「技術・解説」カテゴリーアーカイブ

スズキ、ハスラー「S-エネチャージ」搭載車デビュー

suzuki-the-s-energy-charge-to-the-hustler-vehicles-release20150513-1-min

NA・CVT車搭載のエネチャージを「S-エネチャージ」に変更

スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、社長:鈴木修、以下スズキ)は、軽乗用車「ハスラー」へ、加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」を搭載した新機種(「G」のNA・CVT車、「X」のNA車、特別仕様車「JSTYLE」に搭載)を設定し、5月13日より発売する。 続きを読む スズキ、ハスラー「S-エネチャージ」搭載車デビュー

フォルクスワーゲン、新6リッターエンジンのW12 TSIをウイーンで公開

volkswagen-publish-w12-tsi-of-the-new-6-liter-engine-in-vienna20150510-7-min

優れた環境性能を持つW型12気筒エンジンを公開

フォルクスワーゲン AG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、CEO:マルティン・ヴィンターコーン、以降VW)は、今年2015年開催で、第36回目を迎えた国際ウィーンモーターシンポジウムで4月8日、次世代の高級車のパワーユニットに相応しく、優れた環境性能を持つ新型エンジン「6.0 W12 TSI」を発表した。

volkswagen-publish-w12-tsi-of-the-new-6-liter-engine-in-vienna20150510-9-min

ウィーン王宮のコングレスセンターで開かれた発表会の席上で、VWのパワートレイン開発ディレクターのフリードリヒ・アイヒラー氏は、「次世代のパワーユニットを目指して開発されたW12 TSIは、世界においても、最も高度なエンジン技術を投入した最先端のエンジンユニットです」と述べた。同氏がプレゼンした概要は以下の通り。 続きを読む フォルクスワーゲン、新6リッターエンジンのW12 TSIをウイーンで公開

ダイムラー、米公道における大型トラックの自動運転実験を開始

公道走行が可能なナンバープレートをネバダ州当局から取得

ダイムラーAG(本社:ドイツ・ヴュルテンベルク州・シュトゥットガルト、取締役会会長:ディーター・ツェッチェ、以下、ダイムラー)は5月8日、米国ネバダ州において、自動運転機能を搭載した大型トラック「フレートライナー・インスピレーション・トラック」に対して、世界で初めて公道走行が可能なナンバープレートをネバダ州当局から取得したと発表。

daimler-automatic-operation-start-of-the-experiment-of-heavy-truck20150510-5-min

同社は、ラスベガス近郊にメディア、政府、経済界等の関係者を招待した上で、この世界初のナンバー認可となった商用トラックによる自動運転走行を公開した。

daimler-automatic-operation-start-of-the-experiment-of-heavy-truck20150510-3-min

今回ナンバープレートを取得したフレートライナー・インスピレーション・トラックは、 続きを読む ダイムラー、米公道における大型トラックの自動運転実験を開始

スバルレヴォーグ・WRX・レガシィ・フォレスター、2014年度ファイブスター賞獲得

subaru-le-vogue-·-wrx-·-legacy-forester-won-fiscal-2014-five-star-award20150509-1 (1)

2014年度自動車アセスメントで、最高の評価の5 つ星を獲得

富士重工業株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之、以下スバル)は、同社のレヴォーグ、WRX、レガシィ、フォレスターが、国土交通省と、独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA*1)が実施した、自動車の安全性能を比較評価する2014年度自動車アセスメント(JNCAP*2)において、最高の評価である 5 つ星を獲得。「新・安全性能総合評価ファイブスター賞(JNCAP ファイブスター賞)」を受賞した。 続きを読む スバルレヴォーグ・WRX・レガシィ・フォレスター、2014年度ファイブスター賞獲得

アウディ、水と電気だけで作るディーゼル燃料の本格運用に着手

audi-and-full-scale-operation-of-the-new-fuel-to-make-with-water-and-electricity20150505-2-min

精製した新燃料を政府公用車へ給油するセレモニーを実施

アウディAG(本社:ドイツ・バイエルン州インゴルシュタット、取締役会長:ルパート シュタートラー、以下アウディ)は、4月21日、水と二酸化炭素(CO2)、そして電気のみで精製する新ディーゼル燃料「アウディeディーゼル(以下、eディーゼル)」を、自動車用燃料として本格運用し始めると発表。

この日、ドイツ政府の公用車であるアウディA8 3.0 TDI クワトロ4WDに、最終製品として精製した最初の5リットルを給油するセレモニーを行った。 続きを読む アウディ、水と電気だけで作るディーゼル燃料の本格運用に着手

