スズキ(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏)は先の5月23日、部品の供給不足に伴い、相良四輪車体工場に於ける「スイフト(SWIFT / 但しスイフトスポーツは対象から除かれる)」の生産停止としていた期間を更に延長した。
これにより生産停止期間は、先の5月26日~5月30日、6月2日〜6月5日に続き、6月9日~6月12日までとなり、通常稼働の開始は16日となる。
生産活動が一時停止となった理由は、車載モーターに使われる中国製レアアース(希土類)の輸出規制の影響で部品供給が滞ったと見られるが部品調達の目処が立ち、ようやく生産再開となる見込み。
生産停止・生産再開の目処が立った詳細については、現段階で国内自動車メーカーでもスズキだけの状況であることから未だ明確ではないものの、純粋な内燃エンジンを搭載しているスイフトスポーツが停止枠に含まれなかった背景も、このあたりにあると見られる。
なおスズキでは、「かねてより発生しておりました部品供給不足により、一部機種の生産を一時停止しておりましたが、部品供給の目途が立ち、下記の予定となりましたのでお知らせいたします。
このたびは、お客様ならびに関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と結んでいる。