ゼンリン、一般社団法人九州MaaS協議会に参画

観光情報サイト「STLOCAL」と連携、九州エリアの地域活性化を目指す

ゼンリン( 本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:竹川道郎 )は5月29日、九州の公共交通の利用促進や地域消費の拡大を視野に九州MaaSの構築に取り組む一般社団法人・九州MaaS協議会( 所在地:福岡市中央区、会長:倉富純男 )に参画した。

九州MaaS協議会への参画によりゼンリンが保有する地図情報やMaaSサービスに関する知見を活用。九州エリアの地域公共交通の活性化に貢献していきたい意向だ。

そもそもゼンリンは、日本全国の狭域な地域「マイクロエリア」が抱える様々な課題に対して「移動情報」と「地図情報」を活用して解決し、あらゆる地域の活性化に貢献する「ゼンリンマイクロMaaSソリューション」の提供を行っている。

その取り組みのひとつとしてゼンリンは、地域の魅力を発信する観光情報Webサイト、及びスマートフォンアプリ「STLOCAL(ストローカル)」を長崎県内で展開。このアプリ上では、公共交通機関・観光施設・体験アクティビティの電子チケットの販売など、旅の過ごし方をトータルで提供している。

ちなみに上記の観光情報サイト「STLOCAL」とは、まち歩きを中心とした周遊観光情報の検索・旅の計画作成機能をWebサイト、及びスマートフォンアプリを介して提供しているもの。

このような個々地域に密着したサービス活動を重ねてきたゼンリンが、九州MaaS協議会に参画することにより、同協議会が運営するサービスとゼンリンの観光情報サイトとの連携を通じて、新たな移動ニーズの創出に寄与。更なる地域活性化への貢献を目指す。

なお上記の両者の取り組みは、来たる6月4日・5日にマリンメッセ福岡 A館で開催される「九州イノベーションWEEK 九州観光業務支援EXPO(福岡県福岡市博多区沖浜町7−1)」の「ゼンリンブース G-55」で披露される予定だ。