エッチ・ケー・エス（ HKS／本社：静岡県富士宮市、代表取締役社⾧:水口大輔 ）は、VTホールディングス（ 本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：高橋一穂 ）傘下の Caterham EVoLimited（ ケータハム／本社：英国ケント州ダートフォード ）が推進する新型EVスポーツクーペの開発プロジェクト「プロジェクトV」に於いて、試作車（プロトタイプ）に関わる開発・製作支援および技術協力を行うことを明らかにした。

上記「プロジェクトV」とは、予てよりケータハムがコンセプトとして掲げる “Pure.Simple.Fun.” というブランドDNAを継承する新型EVスポーツクーペの開発プロジェクト。

同プロジェクトの概要は、2023年7月の英国「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で世界初披露され、2024年及び2025年の「東京オートサロン」では、コンセプトカーが展示された。

また、そもそもケータハムは、上記「プロジェクトV」の推し進めるにあたって東京アールアンドデー（本社:東京都千代田区）と連携してプロトタイプの完成を目標に開発を進めてきた。

そうしたなかでHKSは、当該プロジェクト上でEVスポーツクーペに最適化した高性能サスペンションシステムの試作品を提供。車両の開発・製作を支援する。

加えて、ハンドリング性能および乗り心地の最適化に向け、⾧年培った解析・チューニング技術を投入して車両性能の更なる向上を目指すという。

なお、量産化に向けて開発・製作された現時点の最新プロトタイプについては、2026年1月9日（金）～11日（日）に幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」の「ケータハムカーズジャパン」ブースにて世界初公開される予定だ。

今回プロジェクトへの参画を決めたHKSは、1973年の創業以来、自動車用アフターマーケットを中心にエンジンパーツ、ターボ、マフラー、サスペンション、エアクリーナー、電子制御部品などハイパフォーマンスパーツを開発・製造・販売まで手掛け、世界中のクルマ好きに向けて提供。「チューニング」の文化を築き上げたリーディングカンパニー。

現在のHSKは、アフターマーケットで培った技術力を生かし、自動車メーカー向けの受託開発・生産で多数の実績を保持。近年は、高効率エンジンの研究開発や、バッテリー交換式EV トラック向けのバッテリーパック開発など、持続可能なモビリティ社会の実現に向けた取り組みも推進している。

そうした経緯からHKSは、当該プロジェクトへの参画を通じ、電動化時代のモビリティに新たな走りの価値を提供し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく構えだという。

会社概要
会社名：株式会社エッチ・ケー・エス（英文名:HKS Co., Ltd.）
代表者：代表取締役社⾧ 水口 大輔
住所：静岡県富士宮市上井出2266
設立：1973 年10 月
Webサイト：
HKSグローバルサイト： https://www.hks-global.com/
HKSオフィシャルサイト： https://www.hks-power.co.jp/