商船三井、食を通じた社会貢献でタンザニアを支援

商船三井(本社:東京都港区、社長:橋本剛)は6月4日、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalのアフリカ・アジアの子どもたちに給食を届ける活動に賛同。自社・社員食堂「ライン虎ノ門」(運営:商船三井興産、本社:東京都中央区、社長:中島孝、)にて「MOLサラダ」を寄付型メニューに取り入れた。

上記、TABLE FOR TWO Internationalは2007年10月設立。“TABLE FOR TWO(TFT)”を直訳した「二人のための食卓」の意味を込めたという。つまり先進国と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトだ。

従って社員食堂や店舗でTFTメニューを購入すると、代金の一部が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントすることができる仕組み。

現在、企業や官公庁、大学、病院など約700団体が参加しており、東アフリカと東南アジアの5カ国(ケニア 、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、フィリピン)を中心に、学校給食の提供、そして菜園・生産性向上プログラムの支援を実施。累計支援給食数は1億1000万食以上にのぼるという。

これに倣い、商船三井でも社員食堂でメニューを購入すると、代金の一部が寄付となり、開発途上国の子どもへ給食1食分をプレゼントすることができるという趣向。4~5月までの2か月間で、グループ役職員により多くの利用があり、その結果としてアフリカ・アジア等開発途上国の子どもたち3,117食分の給食寄付を実現した。

同社は2024年より当該活動に参加。グループ役職員にヘルシーメニューとして人気の高いMOLサラダを対象メニューに追加した。

社員からは「よく利用するメニューが社会貢献の対象になったのは嬉しい」「社会貢献活動が身近に感じられるようになった」などの声が寄せられている。

商船三井は、企業の成長と持続可能な社会を両立させるサステナブルアクション「BLUE ACTION MOL」を推進し、この言葉に社会貢献活動を推進する意思「for ALL」を込め、商船三井グループの社会貢献活動を「BLUE ACTION for ALL」と設定している。

この活動は、その中で「地域課題解決」にあたる取り組みとなりる。同社では今後も、社員が気軽に参加できる寄付活動として寄付型メニューを継続し、開発途上国の子どもたちの支援に繋げていくと話している。