BluE Nexusらが開発した新eAxle、トヨタ新型「bZ4X」に採用

BluE Nexus(本社:愛知県安城市、取締役社長:内山 秀俊)、アイシン(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:吉田 守孝)、デンソー(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:林 新之助)の3社は 、小型で高い動力性能を実現し、車両の電費向上に貢献するeAxleを共同で開発。同製品はトヨタの新型「bZ4X」に搭載される。

今回採用されるeAxleは、SiC(シリコンカーバイド)パワー半導体や冷却技術などを進化させた平置き両面冷却構造を持つ新型インバーターの搭載により、出力密度や効率を高めたもの。

フロント向け eAxle(167kW)

リア向けeAxle(88kW)

また、ギヤの精度向上と、ケーシング形状の最適化によるオイルの攪拌抵抗の低減により、伝達効率を向上している。

3社によると、これらeAxleの技術進化を通じて、航続距離の延伸など実用性の向上に加え、bZ4Xならではの走りの楽しさと快適性を追求した車両づくりを支えているという。

また、カーボンニュートラルの実現に向け、様々な国・地域こきゃくの多様なニーズに応えるトヨタの「マルチパスウェイ」の取り組みにも貢献するとした。

BluE、アイシン、デンソーの3社は、今後も、それぞれの強みとノウハウを生かした価値ある技術や製品を提供。あらゆる電動車向けの製品として搭載を促し推し進めていくことで、未来社会へ向けたカーボンニュートラル実現に貢献していきたいと話している。

 
 


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