旭化成、独デュッセルドルフ市に自動車事業の新会社設立


旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:浅野 敏雄)は、欧州市場における自動車事業拡大のため、ドイツ・デュッセルドルフ市に「旭化成ヨーロッパ」を設立し、2016年4月1日より営業を開始する。

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1.設立の背景・目的
旭化成は、2016年4月1日より旭化成ケミカルズ株式会社、旭化成せんい株式会社、旭化成イーマテリアルズ株式会社の素材関連子会社3社を吸収合併。

旭化成エレクトロニクス株式会社と共にマテリアル領域を集約した事業持株会社として、事業間の連携強化・シナジーの最大化を目指す。

なおマテリアル領域では、事業横断的にマーケティング活動を実施して製品提案力を強化。特に自動車分野に注力していく構え子。

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これは欧州市場に於けるマテリアル領域の顧客の大半が、自動車関連産業であるためで、域内でもドイツは自動車分野のグローバルな情報発信基地として重要なエリアとなっている。

これまで旭化成グループとしては欧州に於いて、事業毎に現地法人を設立して事業活動を行ってきたが、この方針を転換し、欧州自動車関連産業との連携を深め、さらなる拡大が期待される自動車分野を中心に欧州事業の拡大を加速するべく、ドイツ・デュッセルドルフ市に「旭化成ヨーロッパ」を設立して営業を開始する。

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新会社の「旭化成ヨーロッパ」では、マテリアル領域での自動車関連産業を中心とした事業横断的マーケティング。

並びに自動車関連素材の研究開発・技術サービスや顧客ニーズへの迅速かつ効率的な対応を行い、欧州市場でのプレゼンスの向上、収益最大化を図っていく。

なお、ヘルスケア関連事業および、現在の拠点が事業上最適な現地法人については、従来通りの拠点で活動を継続する。

2.旭化成ヨーロッパの概要
(1)社名 旭化成ヨーロッパ(英文:Asahi Kasei Europe GmbH)
(2)所在地 ドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市
(3)代表者 堤 秀樹(4月1日就任予定)
(4)資本金 100万ユーロ
(5)株主 旭化成株式会社100%出資
(6)事業内容 化学品、樹脂製品、繊維、電子部品の販売・マーケティングなど
(7)営業開始日 2016年4月1日