AUTOBACS SUPER GT第5戦の決勝レース『44th International Suzuka1000km』が8月30日、三重県・鈴鹿サーキット(1周5.807km×163周)で、3万4,000人の観客が見守るなか行われた。
8月の鈴鹿は、SUPER GTシリーズの中でも、最長の1000kmを走り切るレースだが、今回は、序盤の雨やアクシデントで予定周回173周を待たずに最大延長時間に到達したため163周で終了した。
その結果、予選9位スタートながら、最終的には後続に11分20秒以上の大差をつけたNo.36 PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)が、昨年に続き連覇を果たした。
一方GT300クラスでは、No.10 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正/富田竜一郎組)が今季2勝目を挙げている。 続きを読む スーパーGT鈴鹿決勝、GT500はTOM’S RC F、 300はTANAX GT-Rに栄冠 →
特典映像は2014年シーズンダイジェストと小林可夢偉ロングインタビュー
最高峰のF1を凌駕するコーナーリングスピードを誇るスーパーフォーミュラ。日本一速い男の称号を賭けて、今年も鈴鹿を皮切りに全7戦が消化されている。
今シーズンは、チャンピオン中嶋一貴にとって最大のライバルとも云える小林可夢偉がフル参戦し、Hondaエンジンを搭載した山本尚貴、小暮卓史らの挑戦。またチームを移籍した実力派選手たちの新たなスタートなど見所は多い。
そんな年間王座を賭けた2015前半戦(1戦~3戦)が「スーパーフォーミュラ 2015 [前編] with 2014 総集編」と題して発売されている。
VIDEO
続きを読む スーパーフォーミュラ2015年シーズン前半戦がDVDで発売 →
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)が、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして参戦した2015年のスーパーGT GT300クラス第5戦(鈴鹿サーキット)のQ1予選において、0.079秒差の15位となり惜しくもQ2進出はならなかった。
マシーンを降りたドライバーがビニールプールへ飛び込むほどの熱気に包まれるのが通例の鈴鹿1000kmレースだが、今年は外気温26°C、路面温度34°Cという比較的恵まれたドライコンディションで予選は行われた。
ノックアウト方式で行われるQ1で、カーナンバー33のステアリングを握るのは坂本祐也選手。
今シーズン開始前からPorsche Team KTRのドライバーとして登録されていながら、他のカテゴリー車両走行中のアクシデントのため休養を余儀なくされていた坂本選手は、ほぼ半年ぶりのスーパーGT復帰戦となった。 続きを読む スーパーGT鈴鹿・GT300予選、Porsche Team KTRはQ2進出を逃す →
2015 AUTOBACS SUPER GT第5戦「44th International SUZUKA 1000km」の公式予選が8月29日の午後、鈴鹿サーキット(三重県)で行なわれた。
GT300クラスは、No.2 シンティアム・アップル・ロータスの高橋一穂/加藤寛規/濱口弘が、コースレコードを更新し、ロータスとしては初のポールポジションを獲得した。
Q1でTOYOTA PRIUS apr GTの中山がレコード更新
GT300クラスのQ1は予定通り、14時30分よりスタート。午前は昨夜の雨で一部濡れていた路面もあったが、予選開始時にはほぼドライとなる。
予選開始早々、7分で早くも2分を切るマシンが現れる。 続きを読む SuperGT第5戦・鈴鹿、GT300予選ロータスがコースレコードでPP獲得 →
MOTUL AUTECH GT-R、68kgのウェイトハンディを跳ね返す
2015 AUTOBACS SUPER GT第5戦「44th International SUZUKA 1000km」の公式予選が8月29日の午後、鈴鹿サーキット(三重県)で行なわれた。
GT500クラスは、68kgのウェイトハンディをモノともせずNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリが、レコードタイムでポールポジションを獲得した。
