鈴鹿サーキットをコンセプトにしたテーマパークが台湾・高雄市にオープン


株式会社モビリティランド(所在地:三重県鈴鹿市、代表取締役社長:増田浩)が「鈴鹿サーキット」のライセンスを提供する台湾の大魯閣エンタテイメント股份有限公司が、台湾・高雄市に建設・運営するアミューズメント施設「SUZUKA CIRCUIT PARK」と、同施設が併設される大型商業施設「大魯閣草衙道(Taroko Park Kaohsiung)」の複合施設が、2016年5月9日(月)にオープンする。

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SUZUKA CIRCUIT PARKには、鈴鹿サーキット国際レーシングコースと同じレイアウトの、全長約600mのコースを走るレンタルカートや、モビリティランドオリジナルの遊戯機種が導入される。

同パーク内には、のりものを通して様々なチャレンジができる仕掛けが用意されており、鈴鹿サーキットの「ゆうえんちモートピア」の理念とノウハウが活かされている。

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また、隣接のショッピングモールにはH&M、Guess、Nauticaなどのグローバルファッションブランドや、台湾南部最大規模のアップルストア(Studio A)、韓国のファッションブランドであるH:CONNECTが台湾南部に初めて出店するメンズ&レディースアパレルとカフェの複合旗艦店、そして各国料理、地元料理レストラン、特産品販売ショップなど、約200のテナントが入る予定で、台湾のライフスタイルにフィットする商業施設となる。

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年間動員は施設全体で1,000万人を見込んでおり、開業日の5月9日(月)には同地でオープニング・セレモニーが開催される。

施 設 概 要
施設名:大魯閣草衙道 (Taroko Park Kaohsiung)
アクセス:高雄国際空港より地下鉄高雄MRTで3分(草衙駅下車)
総面積:約86,000平方メートル
エリア構成:
・SUZUKA CIRCUIT PARK(次ページ参照)
・屋外型ショッピングエリア、レストラン
・3階建て商業棟(屋内外ショッピングエリア、レストラン)
・屋内アミューズメント(スポーツ施設、ファミリーアミューズメント、シネマコンプレックス他)
※建設・運営 大魯閣開發股份有限公司(本社:台湾・台北市)

レーシングコースの名称・レイアウトを日本発輸出、鈴鹿サーキットと同一レイアウトの1/10サイズの国際レーシングコース

SUZUKA CIRCUIT PARKには、S字コーナーや立体交差、コースに隣接する観覧車といった、鈴鹿サーキット国際レーシングコースと同じ特徴を持つ、レンタルカート用のコース(全長約600m)が作られる。

レーシングコースの名称とレイアウト、付帯のアミューズメントが海外の事業者へ「輸出」されるのは日本初であり、日本のモータースポーツ、レジャー業界にとって新しいビジネスモデルとなる。

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鈴鹿サーキットは、50年以上前に日本で初めての本格的なレーシングコースとして誕生して以来、モータースポーツ文化、モビリティ文化の振興と発展を目指してきた。

レースを核としたモータースポーツ・エンターテイメントを提供するとともに、子どもたちが自ら操れる乗り物を多数開発し、交通ルールやマナーを幼い頃から自然に学べる環境を作り上げ、今日に至っている。

同社は、同パークにライセンスの使用を許可するだけでなく、理念と、長年にわたり培ってきたノウハウも提供し、台湾におけるモータースポーツ、モビリティ文化の振興、発展を目指していくとしている。

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「操る喜び」を感じられる、オリジナルののりものを導入
SUZUKA CIRCUIT PARKでは、これまで当社が開発し、鈴鹿サーキットに導入してきたオリジナルの乗りものを楽しめる。

これらの乗りものは、子供が自ら操るため、時には思い通りに動かせないこともありますが、何度もチャレンジして成功することで、大きな達成感を得ることができる仕組み。

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のりものの導入にあたっては、設計から製造、動作確認、実際の運転操作や乗り場での演出、整備に至るまで同社がコンサルティング。

遊びを通してモビリティの楽しさや交通ルールに触れ、「操る喜び」を感じられる鈴鹿サーキットのゆうえんち「モートピア」と同じコンセプトで、子供達の成長に寄与し、クルマやバイク、モータースポーツへの憧れを醸成する構えだ。