BYD Auto Japan（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：東福寺 厚樹、略称：ＢＡＪ）は、2025年4月15日（火）より新車購入時限定の有償サービス商品として、パワーバッテリーの初期容量70%以上を最長10年間30万kmまで保証する「パワーバッテリーSoH延長保証」する有償プログラムを導入した。
同プログラムの導入の背景は、一次ユーザーの使用年数の長期化が想定されること。またBYDユーザー（＝EVユーザー）が相対的に多走行であることに着目。これまで標準でご提供していた「パワーバッテリー SoH保証（８年15万km／バッテリーの健全度や劣化状態を表す指標）」を最長10年・30万kmまで延長できるプログラムとして導入したもの。
これは国内に於ける自動車メーカーのパワーバッテリーの保証制度としては最長であり、パワーバッテリーの容量低下に対する不安を抱えるＥＶユーザーに、より安心・安全なＥＶライフを提供していくことを目指している。
制度概要は以下の通り
保証期間：10年30万km
保証始期：9年目から開始
＊8年以内に走行距離が、新車保証の15万kmを超えた場合には、保証対象となり始期が早まる。
保証終期：10年目（120か月目）もしくは30万kmのどちらかが到達した時点
販売対象：新車購入客かつ新車購入時（新車登録日から60日間）のみ
保証プログラムの価格
車 種 ：新車時の販価（税込／登録日から60日以内）
▷BYDDOLPHIN：20,000円
▷BYD ATTO：321,000円
▷BYD SEAL（RWD）：27,000円
▷BYD SEAL（AWD）：28,000円
▷BYD SEALION 7（RWD）：30,000円
▷BYD SEALION 7（AWD）：31,000円
既販車の対応について
新車時価格で加入できる期間限定の施策を2025年央より実施予定。
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参考：BAJのアフターサポートについて
BAJでは、パワーバッテリーの保証以外にも、ユーザーにより安心して貰うべく様々なサポートプログラムを用意した。
新車保証（標準付帯無償）
新車ご購入時には以下の保証が無償で付帯します。
１．一般保証
新車登録日から4年間、または走行距離10万kmまで、部品の材料上または製造上の不具合を無償で修理する。
２．ボディーの塗装・錆保証
ボディーの塗装や錆に関する保証を4年間、または走行距離10万kmまで提供する。
３．高電圧部品の保証
新車登録日から8年間、または走行距離15万kmまで、ブレードバッテリーやモーターなどの高電圧部品の性能低下や不具合を保証する。
４．パワーバッテリーSoH保証
新車登録日から8年間、または走行距離15万kmまで、パワーバッテリーの初期容量70%以上を保証する。
※4 今回導入する「パワーバッテリーSoH延長保証」により、「10年30万km」まで延長できる。
５．ロードサイドアシスタンス
事故やトラブル、走行不能になった場合でも、24時間365日対応のロードサービスを提供する。
BYD eパスポート（有償）
初回車検費用、指定部品代を含む4年間の有償メンテナンスパッケージ。BYD 車を熟知したサービススタッフと専用診断機により常に車両をベストな状態に保つ。このパッケージは、全国のBYD正規ディーラーでサービスを受けられ、さらに新車保証の「延長保証」に特別価格で加入することも可能。
＊法定費用・完成検査料・代行手数料を除く
BYD eパスポートのメンテナンス例
▷パワーモーター冷却水交換
駆動モーターを冷却する重要なメンテナンスで、4年毎または10万km毎に交換が必要。
▷ブレーキフルード交換
最新のブレーキ機能を維持するため、2年毎または4万km毎に交換する。
▷BYD診断機（VDS）によるパワーバッテリー点検
BYD専用の診断機にて、最小セル電圧、最大セル電圧、現在の充電率レベルと容量レベルを測定する。
▷HECエアコンフィルター交換
車内外のPM2.5をモニタリングし、必要に応じて高機能フィルターを交換する。