ポルシェ、今夏もスカラーシッププログラムの一般公募を開始

東大先端研 個別最適な学び寄付研究部門との共同プロジェクト、出会いと非日常な体験と学び

ポルシェジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:須藤 亜佐子)は、東京大学先端科学技術研究センター個別最適な学び寄付研究部門と共に、中高生を対象とした夏休みの期間を利用する5日間のスカラーシッププログラム『LEARN with Porsche (ラーン ウィズ ポルシェ)2025』(「サマープログラム」と「ものづくりプログラム」)を開催する。

どちらのプログラムも本日2025年5月1日(木)より全国の学生を対象に一般公募を開始する。

この「LEARN with Porsche」は、未来の壁に立ち向かっていくスカラーシップ生を探し、これからの学びに必要な心構えと夢をプレゼントする独自のスカラーシッププログラム。

LEARNは、Learn Enthusiastically(熱心に学び)、Actively(積極的に)、Realistically and Naturally(現実的かつ自然に)の頭文字から名づけた。

自然災害の発生や社会情勢の変化など不確定・不安定な状況下にも、リアルな生活の中に社会の現実を直視し、そこで得た経験、教科書やネットで学んだ知識を結びつけていく必要がある。それと同時に非日常な体験を通して課題に立ち向かう突き抜けた力を養うことも大事だと考えている。

実施するプログラムでは、情報機器を使わず経験や体験、人との関わりを通して答えを導き出すようなカリキュラムを用意し、今年も5日間ほどの体験合宿を企画している。

選考は、全国の中高生を対象に公募し、その中から書類選考と面談を実施した上で10名のスカラーシップ生を選ぶ。どちらのプログラムも、参加費・旅費・宿泊費はスカラーシップとして運営事務局が規定に従い負担する。

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▷2021年の第1回目は、情報機器を使わず限られた情報の中、目的地までの行き方を空港内で探す課題からスタートした。コロナ禍でのコミュニケーション方法、限られたヒントを元にチームで工夫し初めての土地を行動した体験、また目的地で初めて接する馬と向き合い乗馬をしながら一馬力を学び、貸切サーキットで最新のポルシェに乗りクルマのルーツを探るような、毎日異なる体験に取り組んだ。

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▷2022年の第2回目は、四国宇和島の重要文化的景観である壮大な段畑の修復作業、土佐久礼のカツオ漁を朝4時から体験するなど、先人から続く生活と仕事の移り変わりを学んだ。最終日には、設立間もないポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で、最新のポルシェに乗り、ドライビングコーチの専門的職業という分野の知見も得た。

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▷2023年の第3回目は、地方からの出稼ぎ労働者の街を対象にチームに分かれ現場聞き込みをしながら歴史を紐解くことから始まりました。その後、旭川から稚内まで約6時間かけて宗谷本線で移動し、北海道最北端の礼文島と利尻島を巡り、現地の方々の実際の仕事に関わりながら島の歴史や生活、稼ぐことについて考えた。この年は、第1回目に登場した60年代のポルシェトラクターをレストアする、ものづくりのプログラムも始動させた。

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▷2024年の4回目は、九州を舞台に鹿児島と熊本の2チームに分かれ行動し、天草について隣接する場所によって文化のルーツが異なることを知り、現地で入手した歴史や文化の情報を点から線に、面に変化させる考え方を学んだ。一方ものづくりプログラムでは、クラッチなどをレストアした後、実際に畑で動かし耕す稼働状態に60年代のポルシェトラクターを蘇らせた。

LEARN with Porsche :https://learn-project.com/pj/

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LEARN with Porsche 2025 一般公募概要について

1.サマープログラム 実施概要

テーマ:君の学びを変えるサマープログラム
未来を駆け抜ける君へ「君の学びはこのままで十分か?」
30年後、君はどこにいるだろう?自然は? 街は? 君のまわりの人たちは?そして、君自身は「生き残れて」いるだろうか?このプログラムは、どこに行くかも、何をするかも、事前にはわからない。

でも、たった一つ確かなのは、これまで君たちが出会ったことのない人、環境、動物、歴史、文化、情報、機械、感情などと向き合う時間が生まれること。それは、君自身の視点や視野を大きく変えるに違いない。今の学びに違和感を覚えている君、ぜひ一緒に旅に出よう!

