滑空するような高揚感を生み出すデザインを施す
本田技研工業(ホンダ/本社:東京都港区、取締役代表執行役社長:三部敏宏)は7月31日、今年9月に発売を予定している新型「PRELUDE(プレリュード)」の情報を自社Webサイトで先行公開した。
PRELUDEは、1978年に発売した初代から数えて5世代に亘って、国産車初の電動サンルーフ、アンチロックブレーキシステム(ABS)や世界初の四輪操舵システム(4WS)など、各世代毎に最先端技術を採用。
先進のFFスペシャリティカーとして常に時代を先駆けてきた。そんななかで6代目となる新型PRELUDEは、電動化時代におけるハイブリッドスペシャリティカーとして、24年ぶりに復活する。
ホンダによると今回の新型PRELUDEは、環境性能や日常での使い勝手も追求した本格的な電動化時代へ「操る喜び」を継承する、Honda不変のスポーツマインドを体現するスペシャリティスポーツモデルであると謳っている。
車両の開発コンセプトは、「UNLIMITED GLIDE〜どこまでも行きたくなる気持ちよさ×非日常のときめき〜」をグランドコンセプトと題しており、大空を自由にどこまでも飛べるグライダーを発想の起点とし、優雅に滑空するような高揚感と非日常のときめきを感じさせるクルマを目指したという。
車両デザイン上のエクステリア面では、翼を大きく広げて空を舞う普遍的な機能美を持たせたプロポーションとし、グライダーが滑空するような高揚感を生み出す、低くシャープなフロントノーズ。
抑揚のあるなめらかなボディラインに加え、低くワイドなスタンスがダイナミックな走りを想起させるものとした。
またグライダーをイメージしたヘッドライトや、スムーズでクリーンなドアパネルを実現するフラッシュアウターハンドル、上質さを表現するフロントグリルのブラッククロームメッキなど、スペシャリティカーを体現させている。
こうした造形によってダイナミックでありながらスムーズに旋回するグライダーのように、どこまでも行きたくなるような特別な時間を提供するのだとしている。
パワーユニットは、独自のハイブリッドシステム「e:HEV」を更に進化させ、「操る喜び」を継承しながら、環境性能や日常での使い勝手も追求した電動化時代の新しい「スペシャリティスポーツ」の先駆け・前奏曲(プレリュード)となるモデルとした。
インテリアも先のエクステリア面と同じく滑空するような高揚感を感じさせるデザインとし、運転席だけでなく助手席も快適な空間を目指した。
インテリアのメインカラーは「ブルー×ホワイト」とし、軽快なホワイトと深いブルーのコーディネートで、PRELUDEのコンセプトを表現。
思わず触れたくなるような、やわらかな陰影のホワイト表皮や所有する喜びを高めるPRELUDEロゴの刺繍など、きめ細やかな造り込みで特別感を感じさせるインストルメントパネルとした。
また、運転席と助手席を作り分け、運転席はスポーツ走行に適したホールド性を高めたシートとする一方、助手席はほどよく包まれるような快適さを提供する。
低く、水平基調の視界、Dシェイプデザインのステアリングホイール、PRELUDE専用のフルグラフィックメーターなど、走りへの期待感を高めた。
総体的なパッケージデザインでは、新たな価値を持つ新時代のスペシャリティカーとして「特別な」「多目的な・万能な」という、相反する要素を両立するパッケージを目指したという。
具体的には、ワイド&ローでスムーズなボディによりスペシャリティスポーツらしいプロポーションを実現すると共に、大径タイヤと最適なホイールベースにより高い運動性能を発揮できる仕様とした。
また、開口部の広いテールゲート式の荷室によって荷物の出し入れをしやすくした他、様々な荷物を積載できる後席可倒機構、床面ボードの下には収納スペースを設けており、コンビニフックなどにより、使い勝手の高い荷室とした。
PRELUDE先行情報サイト:https://www.honda.co.jp/PRELUDE/new/
問い合わせは、「お客様相談センター 0120-112010(いいふれあいを)」へ。