公式予選当日、鈴鹿サーキットの空は早朝から厚い雲に覆われていたが、気温自体は公式予選セッション開始時点で27度、路面温度も32度まで上昇。予選セッションとしては、
続きを読む SuperGT第5戦・鈴鹿、MOTUL AUTECH GT-Rレコード更新で逆転PP獲得 →
8月30日(日)に開催されるSUPER GT第5戦・鈴鹿の決勝レースのパブリックビューイング(公開中継)が、首都圏の自動車メーカー本社などを中心に実施される。
本来は現地で観戦したいものだが、諸事情でサーキットには訪問出来ないケースもあるだろう。またサポートしている特定のチームがある場合、該当メーカーのパブリックビューイングでレース観戦するのもレースを堪能出来るひとつの手立てではある。
※各会場へのアクセス、実施時間等の詳細は下記各会場のWebサイト等を確認されたい。各開催会場の概要は以下の通り。 続きを読む SUPER GT第5戦鈴鹿・パブリックビューイング情報8/30 →
2015年の「SUPER GT第5戦・鈴鹿」の開幕を翌日に控えた8月28日、SUPER GTのGT500クラスに参戦する松田次生(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)と、伊藤大輔(No.36 PETRONAS TOM’S RC F)の両選手が、鈴鹿サーキットクィーンの辻井珠美さん、中川早織さんとともに鈴鹿警察署を表敬訪問した。
まず松田選手が「交通安全の誓い」を宣言し、伊藤選手から交通安全グッズが鈴鹿警察署の髙嶌秀紀署長に贈呈した。
SUPER GTを統括するGTアソシエイション(GTA)は、 続きを読む SUPER GT第5戦・鈴鹿直前、松田次生選手と伊藤大輔選手が鈴鹿警察署を表敬訪問 →
横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役社長:野地彦旬、以下、横浜ゴム)のストリートラジアルタイヤ「ADVAN A08B(アドバン・エイ・ゼロハチ・ビー)」を装着した谷口信輝選手が8月23日、十勝スピードウェイで開催された「GAZOO Racing 86/BRZ Race」プロフェッショナルシリーズの第6戦で優勝し、2戦を残してシリーズチャンピオンを獲得した。
2年連続シリーズチャンピオンの谷口信輝選手(右)と第4戦、第6戦の優勝マシン
谷口選手は昨年も同レースのチャンピオンに輝いており、2年連続の王座獲得はヨコハマタイヤの優れた性能を強く印象づける結果となった。 続きを読む 横浜タイヤ、GAZOO Racing 86/BRZ Race2年連続シリーズチャンピオン獲得 →
ポルシェAG・取締役会会長(チェアマン オブ エグゼクティブ ボード)マティアス・ミューラー氏
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、ル・マン プロトタイプ、919ハイブリッドでのレース参戦を2018年のシーズン終了まで延長することを同社の取締役会で決定したと発表した。
ダウンサイジング・ターボエンジン、強力なエネルギー回生システム、軽量なデザインを融合させ、919ハイブリッドは約1,000PSの最高出力を発生。同車を基礎に未来の自動車テクノロジーの研究開発をさらに推進してくとしている。
ポルシェAGの取締役会会長を務めるマティアス・ミューラー氏は、「モータースポーツは、ポルシェのブランドアイデンティティにとって重要な要素ですが、これらの活動は、レース自体が目的ではありません。 続きを読む ポルシェ、WEC参戦を2018年末まで延長することを取締役会で決定 →
F3-Nでは小河が三浦愛に大差をつけての独走劇
連日の激戦が続く全日本F3選手権の第7大会、第15戦決勝が、去る8月23日(日)にツインリンクもてぎで開催された。22日に行われた予選同様、ドライコンディションの下で16人のドライバーが激しく覇を競い合った。
福住がダブルポールを獲得、F3-Nでは小河がクラス首位
第15戦の予選でポールポジションを獲得したのは、福住仁嶺(所属:HFDP RACING)。期待のルーキードライバーは、アタック2周目で1分45秒557を記録してトップに立つと、ライバルたちがなおも周回を重ねるのを尻目に、第14戦予選同様、早々とピットに戻ってタイヤを温存する余裕さえ見せていた。
福住 仁嶺 /HFDP RACING
続きを読む 2015全日本F3選手権・第15戦、福住がポール・トゥ・ウインで連勝 →
F3-Nでは三浦愛がスタートで先行も、小河諒が逆転し11勝目
