IDOM CaaS Technology、創業5年で売上50億突破 事業表現を刷新

中古車のガリバーから誕生し、「乗りたい、を叶える。乗れない、をなくす。」をミッションに掲げる「ノレル(NOREL)」を運営するIDOM CaaS Technology(ICT/本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山畑直樹)は、「創るのは、カーライフの一歩先。」をコーポレートビジョンに掲げ、7月14日にコーポレートサイトを全面刷新した。

2020年4月、IDOMから分社化して誕生したICTは、「マイカーライフを、すべての人に。」というビジョンのもと、多様なサービスを展開してきた。

これまでに、短期乗換を前提とした「マイカー・トライアル」や、社会的信用の壁を乗り越える「与信育成モデル」、それらを統合し、あらゆる人の乗りたい、を叶え、乗れない、をなくす「ノレルGO」など、誰もがクルマにアクセスできる社会を目指し、事業を拡大。

その結果、累計提供台数は2025年7月時点で43,000台を突破し、現在も契約数は増加を続けているという。

一方で、経済の変化やライフスタイルの多様化が進むなか、クルマと人の関係性には、まだ見ぬ可能性があるともいう。

そこでICTは、移動がもたらす「自由」と「選択肢」を再定義して社会に新たなカーライフの価値を提案するべく、コーポレートサイトの全面リニューアルを実施した。

リニューアルのポイント

(1)クルマの生涯価値
クルマが生涯に渡ってもたらす資産価値を捉え直す。例えば1台のクルマを、1人でも多くの人が乗り換えたり、シェアすることでできるなら。1台のクルマが果たす役割は何倍にも膨れ上がり、1人あたりのコストはもっと下げられる。同社はクルマの“生涯価値”を高めることがドライバーの幸せに繫がるとしている。

(2)ドライバーの信頼価値
まずは全てのドライバーを信じることからはじめる。クルマを通じて取得するパーソナルな情報をもとに、どこまでもフェアにドライバーと伴走しながら、今よりも幸せなカーライフを叶える。

(3)方法論の刷新
for Car:残価 TECH(クルマ残価のAI未来予測)
ガリバー事業による膨大なビッグデータにより、全ての車両の残価を正確に予測。それによって、ドライバーのニーズに合わせたベストな“売り時”や“乗り換え”を瞬時に提示する。

(4)for Driver:与信 TECH(ドライバーの独自与信指標)
独自開発による指標でドライバーの信頼度をスコアリング。過去の信用に関わらず、クルマの提供を実現させる。更に信頼を積み上げる毎にドライバーへ還元することで、「乗れば乗るほど得をする」新たな乗り方を可能にする。

(5)コンテンツの拡充
今回のコーポレートサイトの全面リニューアルでは、情報の構成や表現の刷新だけでなく、企業の信頼性・サービスの理解促進・採用強化の観点から以下の主要コンテンツを拡充した。

・About(会社情報)
企業としての信頼性と透明性を高めるため、「会社概要」「沿革」「累計提供台数の推移」などの基本情報に加え、 弊社代表による、ICT創業の背景やこれからのビジョンを語るメッセージを記することで単なる組織紹介にとどまらず、「なぜこの会社が存在するのか」を社会に対して伝える。

・Alliance(協業サービス)
法人向けパートナー開拓の強化を目的に、ICTが持つ独自テクノロジーとオペレーション力を他企業と連携する形で提供可能であることを明示するページを新設した。

当該ページではICTが提供できるサービス例を整理が整理・明示されており、与信TECHを活用した新たな契約スキーム構築の支援や、残価TECHを活用した車両管理オペレーション支援などの具体事例を紹介している。

・Career(採用情報)
「人と向き合うカルチャー」を強く打ち出す採用ページへと刷新し、ICTという組織の中身を立体的に伝える構成とした。
「カーライフも、あなたのキャリアも、一歩先へ。」という採用メッセージに基づき、ICTでの働き方がイメージできるようなコンテンツを盛り込んでいく。

今後の展望についてICTは、「今後も、すべての人とすべてのクルマに、可能性は眠る。という信念のもと、テクノロジーとファイナンスを融合させた新たなカーライフの提供を目指してまいります。​また、ユーザーの皆様とのコミュニケーションを大切にし、さらなるサービスの向上に努めてまいります」と結んでいる。

会社概要
株式会社IDOM CaaS Technology
所在地 :東京都渋谷区神南一丁目19番4号
設立 :2020年4月
代表者 :代表取締役社長 山畑 直樹
事業内容 :CaaS事業(カーリース事業、レンタカー事業、カーシェアリング事業)
会社HP:https://idomcaastechnology.co.jp/