ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:竹川道郎)は12月11日、自社の地図API「ZENRIN Maps API」上で提供中のEV充電スタンドの満車・空車状況をリアルタイムで確認できる「EV充電スタンド満空情報配信機能」に、新たにe-Mobility Powerの約25,600口の情報を追加した。
*画像は、満空情報の地図上表示イメージ画像
これにより同APIは、現在提供中のエネゲート、日本電気、BIPROGYの情報と合わせて、約28,000口の満空情報配信が可能な国内最大規模のEV充電スタンドの位置情報サービス(加盟提携EV充電スタンドを含む総口数5,700口との重複あり)となる見込み。
「EV充電スタンド満空情報」の概要は以下の通り
ゼンリンは日本全国のEV充電スタンドの詳細な情報を調査・整備(2025年11月末現在、計38,367口の情報を整備)している。この情報はAPI形式でも提供しており、2024年からは複数の充電ネットワーク事業者の保有するEV充電スタンドの満空情報を一括管理し提供する機能を追加した。
当該の満空情報は、EV用のナビゲーションシステムに於ける満空情報を加味したルート案内や、新規設置場所を検討する際の満車率の高い地域の分析など、EVの普及に向けて重要な情報となる。
今回はe-Mobility Powerの約25,600口の満空情報を追加することで、ゼンリンが調査・整備する全国のEV充電スタンド情報の約73%を網羅することとなり、EV事業者へのより詳細な情報提供が実現する。同社では今後も充電ネットワーク事業者との連携を拡大し、EV利用者の満足度向上およびEV普及への貢献を目指すとしている。
関連資料
ゼンリン公式HPでEV関連事業の情報を複数公開
同社では、日本全国のEV充電スタンドの最新口数情報から、都道府県別の口数情報、位置情報、コネクタタイプなど、ゼンリンが保有する様々な情報や、EVを取り巻く環境が分かるコラム記事など様々な観点から充電スタンドの“今”を発信している。
「ゼンリンEVソリューション」特設サイト
https://www.zenrin.co.jp/product/category/automotive/electric/index.html![]()
【参考】ZENRIN Maps API
「ZENRIN Maps API」はゼンリンが提供する、多様な地図コンテンツや位置情報機能をWebサイトやアプリに実装するための開発ルーツ。物流・不動産・交通など様々な分野の課題に対し、同社は地図データを通した新たな価値の創造を推し進めている。
「ZENRIN Maps API」サービスページ
https://www.zenrin.co.jp/product/category/iot/api/index.html![]()