全8大会・全17戦で争われる全日本F3選手権も、いよいよ佳境に差し掛かり、今季2回目の開催となるツインリンクもてぎを舞台に、第7大会の予選、そして第14戦決勝が8月22日(土)に行われた。
サーキットの上空には、予選が行われた午前中こそ灰色の雲が浮かんでいたが、午後の決勝の頃には日差しも強くなり、夏らしいコンディションとなった。
福住が今季2度目のPPを獲得、キャシディが2番手に
予選には金曜専有走行同様、16台が挑むことになったが、いきなりふたりのドライバーが1分46秒の壁を突破する。 続きを読む 2015全日本F3選手権、第14戦・福住仁嶺がポール・トゥ・ウインでF3初勝利 →
全日本F3選手権の第14~15戦がツインリンクもてぎで開催され、日産の#23高星明誠が第15戦で3位表彰台を獲得した。
今季2度目のもてぎでのレースとなった今大会、金曜日の練習走行では高星が総合トップタイムを記録。同じく日産から出走したオルドネスも3番手タイムを記録し好調なスタートを切ったが、翌日に行われた予選では天候や路面状況の変化に苦戦し、高星が第14戦で4位、第15戦で3位に、オルドネスは2戦ともに7位となった。 続きを読む 全日本F3選手権第14~15戦、日産の高星が3位表彰台を獲得 →
株式会社サンプロス(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木賢志)は、PRIMRINGと協力し、9月19日(土)、20日(日)に、ロシア・ウラジオストクのPRIMRING CIRCUITで「D1 PRIMRING GP in ウラジオストク」を開催する。
「ASIA PACIFIC DRIFT CHAMPIONSHIP」として開催2年目となる今年は、昨年のロシア、日本以外に参戦するドライバーの参加国が拡大。
ロシア、日本、タイ、中国、韓国の5ヶ国全60名のドライバーが参戦することから、ASIA PACIFIC DRIFT CHAMPIONSHIPと位置づけた国際戦となる。 続きを読む ドリフトの最高峰レース、ロシアへ「D1グランプリinウラジオストク」開催 →
ノルウェーのヘルで行われたFIA世界ラリークロス(WRX)選手権・第8戦で、ティミー・ハンセンが優勝。チームメイトのデイビー・ジャネイも2位でゴールし、チーム・プジョーハンセンが1-2フィニッシュを達成した。
ドイツとカナダで優勝を飾っているチームは、今回も完璧な仕事を成し遂げた。決勝前のセミファイナル2を1位と2位でゴールすると、続くファイナルでも1-2フィニッシュを達成。
世界ラリークロス選手権の歴史で初めての1-2フィニッシュを実現した。 続きを読む FIA・WRX第8戦、プジョー1-2フィニッシュを獲得 →
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、バージニア・インターナショナル・レースウェイにて8月23日に開催されたUSSC(チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ)の第8戦オーク・ツリー・グランプリのGTLMクラスに於いて、ニック・タンディ(イギリス)/パトリック・ピレ(フランス)組が、スポーツカーのアイコンである911の第7世代をベースとした470 PSを発生するポルシェ911 RSRで優勝したと発表した。
DEKRAグリーン・チャレンジ・アワードも獲得
911 RSRは、USCCのGTLMクラスにおけるマニュファクチュアラー部門で4連勝を飾り、タイトルディフェンダーとしてのリードを広げた。
ル・マンで総合優勝に輝いたニック・タンディとUSSCでタンディとチームを組むパトリック・ピレは、ボーマンビルおよびロードアメリカに続く3連勝目を挙げ、ピレがドライバー部門のトップに立った。
続きを読む 米・USSC第8戦、911 RSRが4連勝。ポルシェがすべての部門でリード →
チームはWEC初開催なる「ホーム・サーキット」に挑む
ドイツ・アイフェル山中にあるニュルブルクリンク・サーキットで8月30日(日)、FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦・ニュルブルクリンク6時間レースがいよいよ開幕を迎える。TOYOTA GAZOO Racingは、2台のTS040 HYBRIDで同レースに参戦する。
