東京海上日動火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永野 毅、以下、東京海上日動)は3月31日、2010 年度より参加している国際 NGO「ルーム・トゥ・リード(以下:Room to Read)」が行う途上国の教育支援プログラムに、今年度も約10万ドル(約1000 万円)の寄付を実施した。
寄付金は同社が、マングローブ植林を行っているインド・バングラデシュ・ベトナムにおける子どもたちの教育支援に活用される。
1. 寄付の実施について
東京海上日動では、1999年から継続してアジア太平洋地域の9ヵ国に於いてグローバルな地域・社会貢献活動としてマングローブ植林を行っている。
このうち、インド・バングラデシュ・ベトナムの3ヶ国では「樹も育て、人も育てる」とのコンセプトのもと、2010年度から毎年、「Room to Read」に約10万ドル(約1000万円)の寄付を実施しており、今年度も寄付を実施した。
この寄付では、「Room to Read」が行う途上国の教育支援プログラムを通じて、これまでに約1400名の女子学生の中等教育の修了と、将来自立するための教育支援を行ってきており、また、子どもたちの学習環境を整えるための図書室を17室開設した。
https://www.youtube.com/watch?v=XbSCh1HEDSc
2. 国際NGO「ルーム・トゥ・リード(Room to Read)」について
国際NGO「Room to Read」は、マイクロソフト社の元幹部であるジョン・ウッド氏(創設者)が、子どもたちへの平等な教育機会の提供を目的として2000年に設立した。
「子どもの教育が世界を変える」という信念のもと、識字教育と女子教育に焦点をあて、アジア・アフリカ10ヵ国で活動をしています。2015年12月には団体設立時の目標である、1000万人の子どもたちへの教育機会提供を達成。
現在は2020 年までに 1500万人の子どもたちへの教育機会提供という目標を掲げて活動を継続している。
また同団体は、財務管理やマネジメント、報告の透明性などが非常に高く、米国最大にして最も知られている慈善団体の独立系評価機関チャリティ・ナビゲーターから、継続的に最高評価である4つ星の格付を取得している。
東京海上日動では、「今後も、CSR 主要テーマ「地球を守る」「人を支える」に沿ったマングローブ植林や同プログラムへの寄付を通じて、アジアにおける地球環境保護と青少年育成に貢献してまいります」と語っている。
国際NGOルーム・トゥ・リード
http://japan.roomtoread.org/