住友ゴム工業は(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長:山本悟)は2026年1月1日より、マレーシア(大馬)・シンガポール(新加坡)・ブルネイ(文萊)に於けるタイヤ(航空機、冬用タイヤを除く)、チューブ、フラップの「DUNLOP」商標の独占使用権を、従来のサブライセンス先Continental Tyre Malaysiaグループから取得する。
そもそも住友ゴム工業は、今年1月に、欧州・北米・オセアニア地域で四輪タイヤのDUNLOP商標権等を取得した上で3月には長期経営戦略「R.I.S.E. 2035」を発表、今後の経営の中心にDUNLOPブランドを据えることを宣言していた。
そうしたなかで今回のマレーシア・シンガポール・ブルネイ地域でのDUNLOPブランドの販売事業を始動させるのに伴い、DUNLOPの新ブランドステートメント「TAKING YOU BEYOND」も策定した。
更に今後のコミュニケーションブランドについては「DUNLOP」に統一し、グローバル市場でのプレミアムブランドとしての地位確立を目指てしブランド価値向上に取り組む構えだ。
ちなみに上記のブランドステートメント 「TAKING YOU BEYOND」には、挑戦するすべての人々の可能性を広げ、その先へ導く存在であり続けるという想いを込めている。
これからは「挑戦を支える安心」「期待を超える体験」「限界への挑戦」という3つの提供価値を、全ての商品・サービスで体現し、革新的な体験を通じて世界中の人々にポジティブな感情を生み出すことを追求していくとした。
もとよりDUNLOPというブランドは、130年以上に亘って、世界初となる技術や商品を生み出し、常に挑戦を続けてきた。
その歴史の中で培った革新性と信頼性を礎に、同社は、DUNLOPブランドを経営の中心に据え、グローバルで統一されたブランドコミュニケーションを推進し、タイヤ、スポーツ、ライフスタイル領域を横断してブランド価値を高めていく。
また更にブランド価値向上の取り組みとして、プレミアム商品の展開に加え、モータースポーツへの積極的な参入や、テニスやゴルフなどスポーツの持つアクティブなイメージによるブランド好意度の底上げ、高付加価値商品による社会課題解決などを通じて、ブランドの信頼を確かなものとしていく構え。
そのためにも欧州を起点にブランド発信力を高めるための新たな拠点づくりや、顧客との接点を広げる取り組みを進め、グローバルでの存在感をさらに強化。
プレミアムブランドとしての地位を確立していきたいと結んでいる。なお、社名については「住友ゴム工業株式会社」からの変更はないと結んでいる。