理研、太陽光エネルギーを水素へ変換する安価なシステム実現へ

riken-solar-energy-to-low-cost-system-implementation-to-be-converted-to-hydrogen20150504-3-min

太陽光エネルギーの水素貯蔵でエネルギー変換効率15.3%を達成

理化学研究所(所在地:埼玉県和光市、理事長:松本紘、以下、理研)の社会知創成事業イノベーション推進センター中村特別研究室・中村振一郎特別招聘研究員と、藤井克司客員研究員(東京大学特任教授)らの研究チームは、太陽光エネルギーを水素として貯蔵する安価で簡便なシステムを構築し、エネルギー変換効率15.3%を達成したと発表した。 続きを読む 理研、太陽光エネルギーを水素へ変換する安価なシステム実現へ

人とくるまのテクノロジー展2015、パシフィコ横浜で開催5/20から

automotive-engineering-expositon20150503 -5-min
前回、人とくるまのテクノロジー展2014

先端の自動車技術が揃う国内最大の自動車技術展

公益社団法人自動車技術会(本部所在地:東京都千代田区、会長:加藤光久、以降、自動車技術会)は、2015年5月20日(水)〜22日(金)の3日間にわたり、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で、「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2015」を開催する。 続きを読む 人とくるまのテクノロジー展2015、パシフィコ横浜で開催5/20から

次世代自動車に前向き74.8%、期待する企業はトヨタ、注目の技術は自動運転

the-forward-looking-in-next-generation-vehicles-expected-company-toyota-attention-technology-automatic-operation-20150502-2-min

「次世代自動車」をテーマに次世代技術者へアンケート

成長市場と未来企業の情報を発信するアスタビジョン。同情報サイトを運営するアスタミューゼ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:永井 歩)は、これら成長市場と連動させた転職サイト「転職ナビ」に登録している高度人材を対象に、「次世代自動車市場」に関するアンケートを実施した。 続きを読む 次世代自動車に前向き74.8%、期待する企業はトヨタ、注目の技術は自動運転

東レ、ドイツでの樹脂新会社設立、米国でも樹脂テクニカルセンター増設

toure-resin-new-company-in-germany-expansion-resin-technical-center-in-the-united-states20150502-1-min

各国自動車メーカーとの国際的な連携を進めていく東レ

東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺 昭廣、以下「東レ」)は、欧州における樹脂事業拡大のため、ドイツ連邦共和国ノイ・イーゼンブルク市において、新たに高機能樹脂製品のマーケティング・販売会社Toray Resins Europe GmbH(略称TREU)を設立した。 続きを読む 東レ、ドイツでの樹脂新会社設立、米国でも樹脂テクニカルセンター増設

産総研、新技術で扱い難い水素貯蔵・運搬の突破口を開く

mirai-meti-approval20150323-1
燃料電車の水素タンクについては、繊細な製造工程を経た細心さが求められる。

超微細な貴金属ナノ粒子触媒の固定化に成功、水素エネルギー社会の実現へ寄与する可能性

先の4月に「自動車ヒューマンファクター研究センター」を設立した国立研究開発法人 産業技術総合研究所(東京本部:東京都千代田区、理事長:中鉢良治、以下、産総研)は、この度、電池技術研究部門(研究部門長、谷本一美)エネルギー材料研究グループ、徐強上級主任研究員と、Yao CHEN元産総研特別研究員らにより、4月28日、「非貴金属犠牲法」という新しい手法を開発し、超微細な金属ナノ粒子(粒径がナノメートルの金属の粒)の触媒を、層状炭素材料であるグラフェン(炭素原子が平面上で蜂の巣状に並んだ構造をもつ)上に、均一に固定化することに成功したと発表した。

the-technology-that-enables-transportation-aist-and-storage-of-hydrogen20150430-1-min

この技術は、今話題の水素の貯蔵・運搬で、大きな貢献が期待される技術だ。

現段階では貯蔵・運搬に関して最適な運用方法を持たない水素

昨今、クリーンで安全なエネルギーとして水素に期待が集まっている。しかし今日、エネルギーとしての水素は、貯蔵、運搬いずれのケースでも、取扱い上の最適手段がない現状だ。

仮に水素を貯蔵・運搬するとした際、第一に考えられる液体水素は、水素を液化すること自体に多量のエネルギー必要とする上に自然蒸発が大きい。

the-technology-that-enables-transportation-aist-and-storage-of-hydrogen20150430-2-min

