「技術・解説」カテゴリーアーカイブ

トヨタ紡織、シリコンバレーオフィスを新設

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自動運転や移動空間に関する先進技術の調査活動を強化

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:石井克政)は、2016年4月アメリカのシリコンバレーに「トヨタ紡織アメリカ※ シリコンバレーオフィス」を新設し、自動運転や移動空間に関する先進技術の情報調査・分析活動をさらに強化する。

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国交省と経産省、自動車の新燃費試験法「WLTP」導入の方針をまとめる

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国土交通省と経済産業省は3月25日、乗用車等の燃費試験法への「WLTP(※1)」導入についての合同会議(※2)を実施した。

その内容によると、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づく燃費基準に係る乗用車等の燃費試験法へのWLTPの導入に関して、パブリックコメント(※3)を経てWLTP導入の方針をとりまとめている(※4)。

両省は、今回のWLTPの導入を果たす事により、自動車製造事業者における技術開発等を通じ、より一層の燃費改善の進展が期待されるとしている。

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ホンダ、グローバルに展開する「Honda DCT」の専用ウェブサイトをスタート

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)は、独創の二輪車用「デュアル・クラッチ・トランスミッション(以下DCT)」の魅力を紹介するウェブサイト「Honda DCT」を3月25日(金)に開設する。

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国交省と経産省による自動走行ビジネス検討会、自動走行の実現に向けた産学官連携の取り組みを公表

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国土交通省は日本国内の自動走行について、国際競争力を確保し、世界の交通事故の削減等に貢献することを目的に平成27年2月から経済産業省と共同で「自動走行ビジネス検討会」を開催している。今3月23日、その自動走行の実現に向けた今後の取組方針等を公表した。

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スズキの軽乗用車「ハスラー」予防安全性能アセスメントで最高ランク獲得

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JNCAP予防安全性能アセスメントに於いて、軽自動車で初めて3満点を取得し、最高ランクの「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得

スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏、以下、スズキ)のステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」及び「全方位モニター」を搭載した軽乗用車「ハスラー」(※1)が、JNCAP(※2)予防安全性能アセスメントにおいて軽自動車で初めて(※3)46点満点(※4)を取得し、最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+(※5)」を獲得した。

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国際海事機関、海のカーナビ,安全航行に役立つ画面表示の統一化に向けて動き出す

国際海事機関第3回航行安全・無線通信・捜索救助小委員会開催

国際海事機関(IMO)は,第3回航行安全・無線通信・捜索救助小委員会(NCSR 3)を平成28年2月29日から3月4日まで、英国ロンドンで開催し、航海に必要な情報の統合表示に関する国際的なガイドラインの検討を開始した。

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具体的には、船舶はブリッジで自船と他船の位置・船速・針路,気象、航行水域の警報等の様々な航海情報をレーダーなどに表示して運航している。これらの情報を一つの画面上に理解しやすく調和的に表示するための国際ガイドラインを作成する検討が始まった。

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トヨタ、パーソナルモビリティロボット「Winglet」の公道走行実証実験開始

次世代を担う電動立ち乗り二輪車が「臨海副都心」の公道(歩道)を走行

トヨタ自動車株式会社(本社 : 愛知県豊田市、社長 : 豊田章男、以下、トヨタ)は3月24日、臨海副都心内の公道(歩道)を使って、同社開発中のパーソナルモビリティロボット「Winglet(ウィングレット)」の公道走行実証実験を開始すると発表した。

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Winglet(Type L)

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神戸製鋼所、水素ステーション向け拡散接合型コンパクト熱交換器がステンレス協会最優秀賞

株式会社神戸製鋼所(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:川崎博也、以下、コベルコ)は、ステンレス協会主催の「第16回ステンレス協会賞」に於いて、機械事業部門の製品である「水素ステーション向け拡散接合型コンパクト熱交換器(製品名:DCHE)」が機能性部材のカテゴリーで最優秀賞を受賞(初受賞)し、3月22日(火)に鉄鋼会館にて表彰式が執り行われた。

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神戸製鋼所、機械事業部門機器本部機器工場長 伴 浩之氏

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マツダ、「魂動」デザインに新装色「マシーングレー」を開発しMX-5 RFに採用

マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道、以下、マツダ)は3月23日、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」の造形の魅力を際立たせるボディカラー「マシーングレー」を、車両ブランディングの新たなイメージカラーに加えた。

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なおこの塗色は、3月25日から4月3日まで開催されるニューヨーク国際自動車ショー出品の「マツダ MX-5 RF(日本名:ロードスター RF)」に採用している。

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ケーヒン、中国の自動車空調用新会社が本格稼動

株式会社ケーヒン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田内常夫)は、2014年7月に中国の湖北省仙桃市に設立した現地法人「京濱(武漢)汽車零部件有限公司」(略称:KWH)が本格稼動し、2016年3月19日に中国国内向けの新型空調ユニット (HVAC)の量産を開始したと発表した。

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豊田合成、後付け可能な「トラック向け脇見、居眠り警報ハンドル」を開発

豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑 直樹)は3月22日、既販トラックの事故防止に貢献することをねらいに、ドライバーの危険動作(脇見、居眠り)を検知し、警報する後付けシステムを開発した。

