愛知製鋼、新本館建設に着手


愛知製鋼株式会社(本社:愛知県東海市 社長:藤岡高広)は、本日、現本社所在地である東海市荒尾町に於いて、新本館の建設を着工した。

創立75周年にあたる本年、新本館の建設をスタートさせ、新本館では事業継続の確保、新しいワークスタイルへの対応、エコでダイバーシティ対応可能なオフィスを創設するという。

愛知製鋼では、「新本館の建設により、より一層、全てのステークホルダーとの共生をはかり、地域に愛されるモノづくり企業として存在価値の高い企業への成長をめざしてまいります」と述べている。

建設の概要は以下の通り。

目的:
(1)事業継続体制強化。
(南海トラフ巨大地震、自然災害等への備え)
(2)新しいワークスタイルへの対応。
(知的生産性向上、コミュニケーション強化、ダイバーシティ)
(3)先導的省エネ技術の採用による、エネルギーハーフオフィスの実現。

建設の概要
目的:新建物の概要
新本館の防災機能強化
スタッフの生産性向上
オフィスの環境負荷低減

メイン棟:8階建、 7,971 ㎡、免震構造
ホール棟: 3階建、1,613 ㎡、免震構造

【主機能】
1.事業継続体制の強化
(1)基礎免震構造の採用(積層ゴム+オイルダンパー)
(2)自家発電設備の新設(72時間の稼動)
(3)自然採光、地熱空調利用、停電時でも換気可能な自然換気、太陽光発電

2.新たなワークスタイル対応
(1)棟内無線LAN、モバイルフォン対応
(2)1フロア630㎡一体のバリアフリー大執務空間(21m×32m)
(3)執務者100人に対して、70人分の会議・ミーティング・コミュニケーションスペース
(4)人に優しい吹出し感の少ない天井放射空調とアンダーフロア空調・エアーフローウィンドウを併用
(5)人の生体リズムに合わせた照明制御を行い、健康増進と知的生産性向上を企画

3.エネルギーハーフオフィス
(1)一般照明は LED 採用、昼光センサー制御(オフィス内)・人感センサー(共用部)
(2)壁ルーバー、外部庇(ひさし)、Low-e ガラスにより、直射日光を制御
(3)オフィス内の吹抜け階段(エコボイド)からの排熱を空調に活用
(4)地下ダクトを利用(夏はクールチューブ、冬はホットチューブ)し空調負荷を低減
(5)太陽光発電パネルの設置

4.今後の計画
新本館 メイン棟 : 2015 年 12 月着工、2016 年 12 月竣工予定
ホール棟 : 2017 年 6 月着工、2018 年 2 月竣工予定