一方、水素吸蔵合金を水素の入れ物として使えば、そうした課題は解決するが、現時点で水素吸蔵合金は、重量当たりの水素密度が低過ぎる。

the-technology-that-enables-transportation-aist-and-storage-of-hydrogen20150430-3-min

また、トヨタ自動車が量産型燃料電池車の「ミライ」で利用している高圧ガスボンベへの充填スタイルは、大規模な水素輸送や小型のデバイスなどの移動型デバイスでの利用が困難だ。

nimohisu-hydrogen-station20150324-1
燃料電池車への水素充填にあたって、その環境を整えるには、今のところ手軽とは呼べない手段しかないのが現状だ。写真は、都内・九段下近くの移動式水素充填施設。

それらに対して、もうひとつ。化学的手法を用いた水素貯蔵方法がある。この場合は、高密度の水素を化学結合で安定的かつ安全な形で貯蔵できるため、大規模な水素輸送や、小型の移動型機器への水素供給への有望な方法のひとつとして期待されている。

水素エネルギー社会実現への足掛かりの他、太陽エネルギーへも応用可能

今発表で貯蔵基として使われたグラフェンは、グラファイトを構成する単原子薄膜だ。具体的には、炭素原子が平面上で蜂の巣状に並んだ構造を持っている。

the-technology-that-enables-transportation-aist-and-storage-of-hydrogen20150430-4-min
今回は、このグラフェン上に、超微細貴金属ナノ粒子を固定化する「非貴金属犠牲法」という手法を開発。同手法により、超微細な銀-ロジウム(Ag-Rh)合金ナノ粒子を、グラフェン上に均一に固定化させることに成功した。

今後,本技術は,金属ナノ粒子触媒開発による水素エネルギー社会の実現へ多く寄与する共に、金属ナノ粒子の新しい合成法として太陽エネルギーへの変換など、広範な分野への応用が期待される。

【参考】上はトヨタMIRAI生産 シャシー工程の様子

その他の記事(新車関連)
ダイハツ、ムーヴとタントに「スマートアシストⅡ」を搭載
アルファ・ロメオ、ジュリエッタスプリントに2台の特別仕様車
マツダ、デミオ Mid Century / Urban Stylish Mode発売
日産デイズ ルークス エマージェンシーブレーキ全グレード標準化
マツダ、特別仕様車ベリーサNoble Coutureを発売
ホンダ、VEZELの装備拡充・4WD車の設定追加
メルセデスベンツ、E 250クーペ/カブリオレの本革シート標準化
BMW 「M」に限定車、3シリーズM Sport Style Edge登場
ホンダ、新型ステップ ワゴン、ステップ ワゴン スパーダ販売開始
トヨタ、中国開発のカローラ&レビンハイブリッドを発表
ダイハツ、5月のスペシャルイベントで「第3のモデル」を展示

その他の記事(モータースポーツ)
プーマ、レッドブルF1チームとのパートナーシップを発表
WEC第2戦、ポルシェ919ハイブリッドは初の3台体制に挑む
スバル、ニュルブルクリンク24時間パブリックビューイング開催
求人情報サイトAN、DODAでプロレーサー募集中6/15まで
VW、ピエヒ会長辞任。モータースポーツ活動に変化はあるか
SUPER GT第2戦、富士専用空力仕様でハイスピードバトルに挑む

その他の記事(イベント)
メルセデス・ベンツ エクスペリエンス in グランフロント大阪開催
東急電鉄、二子玉川駅でセグウェイに乗るツアー開始、民間初
ホンダジェット遂に日本の空へ。国内報道陣に初披露
第26回トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル開催
プジョー、PEUGEOT LION MEETING 2015、5/30開催
気になるクルマに触れて、体感できるル・ボラン カーズ・ミート
日産、本社でゴールデンウィーク・ファミリーイベント開催
シトロエンの開放感を体感する6日間、湘南T-SITEで5月11日まで

その他の記事(話題)
JAFが再現、逆走車の恐怖。続編動画を公開
ヤマハ、拡大する南アジア二輪車市場へ布石
三菱自動車、米子会社MMNAとアライ社の提携拡大を発表
トヨタ、中長期保有前提の「AA型種類株式」の発行に動く
週刊「NISSANスカイライン2000 GT-R KPGC10」先行予約開始
パナソニック、欧州のパワーエレクトロニクス展示会に出展
オートバックスセブン、車買取・販売の新訴求CMを開始
ホンダ、「UNI-CUB β」イタリア・ミラノ万博デビュー
日産、JUKE by YOUの最優秀作品を正式発表
スズキの欧州販売車VITARAが、ユーロNCAP評価で5つ星を獲得無限、新型STEP WGNカスタムパーツ発表

