ロールス・ロイス・モーター・カーズ(本社:英国ウエスト・サセックス州グッドウッド、CEO:クリス・ブラウンリッジ)と正規販売代理店契約を結ぶ「コーンズ・モータース
」は10月3日、大阪市中央区に最先端デザインを施し装いを新たにした旗艦ショールーム「ロールス・ロイス・モーター・カーズ大阪」を移転オープンさせる。
新たに生まれ変わった同拠点は、経済と文化の中心地である大阪の中でも、近年、大きく様変わりしている淀屋橋エリアに位置する。
コーンズ・モータースでは、今後の大阪の更なる発展を見据え、当地で新たな章をスタートさせることによって、関西の経済界を牽引する顧客層とのコミュニティサロンとしての役割を果たすことを目指すという。
また同拠点に於けるショールームデザインは、ロールス・ロイス・ブランドの最新ビジュアル・アイデンティティを取り入れ、時代を超越したエレガンスさと洗練さを融合させたショールームとして、訪問顧客の好奇心や想像力を刺激しつつ、満足度の高い充実したブランド体験を提供するとした。
そんなショールームのエントランスには、華やかな御堂筋の喧騒から切り離されたパンテオン・グリルをモチーフにデザインされたドアを配するなど、静かな威厳とブランドのレガシーを体現するものとなっている。
またその上部には、全てのロールス・ロイス車に輝くマスコット、スピリット・オブ・エクスタシーが飾られることで、ブランドの伝統と美学を一目で伝え、ショールームに訪れる顧客を特別な体験へと誘う。
ショールーム内には、常時4台のロールス・ロイスが展示され、各モデルは、キネティック照明とデジタルスクリーンを組み合わせた多彩なシークエンスを介して、それぞれの個性とアイデンティティを映し出す設えとなっている。
更に奥には、ブランドの核心をなすビスポークのためのスペース「アトリエ」が広がる。そこには色鮮やかなエクステリアのカラーパレットをはじめ、ウッドパネル、上質なレザー、刺繍糸、ラムウールやテキスタイルなど、様々なマテリアルが美しくディスプレイされている。
なおこれらの素材は、ロールス・ロイスが追求する多彩なカスタマイズの可能性を表し、訪れる来訪者が自らの感性を自由に表現できるよう多彩なインスピレーションの源泉を提供していく仕組みだ。
ラウンジスペースには、「キャビネット・オブ・キュリオシティ」と名付けられており、ここではビスポーク・コミッションを選ぶ場面で役立つアイディアを引き出せるようなオブジェやアート作品が展示される。
その他、多様なライフスタイルを取り入れたブランド独自のチェスセット、ラゲージ、シガーカッターといった洗練されたアイテムが配置され、心地よく隠れ家的な雰囲気をもつ「スピークイージー・バー」では、落ち着いた照明に包まれた空間で、来訪客同士が自然に交流を楽しめる場としても利用できるプライベートスペースとしても機能する。
なおショールームは今オープンニングイベントとして、昨年グッドウッドで発表されたプライベート・コレクション「ファントム・シンティラ」が日本国内で初公開される。
この世界に10台しか存在しない精巧なこのビスポーク製品は、ロールス・ロイスの永遠のミューズであるスピリット・オブ・エクスタシーの優雅さ、躍動感、幻想的な美しさを表現したもの。
その仕様では、ギリシャの大理石彫刻「サモトラケのニケ(The Winged Victory of Samothrace)」にインスピレーションを得て、スピリット・オブ・エクスタシーが精巧なセラミック仕上げを施した。
エクステリアはビスポークのツートーン仕上げで、ボディ上部にはアンダルシアン・ホワイト、下部には「サモトラケのニケ」の由来となったサモトラケ島を囲む海の色から着想を得たトラキアン・ブルーが配される。
これは繊細なメタリックフレークが海面を照らす太陽光の輝きを模しており、手塗りのダブルコーチラインとスピリット・ブルーのホイール・ピンストライプが優雅さを増幅させている。
対してインテリアにも、先のスピリット・オブ・エクスタシーの表情豊かで躍動感のある姿にインスピレーションを得た、グラフィック処理で彩られた。
それは光沢のあるツイル生地仕立ての優雅なビスポークの刺繍、精緻なギャラリーのアートワークやスターライト・ヘッドライナーが印象的なモデルとなっている。
同時にショールームには、先鋭的なモデルも展示される。そのひとつはブランド初の完全電気自動車「スペクター」を大胆な視点で再解釈したブランド史上最もパワフルな最新モデル「ブラック・バッジ・スペクター」。
加えて世界屈指のスーパー・ラグジュアリー SUV「ブラック・バッジ・カリナン・シリーズ II」では、卓越した表現力と最先端の新素材、現代的なクラフツマンシップを取り入れた仕様車が配されていることから、これらを出逢うために訪問するのも一考だろう。
この新ショールームのオープンに際してロールス・ロイス・モーター・カーズでアジア太平洋リージョナル・ディレクター
を務めるアイリーン・ニッケイン氏 (Irene Nikkein)は、「関西の中心都市の大阪に最新のビジュアル・アイデンティティを採用したショールームを開設できることを大変光栄に思います。
このショールームは、ロールス・ロイスの卓越したクラフツマンシップ、革新的なスピリット、そしてビスポークの無限の可能性を体現しています。
ビスポークの真髄を追求し、パーソナライズされた究極のラグジュアリー体験をご提供することにより、ブランドの本質と比類のない魅力をお届けする重要な拠点となることを目指しています。
また、ロールス・ロイスとコーンズ・モータースとの長いパートナーシップに於いて、新たな一歩を踏み出す場所でもあります」と新拠点の意義と役割を説明した。
*(写真)ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋リージョナル・ディレクターのアイリーン・ニッケイン氏(左)、コーンズ・モータース株式会社 代表取締役社長 兼 CEOの林誠吾氏(中央)、ロールス・ロイス・モーター・カーズ 最高経営責任者のクリス・ブラウンリッジ氏(右)
これに次いでコーンズ・モータースで代表取締役社長 兼 CEOを務める林誠吾氏は、「コーンズ・モータースの60年以上にわたる自動車事業は、常にロールス・ロイスと共に歩み、輝かしい歴史を築いてきました。
世界に発信するロールス・ロイスの最新のビジュアル・アイデンティティを備えたショールームを、東京に続き大阪・御堂筋にも開設できることを心から光栄に思います。
2フロアからなる本ショールームでは、お客様が扉を開けたその瞬間から〝自分だけの一台を創造する楽しさ〟を提供致します。
ここはロールス・ロイス独自のビスポークのプロセスが感性を深く掘り下げる特別な時間となり、唯一無二の豊かな体験を紡ぎ出す設えとなっています。
ご来訪される全ての方に驚きと感動を与え、本質的な喜びを実感していただける空間です。我々はロールス・ロイス・モーター・カーズ本社と共に、豊かで新たなライフスタイルを、新たな拠点を介して提案してまいります」と述べた。
ロールス・ロイス・モーター・カーズ 大阪
所在地: 大阪府大阪市中央区道修町4-1-1
営業時間:10:00 – 18:00
定休日:水曜日
TEL:06-6476-8164
ウェブサイト: https://www.rolls-roycemotorcars.com/osaka/ja_JP/showroom.html