋭プログラム環境下で競う「第2回・自動運転カップ2016」開催へ

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2016年3月22日から24日迄の3日間。独・インゴルシュタットにあるAudi museum mobile(アウディ自動車ミュージアム)に於いて、開催第2回を迎えるアウディ自動運転カップ(Audi Autonomous Driving Cup 2016)」 を開催する。

この競技には、ドイツ国内チームを中心に8つの大学が参加。自動運転機能を備えた1/8スケールのAudi Q5が、難易度の高いコースで競争を行い、見事優勝を飾ったチームには1万ユーロの賞金を授与する。※記事の写真は前回競技の様子

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東洋ゴム工業の低燃費タイヤ「ナノエナジー」が新型プリウスに採用

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東洋ゴム工業株式会社(本社:大阪府大阪市西区江戸堀、代表取締役社長:清水隆史、以下、東洋ゴム)は、トヨタ自動車株式会社から2015年12月に発売された新型「プリウス」に、新車装着用タイヤとして「NANOENERGY(ナノエナジー)」ブランドタイヤが採用されたと発表した。

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日立金属、米国特許商標庁による希土類焼結磁石特許請求項の一部無効判断に対抗

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中国の「希土類永久磁石産業技術革新戦略連盟」が、「米国特許商標庁」へ申し立てていた日立金属株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 執行役社長:髙橋 秀明、以下、日立金属)の保有特許に対する当事者系再審査手続(Inter Partes Review)に対して、米国特許商標庁が、請求項の一部を無効とする決定を下した。これに対して日立金属は3月10日、同決定を不服として然るべき法的手段を取ると表明した。

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ボッシュ、「Bosch Connected World」開催を皮切りに世界の頭脳を目指す

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IoTが空き駐車区画探し、製品管理を最適化、アスパラガスの生産量向上に貢献

独・ボッシュこと、ロバート・ボッシュGmbH(本社:シュトゥットガルト・ゲーリンゲン、代表取締役社長:Dr.rer.nat.Volkmar Denner <フォルクマル・デナー>、以下、ボッシュ)は、日本国内のビジネス・マーケットの環境下に於いては、自動車電装部品の大手ドイツ企業として良く知られた存在だ。

しかし彼の地ドイツでは「パン捏ね器」を筆頭とするキッチンマシンなどの生活家電も開発・製造する総合電機メーカーとして広く知られており、立ち位置的には、日本で言うところの「デンソー」と言うより、むしろ「日立」に近い立場にある。

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またドイツ当地では、「独ZF・米TRW連合」や、「コンチネンタル」など、自動車電装・部品業界で、直に競合するライバル企業が多いため、昨今は住環境の改善や、一般消費者向けのIoTインフラを開発する等、事業多角化に積極姿勢を見せている。

そうしたなか、同社はこの3月「Bosch Connected World」を開催するなど、新たに事業向けのIoTクラウド環境構築を本格化。

関連サービスをドイツ国内で複数の環境に於いてスタートさせた。 続きを読む ボッシュ、「Bosch Connected World」開催を皮切りに世界の頭脳を目指す

ZEG、エアロセンスと協業しドローンを活用したデータ収集サービスの全国展開を開始

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2015年にDeNAとの合弁で株式会社ロボットタクシーを設立した株式会社ZMP(※1)は、先の同年に株式会社ハーツユナイテッドグループ(※2)との合弁で株式会社ZEG(以下、「ZEG」)を設立している。

今回、この株式会社ZEGが、エアロセンス株式会社(※3)と協業し、この2016年3月より、ドローン活用のデータ収集サービスを開始する。

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