さて、そのニュルブルクリンク・サーキット。実はTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)の本拠地ケルンからは、わずか90kmの距離。TOYOTA GAZOO Racingにとって、ニュルブルクリンクは、まさしくホームコースと呼ぶべきサーキットでもある。
ここで改めて翻ってみると、今日、WECの主役を務めるLMP1カテゴリーのアウディ、ポルシェ、トヨタの3メーカーは、いずれもドイツに本拠地を構えている。
7月にグランプリ・コースで集中テストを実施した
しかしそのドイツでは、これまでWECが一度も開催されていなかった。 続きを読む TOYOTA GAZOO Racing、WEC第4戦ニュルブルクリンク6時間レースに参戦 →
第9戦「ラリー・ドイツ」で今季8勝目。チームの母国イベントで表彰台を独占
フォルクスワーゲン AG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、CEO:マルティン・ヴィンターコーン、以降VW)は、ラリー競技の最高峰「 FIA世界ラリー選手権(通称: WRC)」の 2015年シーズン第 9戦「ラリー・ドイツ」に市販車をベースとした 3台の「ポロ R WRC」で参戦、フランス人のセバスチャンオジェ選手が今季 6度目となる優勝を果した。
2015年 8月 20日(木)〜8月 23日(日)にかけて開催された「ラリー・ドイツ」は、今シーズン初の本格的なターマック(舗装路)ラリーだ。競技区間(スペシャルステージ、通称: SS)はモーゼル河沿いのブドウ畑や軍事演習場などを舞台とし、路面の性格はバラエティに富んでいる。 続きを読む フォルクスワーゲン世界ラリー選手権(WRC)のドイツで初勝利 →
トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下、トヨタ)は、8月22日(土)と23日(日)の両日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎでスーパーフォーミュラの第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の戦績を発表。
具体的には優勝の石浦宏明(中左)、2位の中嶋一貴(左)、3位のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(右)と、前戦富士に続き、トヨタエンジンが表彰台を独占した。
レースは、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。
中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)は 続きを読む トヨタエンジン、スーパーフォーミュラ第4戦で表彰台独占 →
長距離決戦はチャンピオン獲得への鍵となり得るか
AUTOBACS SUPER GTシリーズで、もっと長いレース距離となる第5戦「第44回インターナショナル鈴鹿1000km」。その名の通り1000kmというとてつもない長距離を、まだまだ暑さ厳しい中で走り切るというハード極まりないレースだ。
また走る側から1年を通した「チャンピオンシリーズ」という点で見ると、後半戦最初の戦いであり、かつ1000kmというロングディスタンスゆえに獲得ポイントが他の1戦よりも多いのが魅力でもある。
チャンピオンを争う上では間違いなく重要な1戦。そんな見所の多い鈴鹿1000km。開催は 続きを読む スーパーGTは第5戦・鈴鹿で後半戦突入、酷暑の1000km決戦で勝つのは誰か →
本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)本社のHondaウエルカムプラザ青山では、2015 SUPER GTシリーズの第5戦の決勝レース『2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 44th International SUZUKA 1000km』の模様を、館内の大画面モニターで放映する。
続きを読む ホンダウエルカムプラザ青山、スーパーGT第5戦・鈴鹿1000kmパブリック・ビューイング →
投稿ナビゲーション
自動車ニュースマガジン、MOTOR CARS.jp(モーターカーズ.jp)は、新型車(ニューモデル)・技術解説(カーテクノロジー)・モータースポーツ・自動車ビジネスなどのクルマ情報を網羅。自動車ファンに向けたNEWSだけでなく、オピニオンリーダーのコラムやインタビューも掲載