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ピレリ、タイヤ供給側から見たF1オーストラリアグランプリ決勝レポート

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上位6名が5種類の異なる戦略を実行、9名のドライバーが3種類のコンパウンドを使用

FIAフォーミュラ・ワン世界選手権、第1戦オーストラリアGP(開催地:豪・ビクトリア州メルボルン市、開催期間:3月18~20日)では、メルセデスのニコ・ロズベルグがタイヤレギュレーションが一新された2016年シーズンの開幕戦を制した。

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そうしたなか本年度の新しいレギュレーションの下で、各レースで3種類のコンパウンドが使用可能となって各チームは、タイヤアロケーション内で各コンパウンドのセット数を選択することができるようになった。

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神戸製鋼所、タイヤ・ゴム機械事業の中国新拠点設立

株式会社神戸製鋼所(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:川崎博也、以下、コベルコ)の機械事業部門は3月22日、自動車や建設機械用タイヤ等の製造工程で使用されるタイヤ・ゴム機械(混練機、二軸ローラーヘッド押出機、タイヤ試験機※1)の中国に於ける営業・アフターサービスを目的とした神鋼産機系統工程(青島)有限公司(略称:KMQ)を設立したと公表した。

総投資額は200万元(約4,000万円)、4月からの営業開始を予定している。

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JXエネルギー、広島メガソーラー発電所からの送電開始

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JXエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉森 務、以下、JXエネルギー)は3月16日、広島県広島市に於いて、広島メガソーラー発電所の送電を開始した。

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JXエネルギー、水素製造出荷センターを開所

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JXエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉森 務、以下、JXエネルギー)は3月18日、本牧事業所(神奈川県横浜市、2016年3月1日設置)に、「水素製造出荷センター」を開所した。

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<テープカットの様子>(左から)「日本石油輸送株式会社・代表取締役社長 森田公生氏」、「様鹿島建設株式会社・常務執行役員横浜支店長 野村高男氏」、「株式会社ENEOS水素サプライ&サービス・代表取締役社長 吉宗雅史氏」、「JXエネルギー株式会社・取締役 常務執行役員 新エネルギーカンパニー・プレジデント西島 弘也氏」、「JXエネルギー株式会社・常務執行役員 中央技術研究所長 五十嵐 仁一氏」、「株式会社日立製作所・執行役常務 電力・インフラシステム営業統括本部長 川野 薫氏」、「向陽電気工業株式会社・代表取締役社長 大野 賢正氏」

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アストンマーティンとレッドブル・レーシング、次世代ハイパーカーを製作へ

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アストンマーティンとの協業で、エイドリアン・ニューウェイが温め続けて来たふたつめの夢が遂に実現

英国を代表するラグジュアリー・ブランドのアストンマーティン(本社:英国・ウォリックシャー州ゲイドン、CEO:アンディ・パーマー)と、F1世界選手権を戦うレッドブル・レーシング(所在地:英・バッキンガムシャー州ミルトン・キーンズ、チーム代表:クリスチャン・ホーナー)は3月17日、新パートナーシップを発表した。

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このパートナーシップの下、レッドブル・レーシングのチーフ・テクニカル・オフィサー、エイドリアン・ニューウェイ氏と、アストンマーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、マレク・ライヒマン氏が共同して、まったく新しいアストンマーティン・ハイパーカーの開発に取り組む。

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サイバネットシステム、自動車用照明設計ソフトウェアを刷新

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ヘッドランプ、テールランプ、デイタイム・ランニング・ランプなどの解析評価用ソフトウェアで自動車用照明設計・開発をサポート

科学技術分野で解析設計を行うサイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役:田中 邦明、以下、サイバネット)は、ソフトウエア開発会社のSynopsys, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下、シノプシス社)が開発し、サイバネットが販売・サポートする自動車用照明設計ソフトウェア(※1)の販売を開始した。

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豊橋技科大と大成建設、有人バッテリーレスEVで道路からの給電走行に世界初成功

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国立大学法人 豊橋技術科学大学(所在地:愛知県豊橋市、学長:大西 隆、以下、豊橋技科大)と、大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村田 誉之、以下、大成建設)は3月18日、同大学敷地内の屋外で、電力給電機能を埋設した道路を試作した上で、この道路上をバッテリー未搭載の電気自動車(EV)を走らせ、リアルタイムでワイヤレス供給を受けながら運転する実験を行い、世界初の有人走行を成功させた。

 

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ホンダ、新型「NSX」を米オハイオ州で4月下旬より量産開始

新型NSXは、車両の革新性構造のみならず、動力性能検査等の生産技術工程でも12の米国特許を保有

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:山田 琢二)は2016年3月17日、Acuraブランドの新型「NSX」北米仕様車の量産を、4月下旬より開始する。

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PMC外観

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グッドイヤー、自動運転向け次世代コンセプトタイヤを公開

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グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(Goodyear Tire and Rubber Company・本社:米オハイオ州アクロン、CEO:リチャード・J・クレイマー、以下グッドイヤー)は、「第86 回ジュネーブモーターショー」で、自動運転の未来を塗り変える可能性を秘めた、新しい考え方に立った2つのコンセプトタイヤを公開した。

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