ピレリ、2019年までフォーミュラ・ワンの商業契約を締結


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2番グリッドからスーパーソフトを履いたメルセデスのルイス・ハミルトンが、1ストップ戦略でロシアグランプリを制し、マクラーレン・ホンダが初の入賞圏内に到達した当日、ミシュランとのタイヤ供給を巡る争いに勝利したピレリが2017-2019年にかけてFormula One(フォーミュラ・ワン)に於ける活動を継続するための商業契約を締結したことが発表された。

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詳細は、Formula One統治機構であるFIAとの手続きを進めていく中で発表される予定。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリー氏は 「まず始めに、2017-2019年にかけてFormula One活動を継続するための商業契約をバーニー・エクレストンと締結できたことを嬉しく思います。今後はFIAとの公式な手続きを進めていく予定です。

またロシアグランプリに関しては、十分なフリー走行が行うことが出来ず、タイヤ情報が不足していたことで、ドライバーとチームは、リアルタイムに変化する状況に反応すべく、レース状況を注意深く読みながら即座に決断しなければなりませんでした。

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彼ら全員が、このような課題にも問題無く対応できたことは、Formula Oneのレベルの高さを証明しています。アクション満載のレースで、多彩な戦略と、ポジションアップに貢献した効果的なタイヤマネージメントが見られました」

摩耗とデグラデーションのレベルが低くなったことで、大半のドライバーが、路面が滑らかなロシアでのデフォルトの選択肢である1ストップ戦略を採用。

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同レースでハミルトンは、32周目にソフトへ交換し、ソフトよりも長い距離をスーパーソフトで走行した。レース前半の2回のセーフティーカー導入が、このような走行を可能にし、ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルに並ぶキャリア通算42勝目を挙げ、ドライバーズタイトル獲得へ王手を掛けている。

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また次回、アメリカグランプリに続き、23年ぶりにF1カレンダー復帰を果たしたメキシコGPにはホワイトリボンのソフトと、イエローリボンのミディアムのコンパウンドが持ち込まれる。北中米の連戦は、どちらも同じソフトとミディアムの組み合わせが採用された。

メキシコGPの主催者は、同レースがモンツァに次ぐスピードのレースになると予想している。続く第18戦ブラジルGPに於いて、ピレリは2~3回のピットストップを期待し、ソフトとミディアムのコンパウンドを予定している。最終戦アブダビGPはソフトに組み合わせてレッドリボンのスーパーソフトが持ち込まれる予定だ。

第16戦:F1アメリカGP、ミディアム + ソフト
第17戦:F1メキシコGP、ミディアム + ソフト
第18戦:F1ブラジルGP、ミディアム + ソフト
第19戦:F1アブダビGP、ソフト + スーバーソフト