T2（東京都千代田区、代表取締役CEO：熊部雅友）は、2027年度からのレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始に向けて、兵庫県神戸市の山陽自動車道・神戸西ICに近接する土地を活用し、高速道路に於ける無人運転と、ICと顧客の各物流拠点を結ぶ一般道での有人運転を切り替える拠点（以下「切替拠点」）を関西で初めて設ける。

切替拠点を設けるための工事は2025年11月に着工し、2026年2月に本拠点の完成を目指す。T2が国内の物流事業者として初めて設ける予定の神奈川県綾瀬市の「切替拠点」と併せて、自動運転トラックによる関東ー関西間の幹線輸送体制の確立を図る。

もとよりT2は、2027年度からのレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始を目指して、7月よりレベル2自動運転トラックによる商用運行を開始した。

そうした知見を得て今回はレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスで、高速道路に於ける無人運転とICと顧客の各物流拠点を結ぶためには、一般道での有人運転を切り替えるためにドライバーがトラックに乗り降りする拠点が必要であることに着目。

今年11月に神奈川県綾瀬市の東名高速道路・綾瀬スマートICに近接する土地を活用し、物流事業者として国内で初めてとなる切替拠点開設のための着工し（2026年2月の完成を目指している）、これに取り組んでいる。

神奈川県綾瀬市に設置予定の切替拠点の完成イメージ

神奈川県綾瀬市に設置予定の切替拠点の完成イメージ

これに続いて、更に今回T2は今年6月、上記の綾瀬スマートICから走破に成功した神戸西ICに近接する土地に、関西で初めてとなる切替拠点を設置する運びとなった。同拠点は2026年2月に完成する予定という。

切替拠点の位置づけ

工期の概要
着工：2025年11月
完成：2026年２月（予定）
所在：兵庫県神戸市西区見津が丘
総面積：約1,800m²
用途：
レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始に向けて自動運転トラックの無人/有人運転を切り替えるためのドライバーのトラックへの乗り降りおよび当該のオペレーションを検証するための実証など

本拠点の設置後には、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始に向けて神戸市と連携を強化し、本拠点と神戸西ICの出入口を結ぶ数百メートルの一般道まで自動走行できるよう実証に取り組む予定。

「切替拠点」設置予定地（地図はGoogleマップ*¹⁰より）

T2会社概要
本社所在地：東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 日比谷国際ビル １階
代表者：代表取締役 CEO 熊部 雅友
設立日：2022年8月30日
事業内容：自動運転システムの開発、レベル 4 自動運転トラックによる幹線輸送サービス事業、幹線輸送に付随した関連サービス事業、その他関連サービス事業
企業サイト：https://t2.auto/
公式X：https://x.com/t2_auto