「次なる100年へ、胸躍る未来に向かって加速する」をテーマに、同社の故郷ドイツ・ミュンヘンに於いて記念式典でBMW Vision Next100発表
ビー・エム・ダブリューAG(BMW AG本社:バイエルン州ミュンヘン、社長:ノルベルト·ライトホーファー、以下、BMW)は、2016年3月7日(独・中央時間)にグループ創設100周年を迎え、ドイツBMW本社に於いて記念イベントを実施した。
https://www.youtube.com/watch?v=cyaVB49srNc
BMW AGからのイベント・ストリーミング動画は、以下の通り(再生した場合の全編時間1時間8分30秒・動画枠左下ボタンで停止・再生できる)。
同日朝には、BMWが創業当時に使用していたBMWグループ・クラシック・ビル(Moosacher Strasse66)の内外メディアへの初披露を皮切りに100周年記念のセレモニーを開始。
午後には、ミュンヘンのオリンピック・ホールで、ディーラー・サプライヤー・従業員・世界中のメディアなど約2,000人のゲストを迎えて大掛かりな式典を執り行った。
イベントではマルチメディア技術を駆使して、BMWグループの現在と未来を紹介。
イベントの最後には、コア・ブランドBMWの「BMW VISION NEXT 100」のコンセプト・カーのアンベールでクライマックスを迎えた。
同イベント開催にあたって同社では、「1916年の創業以来BMWグループは『未来のモビリティ』に大きな影響を与え、モビリティ・サービスのプレミアム・プロバイダーとして、今日まで大きく発展・進化してきました。
これまでの数々の決断と製品の歴史が裏付けているように、『未来を見据える力』こそがBMWのDNAと言うことができます。
BMWグループの100周年のモットーは、『THE NEXT 100 YEARS – 胸躍る未来へ、加速する』です。従って、過去を振り返るだけではなく、今後の未来をフォーカスすることが、100周年記念活動の中心なのです。
未来へのコミットメントと進歩は、新しいコーポレート・アイデンティティとウェブサイトにも明確に反映されており、コーポレート・アイデンティティには、三角形に連なる3つの矢印をあしらったエンブレムが含まれています。
このデザインには、BMWグループの特徴的な「責任」、「信頼」、「パイオニア精神」、「成功」の4つの精神が表現されており、また、BMWにおけるブランドと働く人々の多様性も反映されています」と述べた。
なおイベントの様子は、以下のウェブサイトからも視聴可能だ。
< http://www.live.bmwgroup.com >
※補足)BMW AGによると、ボディのウロコの様な外板は、ステアリングを切った際「自身の曲がる意思を表す」ため、表面が膨らむ構造。膨らむと内部の赤い素地を現れる仕組みだ。
また永らくBMWのアイデンティティーとして引き継がれてきたキドニーグリルは顕在。
ただし、もはや化石燃料を使うパワーユニットは搭載されていないことから、冷却風を取り入れるという役回から脱して、外界の環境を測るセンサー機能を搭載するための役回りを担っていると云う。
なおステアリング格納式のため、既存の丸い構造から脱している。ステアリングを使わな自動運転時にはコンパクトに格納される。
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