最高出力575PS、最大トルク700Nm、最高速度322km/hの圧倒的なパフォーマンスを誇る「F-TYPE SVR」の受注開始は、2016年6月1日(水)から
ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:マグナス・ハンソン/ Magnus Hansson)は、ピュア・スポーツカー「F-TYPE(Fタイプ)」2017年モデルの最上級グレード「F-TYPE SVR」を、2016年6月1日(水)より、全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークを介して受注を開始する。
「SVR」は、ジャガー・ランドローバーが誇るスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が設計・開発を手掛けるハイパフォーマンス・モデルに使用されるもので、すでにSVOモデルとしては「RANGE ROVER SPORT SVR」で導入しているものの、ジャガーとしては今モデルが初登場となる。
クーペとコンバーチブルの2機種で構成されるボディは、パワフルで俊敏性に優れた運動性の裏付けとなっているオール・アルミニウム製。
搭載されるパワーユニット系は、最高出力575PS、最大トルク700Nm を発生する5.0リッターV8スーパーチャージド・エンジンと、8速オートマチック・トランスミッション。
これにトルク・オンデマンドの全輪駆動(AWD)システムである、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)を最適化し組み合わせている。
この組み合わせによるパフォーマンス性能は、0-100km/h加速が3.7秒、最高速度はリミッター作動で、それぞれ「F-TYPE SVR COUPÉ」が322km/h、「F-TYPE SVR CONVERTIBLE」が314km/hを発揮。まさしくジャガー史上、最も速くパワフルなクルマとなる。
また、大型のフロント・エアインテークや、専用設計のスプリッター、幅広く高さのあるエアロダイナミック・ウイングなど、空気抵抗を極限まで抑え込んだ。
具体的には、ダウンフォースの増大、効率的なエアフローによる冷却効果を実現する設計および各種パーツを取り入れ、高速走行に於いてもリニアなステアリング操作と、安定性を確保している。
さらに、緻密な検証を行い極限まで無駄や重量を削減し、軽量化を図ると共に、剛性の強化も両立した。
これを目的とした装備は、軽量チタニウムとInconel®使用したエグゾースト・システムや、専用の20インチ鍛造アロイホイール、カーボン・セラミック・ブレーキ・システム(オプション)などが挙げられる。
一方インテリアでは、‘SVR’バッジを配した専用デザインを多数採用しており、キルティング加工で高いホールド性とラグジュアリーな雰囲気を演出するパフォーマンスシートをはじめ、アルミニウム・コーティングを施したシフトパドル付きレザー・ステアリングホイールやイルミネーション付ステンレス・スチールのトレッドプレートが個性をより際立たせている。
同社では、「F-TYPE」のラインアップに最上級かつハイパフォーマンス・グレード「SVR」を追加することで、「F-TYPE」のスポーティなキャラクターおよびジャガー全体のブランド強化を図っていく構え。
<「F-TYPE SVR」 概要>
■受注開始日
2016年6月1日(水)
■主な特長および特別装備
– 「ダイナミック」モードを選択し、デプロイヤブル・エアロダイナミック・ウイングのスイッチを3 秒間押し続けると「V-Max」モードに切り替わり、最高速度(リミッター作動)に到達可能(「F-TYPE SVR COUPÉ」:322km/h、「F-TYPE SVR CONVERTIBLE」:314km/h)。
最高速度に達すると、空気抵抗を低減するためウィングが格納され、フロント・スポイラーなど他のエアロダイナミクス機能と連動し、空気抵抗係数を2.5%向上、揚力係数を45%低減する。
– トルク・オンデマンドの全輪駆動(AWD)システムである、ジャガーが開発したインテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)を最適化。前後アクスル間と左右後輪へのトルク配分と専用セッティングのダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)により、路面状況や天候に左右されないトラクションとダイナミクスを実現した。
– 空気抵抗を極限まで抑え、ハイレベルのダウンフォース、そして効果的な冷却効果をもたらすエアロダイナミクス・デザインにより、俊敏な加速と思い通りの操縦性、安定した走行性能を確保。
*大型化したフロント・エアインテークと専用設計のスプリッター
*エンジンベイへの空気流を最大化する独特な形状のボンネット・ルーバー。
*ホイールカバーから流入する空気を放出するサイド・パワーベント。
*「R」よりも幅広く高さをもたせた「SVR」専用デザインのエアロダイナミック・ウイング。ウィング作動時は空気抵抗係数を2.5%、揚力係数を15%抑制。
– 極限まで無駄を削ぎ落とし、あらゆる要素を検証し、ミリグラム単位での重量削減による軽量化と剛性を強化。
*新設計のサスペンションシステムは、従来のシステムと比べてナックルの重量を0.6kg軽量化。最大37%剛性を高めた大型リアベアリングを採用し、コーナリング時の強力な横方向の重力 をコントロール。
*チタニウムとInconel®合金を使用し16kgの軽量化を実現した新しい軽量エグゾースト・システム。丸形4本出しのテールパイプからは「SVR」の名にふさわしいパワフルなサウンドを発揮。
*エグゾースト・システム内のバイパス・バルブをマニュアル操作することで、ドラマチックなサウンドを生み出すスイッチャブル・アクティブ・エグゾースト・システムも標準装備。
*専用デザインの20インチ鍛造アロイホイールは、13.8kgの軽量化を実現。
*カーボン・セラミック・ブレーキ・システム(オプション)は、ノンセラミック・ブレーキに比べ最大21kg軽量化。
– コーナリング時のアンダーステアの発生を抑えるトルクベクタリング・バイ・ブレーキング(TVbB)。
– ‘J’ブレードのLEDライトを装備したスリムなバイファンクションHIDキセノンヘッドランプ。
– 安定した運転を実現する電動パワーステアリング(EPAS)。
– 高いホールド性とラグジュアリーな雰囲気を演出する‘SVR’バッジを配したキルティング加工のパフォーマンスシート。
– ‘SVR’バッジを配したレザー・ステアリングホイール(アルミニウム・コーティングのシフトパドル装備)。
– 専用デザインを施したステンレス・スチールのトレッドプレート(イルミネーション付)。
ラインアップおよびメーカー希望小売価格(消費税8%込み)
モデル名:F-TYPE SVR COUPÉ
エンジン、出力・トルク、トランスミッション:
5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド、575PS・700Nm、8速AT
– 価格:17,790,000円
モデル名:F-TYPE SVR CONVERTIBLE
エンジン、出力・トルク、トランスミッション:
5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド、575PS・700Nm、8速AT
– 価格:19,360,000円
ジャガー・ランドローバー スペシャル・オペレーションズ部門について
ジャガー・ランドローバーのスペシャル・オペレーションズ部門は、特別仕様車、オーダーメードモデルの受託、ヘリテージ製品、ブランドグッズ製造を担当している。
なお、スペシャル・オペレーション部門傘下のスペシャル・ビークル・オペレーションズにて、ジャガーとランドローバー両ブランドの、ハイパフォーマンス・モデルをはじめ、カスタマイズ仕様車、数量限定の高級特別限定モデルの開発を担当している。
Jaguarウェブサイト: http://www.jaguar.co.jp/index.html
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