MOTOR CARSサイトTOPに戻る

パナソニック、欧州のパワーエレクトロニクス展示会「PCIM 2015」に出展

パナソニックのパワー半導体技術がニュルンベルクに結集

パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:津賀一宏、以下パナソニック)は、2015年5月19日(火)~21日(木)の3日間、ドイツ ニュルンベルクで開催されるパワーエレクトロニクスの展示会「PCIM 2015」 (Power Conversion Intelligent Motion 2015)に、同社のパワー半導体関連製品群を出展する。

panasonic-and-exhibited-at-the-pcim-20150428-2-min

一般に半導体と聞くと、マイコン(CPU)やメモリなどのLSIが、思い浮かぶと思うが、これらは「演算」や「記憶」などの役割を担う半導体である。 続きを読む パナソニック、欧州のパワーエレクトロニクス展示会「PCIM 2015」に出展

ボッシュ、今後5年で2倍の性能を持つ高電圧バッテリー実現を目指す

bosch-and-aim-the-battery-twice-the-performance-in-five-years20150426-3-min

ボッシュが取り組む次世代を担うバッテリー開発への道

長寿命、最高の品質、最高水準の安全性など、自動車用高電圧バッテリーに求められることは幾多に及ぶ。

このため現在のリチウムイオンバッテリーは、最低走行距離15万km、また15年の製品寿命が達成できるよう設計されている。また自動車搭載用バッテリーに求められる一般的なレギュレーション上では、車両に搭載され、それだけ長期間使用を経た後でも、出荷時の80%の容量と性能を維持している必要がある。

ロバート・ボッシュGmbH(本社:シュトゥットガルト・ゲーリンゲン、代表取締役社長:Dr.rer.nat.Volkmar Denner、以下ボッシュ)のガソリンシステム事業部で、役員としてeモビリティを担当するヨアヒム・フェッツァー氏は、「コスト効率に優れ、パワフルで信頼性の高い自動車用高電圧バッテリーを開発するのは非常に難しいことです」と語る。 続きを読む ボッシュ、今後5年で2倍の性能を持つ高電圧バッテリー実現を目指す

アウディ、独PHV実験に40台のA3 Sportback e-tronで参加

audi-of-40-units-in-germany-phv-experiment-a3-sportback-e-tron20150426-1-min
右から「ドイツ連邦交通・デジタルインフラ省国務長官、ライナー ボンバ氏」、「アウディの技術担当取締役、Prof. Dr. ウルリッヒ ハッケンベルク氏」

環境技術でメルケル首相が掲げる国家プランを牽引

アウディ AG(本社:ドイツ・バイエルン州インゴルシュタット、取締役会長:ルパート シュタートラー、以下アウディ)は、この4月中旬から、ドイツ政府が実施しているEVによる国家プロジェクト「エレクトリック モビリティ ショーケース」に、40台の「Audi A3 Sportback e-tron」を提供したと発表した。 続きを読む アウディ、独PHV実験に40台のA3 Sportback e-tronで参加

スズキの欧州販売車VITARAが、ユーロNCAP評価で5つ星を獲得

スズキのハンガリー子会社で生産が始まったばかりの新型SUV

スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、社長:鈴木修、以下スズキ)が欧州で販売する新型「VITARA(ビターラ)」。同車は、スズキがジムニーを出発点に、脈々と培ってきた本格四輪駆動SUVの資質を受け継ぎながら、デザイン、走行性能、安全性能、環境性能などを新世紀に合わせ、進化させてきた新コンパクトSUVである。

European-sales-car-VITARA-of-Suzuki-Euro-NCAP-rating-won-the-5-star20150423-2-min

このVITARAは、2013年のフランクフルトモーターショーに出展されたコンセプトモデル「iV-4」をベースに開発が始まり、2014年のパリモーターショーの会場でワールドプレミアされたモデル。先頃、スズキのハンガリー子会社・マジャールスズキでの生産も始まったばかりの次世代SUVだ。当地のラインオフではハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相も出席して式典も行われた。

続きを読む スズキの欧州販売車VITARAが、ユーロNCAP評価で5つ星を獲得

マツダのアクアテック塗装技術が「第47回 市村産業賞 貢献賞」を受賞

47th-aqua-tech-paint-mazda-Ichimura-industry-award-contribution-award20150421-2-min