プログラム実施期間:2025年8月18日(月)から8月22日(金)
募集対象/人数:中学生、高校生/10名程度
実施場所:日本を移動しながら
募集期間:本日から2025年6月29日(日)17:00まで
詳細及び募集要項:下記サイト内より参照ください。
URL:https://learn-project.com/pj2025summer-program/

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2.ものづくりプログラム 実施概要

テーマ:ものづくりが好きな若者向けのプログラム
森や機械に興味のある高校生あつまれ
「ポルシェで森に入る 〜60年代のポルシェトラクターを整備して森の生活を知る5日間〜」
現代の機械はブラックボックス化されている。エンジニアが長い年月をかけて開発したエンジンには、学ぶべきものがたくさんある。

自然の中の暮らしは、現代文明の中で生活する若者にとっては遠い世界だ。そこで長く生活する人々の持つ知恵からは、学ぶことがたくさんある。このプログラムに教科書はない。古いトラクターや、森に生きる人々と、共に過ごす5日間。そこで君は何を得るだろうか。

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プログラム実施期間:2025年7月28日(月)から8月1日(金)
募集対象/人数:高校生・高等専門学校生/10名程度
実施場所:北海道十勝地方
募集期間:本日から2025年6月15 日(日)17:00まで
詳細及び募集要項:下記サイト内より参照されたい。
URL:https://learn-project.com/pj2025monozukuri/

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LEARN with Porsche 2021 「サマープログラム」活動報告 https://learn-project.com/2798/

LEARN with Porsche 2022 「サマープログラム」活動報告 https://learn-project.com/8799/

LEARN with Porsche 2023 「サマープログラム」活動報告 https://learn-project.com/13436/

LEARN with Porsche 2024 「サマープログラム」活動報告 https://learn-project.com/16760/

LEARN with Porsche 2023 「ものづくりプログラム」活動報告 https://learn-project.com/13431/

LEARN with Porsche 2024 「ものづくりプログラム」活動報告 https://learn-project.com/16758/

LEARN with Porscheシンポジウム「これからの教育探究会議」活動報告 https://learn-project.com/17882/

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最後に
ポルシェジャパンは日本の社会課題のひとつとして、若者が将来に向けて「夢」を見つけられていないこと、未来の「夢」に向けた教育投資が少ないことに着目し、若者が「夢」を見て、叶えるその瞬間に寄り添うためのCSR活動を立ち上げた。

「Porsche. Dream Together」(ポルシェ・ドリームトゥゲザー)プロジェクトは、サステナビリティ、コミュニティ、若者サポートの3つの軸をもち、目的に応じた企画発案と活動を実施している。

東京大学先端科学技術研究センター個別最適な学び寄付研究部門と共に2021年に立ち上げた、イノベーティブなスカラーシップ「LEARN with Porsche」は、若者サポートの軸に属しており、現在の学校教育と違った実体験を提供することにより、夢に向けて立ち向かう力を養いこれからの学びに必要な心構えをもてることに期待している。

プログラム実施4年目となる2025年2月16日には、東京大学大講堂(安田講堂)でプログラムに参加した学生と大人が集い、振り返りとなるシンポジウムを開催し532名が当日参加した。

プログラム実施後も学生たちとの集いの場を設け、継続した繋がりを深めている。

ポルシェジャパンのCSR活動について:https://www.porsche.co.jp/csr/

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<LEARN with Porscheプログラムに関する問い合わせ先>
東京大学先端科学技術研究センター 個別最適な学び寄付研究部門内 LEARN事務局
e-mail:info@learn-project.com
LEARN ホームページ:https://learn-project.com

ポルシェコンタクト 0120-846-911 / HP https://www.porsche.com/japan/