マツダの市村産業賞受賞は4度目、貢献賞受賞では3度目

マツダ株式会社(以下、マツダ)はこのたび、「アクアテック塗装」が、財団法人 新技術開発財団より「第47回 市村産業賞 貢献賞」を受賞したことを発表した。
「市村産業賞」は、優れた国産技術を開発することで産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに、毎年贈呈されるもの。 続きを読む マツダのアクアテック塗装技術が「第47回 市村産業賞 貢献賞」を受賞

日本企業のサン電子、イスラエルのARスタートアップ会社に出資

ARプラットフォーム開発、InfinityAR社の株式取得

モバイルデータ事業並びにモバイルアブリケーションの開発・配信等を展開するサン電子株式会社(本社:愛知県江南市、代表取締役社長:山口正則、以下サン電子)は、4月8日、拡張現実(AR)プラットフォームを提供するイスラエルのスタートアップ企業のInfinity Augmented Reality,Inc.(以下、InfinityAR社)の第三者割当増資に応じ、同社既存株式の33.5パーセントにあたる2.6百万米ドル(148,972,855株)の出資を決定したと発表した。

カーナビゲーションやウェアブル端末等の応用拡大も視野に 続きを読む 日本企業のサン電子、イスラエルのARスタートアップ会社に出資

日産のアラウンドビューモニター技術が遠隔操作無人探査機に

日産自動車、次世代海洋資源調査プログラムに協力

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は4月9日、同社と国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC、本部:神奈川県横須賀市夏島町 理事長:平 朝彦)、及びトピー工業株式会社(本社:東京都品川区大崎 社長:藤井 康雄)が、自動運転につながる要素技術でもあるアラウンドビューモニター技術を、内閣府が進める戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の課題の一つである「次世代海洋資源調査技術」を構成する研究開発課題で実施する「ROVによる高効率海中作業システムの開発」に応用するため、共同開発契約を締結した、と発表した。 続きを読む 日産のアラウンドビューモニター技術が遠隔操作無人探査機に

富士通テン、車両全周囲立体モニタの技術で科学技術賞

https://www.youtube.com/watch?v=Obg9VExbg1w

車載カメラの3D合成­技術で高い評価を獲得

2015年4月7日、富士通研究所(本社:神奈川県川崎市、社長:佐相秀幸、以下、富士通研究所)、富士通テン(本社:兵庫県神戸市、社長:山中明、以下、富士通テン)、ソシオネクスト(本社:神奈川県横浜市、会長兼CEO:西口泰夫、以下、ソシオネクスト)の3社は、文部科学省が主催する「平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」において「車の周囲を3次元的に見せる全周囲立体モニタ技術の開発」で科学技術賞(開発部門)を受賞。

また、併せて富士通研究所は、「エレクトロニクス実装用電子セラミック材料とプロセスの研究」で科学技術賞(研究部門)を受賞したと発表した。

カメラ画像を3D­合成し、モニター上に360度画面で表示

今回受賞した技術は、 続きを読む 富士通テン、車両全周囲立体モニタの技術で科学技術賞

トヨタ、新型1.2L直噴ターボエンジンをオーリスに初搭載

toyota-and-developed-a-new-1.2l-direct-injection-turbo-engine20150406-4
マイナーチェンジした新型オーリス120T (2WD)

 

世界トップレベルの高熱効率を誇る過給エンジン

4月6日、トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田章男、以下、トヨタ)は、1.2Lクラスで「力強い加速感を実現すること」、「高い熱効率と備えること」、このふたつの課題実現を求めて永らく開発してきた新型直噴ターボエンジン「8NR-FTS」を遂に発表した。

toyota-and-developed-a-new-1.2l-direct-injection-turbo-engine20150406-1
1.2L直噴ターボエンジン「8NR-FTS」

続きを読む トヨタ、新型1.2L直噴ターボエンジンをオーリスに初搭載

小林可夢偉、トヨタWECのテスト兼リザーブドライバーに

toyota-ts040hybrid-wec20150326-2

トヨタ・レーシング、WECチャンピオン連覇とル・マン勝利へ

トヨタ・レーシングは2015年の世界耐久選手権(WEC)に、マニュファクチャラー/ドライバーの“ダブルタイトル”ホルダーとして参戦する。

車両は、昨年版マシンを改良したLMP1マシンTS040ハイブリッド。2015年3月26日、フランスのポール・リカール・サーキットで、2015年のチーム体制と共に発表した。 続きを読む 小林可夢偉、トヨタWECのテスト兼リザーブドライバーに